オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「Always 続・三丁目の夕日」

2007年11月29日 01時03分22秒 | 水曜日は映画の日
出演/吉岡秀隆、小雪、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、もたいまさこ 他

今月は行かないかと思ってたんだけど、ひょい、と時間が出来たので見てきました。(勿論水曜日にね!)

1作目よりも少し時間が進んで、こっち(現代…現在?)に近付いた分、なんだかなー、こう、ぎゅっとくる感じみたいのが薄れた気がするなあ。ノスタルジーというならそれはそれで極めといてよ!みたいな…それが前作だったんだろうな。
のっけから茶川先生ンちに引き取られた淳之介くん、危うし!みたいな展開で、えーなにいきなりかい!その展開の速さもなんだかなー、の一因かもしれない。
それに、当たり前だけど子役がみんな成長著しくってさー!
ハリーポッターも(特にハーマイオニーちゃんあたりが)えらいことになってますが、三丁目のガキ達も例外ではなく、淳之介くんなんて、声がもう、ハスキーで(元々ちょっとハスキーだったけど)低くて、えらい渋いことになってますよ!そんでもってランドセルですよ!!無理!無理だから!
今回もそこかしこにゲストがいっぱいで、ちらっとしか映らなくても嬉しい限り。
ざっと列記しておくと、貫地谷しほり(いまや時の人だねえ)、上川隆也、手塚理美、渡辺いっけい、浅野和之、あと、前作にも出てたピエール瀧がちらっと出てきた、まるでまちがいさがしのように(そんな失礼な!)。
泣き所はいくつかあるけど、やはり淳之介くんがらみのシーンだったなあ。ヒロミ(小雪)がらみではなく。…やはり親の視線でしか見られない…、もう男と女が云々、てのには疎くなったのかも…あわわ。
細かい笑い所もそこかしこにあります。いちいち覚えてないけど、分かる人には分かる、ほんとにちっさい笑いです。ささやかな、ひそやかな。

今回、印象深かったのは、作家って苦しい稼業だよね、てことでさ。いやそれをおいらが言ってどうなんだ、てのは置いといて。で、茶川先生みたいに、周りの人たちに愛される作家、てのはいいよなあ、てことも。
話の展開としては劇的な変化、みたいのはなくて(あ、いっちゃった)、まあそこそこ収まるべきところに収まって、ハイ、お疲れ様、みたいな(実も蓋もないよ…)。でもその、予定調和っちゅーのが良かったりもするし。
ただ、前作ありき、の本作で、なんていうか、ほんとに「続」なんだなって思いました。続、というよりも、前作のはほんとはここ(本作)まで作りたかったんだけど、俳優のスケジュールだの予算だのなんだの、の調整がうまくいかなかったんで、2本に分けましたー、みたいな感じ。
まあ、何を言っても、この映画の役を「ライフワークです」と言い切ったもたいまさこの存在感がすンごいよ!画面の端に映ってても見逃しちゃダメだよ!

にしても。
一番泣いたのが、この映画が始まる前に見る、「マリと子犬の物語」の予告編だった、てのは、どうなんですか、オレサマ!!!アリですか、それ!?

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