オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「SWING GIRLS」

2005年11月06日 00時41分38秒 | 水曜日は映画の日
「SWING GIRLS」
 出演:上野樹里、平岡佑太、竹中直人 他


ああ、これまた「ながら」で(見るつもりはなかったんだけど)見始めたら、やめられなくなっちゃって、結局最後まで見てしまいました。なんだろ、最近こういうパターンが多いなあ。ほんとはこの映画、「ながら」じゃなくてちゃんと見たかったんだけど、まあ、いっか(ええんかい)。

上野樹里ちゃんて、アレでしょ、NHKの朝ドラ出てたんだっけかな。いやおいらは見てませんが(←!)。
最近だと「エンジン」ですか、キムタクが出てたやつ。あれの育児施設?にいる一番年長のクールな高校生役。あと、歯磨き粉(って言わないよねー、今!)のCMに出てる。
おいら「エンジン」での、ちょっと斜に構えた(拗ねてる、とも言う)感じが可愛くって好きだなーとか思ってたんですが、この映画でのぶっ飛ばし(笑)っぷりは最高です。んもう、素敵すぎる!断然可愛いよ!いいよ!
あと名前は存じませんがペット(=トランペット)の子も可愛かったなー。ドラムの子も良かったなー、プチ久保田磨紀キャラ(「大奥」で「美味でございますぅ」ってやってる人)っぽくて。
あとねあとね、エリート集団の吹奏楽部員の一人(メインキャラっぽかったから部長だったかも。そのへんちゃんと見てなくてな)が高橋一生くんでした。これ見て、あの「I.W.G.P」の和之だったかな、ずっとひきこもってたマコトの同級生でその後スペシャル版ではインターネットカフェの店長やってた、すさまじい長髪のメガネくん(笑)だと気がついた人はいるんだろうかなあ?

矢口監督でしたか、この方が、えーと、「WATER BOYS」の監督で、映画のノリっていうかおおまかなストーリーも、まあ似てたような感じするし、竹中直人に至っては同じような役回りで出てたし、そういう意味ではレンタルで充分だと思っておるわけですが(さらっと書いてはみたものの、失礼だよね)。

が。

このノリは、たアまりませんよーーーー!うっわー、サックスかっけーーー!(注:恰好良い、の意)
おいらは中学の頃に吹奏楽部に所属しておりまして、フルートなんざ吹いておったわけですが、元々はアルトサックスが吹きたかったんです。だって恰好良いじゃないですか、サックスって楽器の見た目が!あんな上にも下にもウネウネって曲げた楽器をですね、首から提げるんですよ、そんでまっすぐ構えないで体の斜め方向ちょい後ろに、その下に曲げた部分を出すように構えるんですよ、そうすっと自然、首なんかもちょっとかしげるように曲げるんですよ、吹く時に。
なんてまあ、雰囲気ある楽器!
おいらの兄がこれまた吹奏楽やってましてね、ええ、コンクールだ文化祭だって何度か見に行ったんです。その時に、もうね、一目ボレ。なんだあの金ピカのウネウネした楽器は!って。当時小学生だったおいらは、中学行ったら吹奏楽部入って、絶対サックス吹くねん!て決めてました。(が、兄の一言であっさりフルートに変更するあたりが、なんとも根性のないことで。とほほ)(おいらはお兄ちゃん子でしたから、ある時期、兄には絶対服従でした。いや勝手にそうしてただけです。)
いやー、だからでしょうね、今でもサックスに対する思い入れは強いです。やりたいです。太棹の三味線(津軽三味線)とどっちがやりたいか迷うくらい。ってそんなたとえじゃ分からん、て。

まあとにかく、ストーリーはまったくの予備知識なくても見られます、単純明解。
それよりも何よりも、全編を通して流れるジャズのスタンダードナンバーが、もう、もう、もう(落ち着け)!うわーもー足踏みますって。頭振りますって。指で机なんか叩いてますって。しまいにゃ首(顔)を前後に揺すってますって(それじゃレゲエだよ)。
ジャズっていうか、こういうバンド編成の曲は、吹奏楽でもやるんです。それ用に編曲されたんがあります。実際、この映画に流れた「A列車で行こう」とか「SWING SWING SWING」などの曲は、おいら兄のいた吹奏楽部で聴きました。かっちょいー!としびれまくりました(当時中学生でした)。
だから映画でそういう曲が流れると、もううずうずしてたまらん。じっとなんて出来ません。黙ってなんかいられません。
良かったよ、これ映画館で見なくて。こんな状態じゃ騒々しくって傍迷惑なだけの客ですから。

あー、楽しかった。

(追記)
そういえば、日テレ系の水曜日の、所ジョージの番組でもいつぞや吹奏楽部を特集してましたな。なんだい、ナニゲにブームなのかい(おいらは疎いよ)。

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