オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「ばいばい、アース」

2007年10月27日 23時30分43秒 | ほぼ、文庫本
ばいばい、アース/冲方丁/角川文庫

まずね、この作者名が読めませんって!!
知ってる人は知っているだろうけれども、知らない人のために。
うぶかたとう、と読むらしいですよ、ええ。
変換しても出てきませんから、手書きで認識させて探しましたって!

で、この表紙。
これじゃまるでアナタ、電撃文庫とかなんか、そういう本みたいでしょ。
いや、おいら読みませんけどもさ。
角川文庫ですよ。一般の文庫ですよ。(ま、角川だってところが、らしいと言えば言えなくもないけども。)
…なんでおいら買っちゃったのかなあ。
多分、ちょっと前に「三省堂京都店」のブログで紹介してあったからかな。
あれだ、サブリミナル効果ってやつで(ほんまかい)、売り場に行ったら
ついつい角川文庫のとこに行ってたんだよ多分。
しかもその売り場ってのが、まさに「三省堂京都店」だもの!
JR京都駅の地下1階にありますので、結構ちょこちょこ行ってますよ。
て、いやだから、いいのそんなことは。

とにかく買っちゃった。
買った以上は読まなくちゃ。とりあえず一回は。

てことで木曜日あたりから通勤時に読み始めました。
どうやら全4巻(なんだってー!?)らしいので、本の感想は免除、てことで。
一つだけ言うなら(言うんだ)、ベルの養父母と再会するシーンがきゅっときた。

ハイ・ファンタジーってなんだよ。
上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズには「アジアン ハイ・ファンタジー」ってついてたしな。(書店の手書きPOP広告)
ファンタジーのハイクラスってことか?いや知らんけども。
なんかちょっとこう、「上質な」ファンタジーかな、と思ってたんだけど。
(いやまああの表紙でそういう期待をするのもどうかって話だよね)
んー、がっつり作り込まれたファンタジー、て感じがしました。いちいち設定が細かいし。
慣れないおいらは、多分、ものすごくすっとばして読んでると思う(だから感想もまともに書けない)。
でもな、こういう話ってな、それをそのまま、こう、あるがまま?に受け取るしかないじゃないかと。
たとえば動物を花ていうのは、どうなんだとかさ、式(演算式ね、式神でなく)だのスペルだのってなんだとかさ、
それを一々、英和辞書で英単語ひいて訳して読む、みたいな作業をしてたら
話の本筋が全然読めないので、分からないとこは分からないまま、とにかく進む!
なんとなーく想像できたらしめたもの、そのイキオイでとにかく読め、読め、読めー!!
で、ようよう1巻を読み終わりました。
途中ですから、感想は割愛します、さっきも書いたけどさ。
少女、剣、魔法、人と化した動物(でも人じゃないよ)、旅…。
ファンタジーの定石?定番?お約束?(えへらえへら)
どうやら毎月続編が出るらしいので、こうなりゃ揃えます(泣)し、苦笑いしつつ
没頭して読むんだろうなと思われます。
ゲームのような小説、も、ここまでがっつり作り込んで、それを逃さずがっつり書き込む力は凄い。
ここまで来たら、そりゃ一般の文庫本として出版もされようぞ、てなもんで。
…え?喧嘩売ってる?
何をおっしゃいますー!?褒めてるんですよ!

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確か (そうむらさき)
2007-10-28 13:51:05
ハイ・ファンタジーというのは日本語で言うと「異世界ファンタジー」が一番近いイメージだったと思います。
いわゆる剣と魔法の世界が圧倒的に多いですが。
指輪物語とかナルニア国物語とか、ああいう感じですね。
(私が同人誌で出した話もこっちになります)

これに対し、ロー・ファンタジーというのもあって、現実世界に妖精や幽霊や超能力者が関わるという話ですね。
電撃文庫あたりの最近のライトノベルには、こっちの方が多いです。
返信する
なるほどー! (すぎねえ)
2007-10-29 00:24:50
そうさま、ありがとうございます。
ていうかその前に、お久し振りですー!!
ご教授賜りまして恐縮至極。
いやもう、その路線には疎くって。その割に昨今の流行なんだか、単にタイトル買いが功を奏しているのか(はたまた大外れか)、その路線の話が増えつつあるマイ文庫本。
なるほど。異世界か。ああそう言われると一言で納得できる。
世界が異なるわけだから、言ってしまえば、なんでもあり、なんだな。
そうか、さらにライトノベルってのはそういうものか。
いやー、いろいろ勉強になります。
ほんとに、勉強の種、は世に尽きないと思い知らされます。勉強にも、いろいろあるからね!
返信する
いえいえ (そうむらさき)
2007-10-30 00:17:15
お久しぶりです~。上の書き込みを書いてから、何か懐かしくなって、うちの洋子の話を色々読み返してました。

昔の作品も含めれば、ライトノベルには、ハイ・ファンタジー的なものも本当は多いんですけどね。
最近あんまり人気がないというか、特に男子向けではいまいちみたいです。
逆に女の子向けの方に、ハイ・ファンタジー的な作品が増えてきているみたいですね。
狭義の「剣と魔法」の世界に限らず、中国風なのとか色々あります。
ちょっと古いですが、十二国記が特に有名ですね。
返信する
うぁあー… (すぎねえ)
2007-10-30 00:46:22
洋子ちゃんですか!!(まだちゃん付けだし)
いやーもー、なっつかしぃー!!
彼女は元気なんでしょうか。まだぼかすか、生傷が絶えないんでしょうか。彼女の師匠(!)は相変わらず目つきが極悪(!)なんでしょうか。わはは!
あー、こう書いてるとほんとにご無沙汰しっぱなしなのがよく分かる…、そして、よく、WEBでは読みにくいからプリントアウトして紙で読みましたー、とか言われたのもよく分かる…。
久し振りに、彼女達に会いたくなりました。
十二国記。アニメでありますよね。
続きものだったので、今更途中から見られないや、と断念しましたが…
返信する