オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

京都外大西VS関西

2005年08月14日 00時26分57秒 | 過去ログ
今日の第三試合!見た?(って誰に聞いてるんだか)
もう、こういうのがあるから高校野球って!やめられないの!見ちゃうの!
それでも今年は平日仕事に出てる分、ちっともリアルタイムに見られないから、それほど思い入れも込められないんだけど、それでもやはり、地元校は応援してしまうあたりが正統派高校野球ファン(ほんまかい)。
なんたっておいら、高校野球は小学生の頃にはちゃんと見てましたからね。小6の夏には地元の公立高校が甲子園に出てさ!応援にいきましたってばよー、甲子園のアルプススタンドに。地元商店街(と高校のOB会やらPTAやら何やら)で仕立てた貸し切りバスで。ちなみに初戦は勝ちました(対金沢)が、その次の試合で、当時一年生だった天才投手・荒木大輔にぴしゃりと抑えられて負けました。

で、今日の第三試合。
まあそんなわけで、なんだかんだ言っても、夏になると高校野球が気になるおいらは、テレビが見られなくても携帯でちょこちょこ途中経過を見るんですよ。
今日も出先でしたが、ちらちらとチェックしてましたんですよ。
そしたら地元の京都西が2-0でリードしてまして、余裕かまして家でテレビつけましたら、6回の攻撃の最中。スコアは3-9で負けてる。ま、負けてる?しかも3-9?いつの間に!!
しかもその後の攻守一回りで4-10。8回の攻撃に入る時点で6点差。…正直、ああここで敗退かなと思いました。思いますってそりゃ。
でもおそるべし、高校野球。野球は最後の最後の最後まで何が起こるか分からないんです、やはり。甲子園には気まぐれな勝利の女神が棲んでいて、絶対に彼女の機嫌を良くした方が勝つようになってるんです。高校野球には独特の「気」の流れというものが、ほんとにあるんですってば。
6点差を2点差にしたところで、まだ負けてる。それでもなんとなく、あ、これはいけるかも、って気分になるんだもん。いや見てる方が勝手に盛り上がっちゃうだけかもしれないけどさ、でも見てる方にそういうのが伝わるってことは、やってる方はもっとそういうのが満ち溢れてるに違いない。いわゆる試合の流れってやつですか。
ランナーを置いて2アウトになったところでも、まだ、これからだって、とか思うのは、地元であるという贔屓目だけじゃないんですって。なんか、あるんですって。
それでもさ、確かにそこから2点入れて同点にしたけど、相手は逆転勝利で甲子園に出てきたところなんです。そういうジンクスもものすごい影響するんです、高校野球。ほんとに、どっちに転ぶか分からない。しかも、相手の攻撃は裏なんです。こっちが同点にしたところから2回攻撃のチャンスがあるんです。それでもそれでも、同点にした時、あ、これは勝ったぞ、とか思ってしまうんです。
8回裏の相手の攻撃を0点に抑えたあたりから、おいらはすっかりいけるいける!いてまえー!なノリです。
甲子園でもきっとそうだったのでしょう。女神はすっかり京都西についたのでしょう。9回表に2点を入れて、リードしたですよ!2イニング前には6点差で負けてたのに、ですよ!
で結局、12-10で勝ち上がってしまったわけですよ、京都西。
高校野球って、これだから面白いんです。ブラボー!ワンダホー!マーベラス!!

すっかり折り返してしまった夏休み、かつて夏休みがあった時の名残で(今は夏休みなんてないからな!)なんとなく物足りなくなってしまうこの時期、ゆく夏を惜しむかのように、やはりやはり、高校野球にどっぷりがっつり浸ってしまうのです。

追記)ビミョウに記憶違いな記述があったので、こっそり直しました。てへへ。

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