届いた賀状には
「今年もアベシンゾウなぞに負けず、文字通り、生き生きと生き抜きましょう !!」
と添えられていました。みんなが、福島原発事故3周年を前に、そして特定秘密保護法強行採決に新たな「立ち向かう」抱負をこめて、一年の計を胸に刻んで、特別の想いで今年の1日目を過ごしたはずです。
写真は1月1日15時30分渋谷駅ハチ公前:「被ばくから子どもたちを守ろう」街宣の写真です。初詣から渋谷に繰り出した人波の中で、マイクが訴えるハチ公前は”場違い”のエアポケットのような空間でしたが、懸命に訴えるスピーチの姿を心にとめた方は決して少なくないはずです。「福島および高線量地域の子どもたちを安全な場所へ避難させよう」「除染の前に避難。子ども、乳幼児、妊婦を被ばくから守ろう」「日本全国の子どもたちに、出来る限りの被ばく対策、安全措置を」・・・・・
国(文科省)は、2011年3月11日の福島原発事故以来、それまでの被ばく許容限度値1㍉シーベルトを20㍉シーベルトに引き上げ、「1年間に被ばくする放射線量は20㍉シーベルト以下であれば、健康上大きな問題はない」と避難者の帰還基準、汚染地域の除染基準をまとめようとしています。年間20㍉シーベルトなどという許容限度を定めている国は世界のどこにもありません。年間20㍉シーベルトという数値は、放射線技師ら放射線管理区域で作業に携わる従事者の年間平均5・2㍉シーベルトをも4倍するはなはだしい被ばく線量です。放射線管理区域とは、そこで飲食や睡眠もできない区域です。そもそもこれまでの「年間1㍉シーベルト」だけでも、「毎秒1万本の放射線が身体を被ばくさせる惨害を蒙るものです。国と福島県がやっていることは、命の危険、将来の健康被害の危険を無視して、危険な放射能汚染地域に福島県民と子どもたちを引き戻し、とじこめ、きりすてる以外の何ものでもありません。何のためか。命や健康被害よりカネが大事だ、原発政策維持が大切だと言うのです。国際的な原子力マフィァの集まりであるIAEAは、被ばく許容限度や除染基準、防護基準は、医学的見地からだけでなく、国の財政や経済政策から決めるべきで、福島原発事故に関して言えば、「20㍉シーベルトが妥当」と言い切っています。
原発事故から2年半を経過した時点での福島県の児童21万6809人の検査で確定された小児甲状腺がんは現在までに26名、疑いを含めると59名に達しており、100万人に1~2人とされている小児甲状腺がんの発生率をはるかに上回る多発を示しています。そのテンポはチェルノブイリ原発事故の場合よりも急速です。しかも実施されている検査は放射性ヨウ素、放射性セシウムに関するものだけであり、ストロンチウムなどその他の核種に関するリスクは完全に無視されスポイルされています。チェルノブイリでは、甲状腺がん、白血病、・・・・と経年経過に伴い、被ばく症状による健康被害は累増し、事故後25年を経過した今、ウクライナやベラルーシで健康な人々は国民のわずか2割です。
《185臨時国会で山本太郎参議院議員が福島第一原発事故による放射能汚染と被ばくに関して提出した質問主意書と政府答弁が、参議院HPの質問主意書情報で、ごらんになれます。列記すると以下の通りです。》
◆放射線被曝防護に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185021.htm<o:p></o:p>◆放射線量等分布マップ(放射性セシウムの土壌濃度マップ)に関する質問主意書http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185030.htm<o:p></o:p>
◆「東京電力福島第一原子力発電所事故における初期内部被ばく線量の再構築」に関する質問主意書 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185031.htm<o:p></o:p>
◆放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律及び今後予定されている環境関連法令の改正等に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185063.htm<o:p></o:p>◆東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故による被ばく者の健康調査に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185064.htm<o:p></o:p>◆放射線被ばく環境下における居住に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185079.htm<o:p></o:p>◆東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により放出された放射性セシウム以外の放射性核種に関する質問主意書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/185/meisai/m185089.htm<o:p></o:p>福島原発事故からまもなく3年、私たちは、未来をあきらめなければならないのでしょうか?冗談ではない。福島県民や子どもたちには何の咎もありません。原発いらない、原発を再稼働させたり新設したりはしないーこれは当たり前です。いまなすべきことは避難であり、被ばく医療であり、保養であり、補償です。その権利を認め、国と東電のすべてを投げ打っても保障することです。
だがこの国の政府と電力会社がやろうとしているのは真逆です。1月6日までに政府の「原子力を基幹電源とする新エネルギー基本計画」へのパブリックコメントへの応募意見を出させ、「国民の意見は聴いた」と原発再稼働を閣議決定しようとしています。特定秘密保護法案の強行採決の際の手法です。パブリックコメントで8割の反対、僅か1割の賛成、わずか2回(福島、さいたま)の公聴会で全部「反対・慎重審議」でも、手続きは踏んだとして強行しました。
福島の人々、福島の子どもたちの身になって、私たちと子どもたちの未来を賭けて、声を大にして叫ぶべき時、それは今です。福島と子どもたちの命と未来を犠牲にして「日本を取り戻す」(安倍首相)など断じて許してはならない!あきらめてなるものか!3・11を忘れてなるか!《ふくしま》の怒りはおさまらない!福島と心をひとつにして、命の叫びをあげよう!
///////思いをともに、2014///////////////////// 以下、転載 /////////////////
???????火炎瓶テツさんの火炎瓶テツ?@tetsu_molotov から
火炎瓶テツ?@tetsu_molotov元旦の朝。地面には霜柱。板の様に凍った落ち葉。 pic.twitter.com/Lz8xaPo5Ww
火炎瓶テツ?@tetsu_molotov【謹賀新年】2014年、色々待ち構えている新年は明けましてもおめでたくも糞も無いので皆で精一杯おめでたくして参りましょう。本年も宜しく御願い致します。 火炎瓶テツ
火炎瓶テツ?@tetsu_molotovあえて今年を振り返らない。全ては現在進行形。殊に有り難く無い事柄ばかりが。それらに抗う事も現在進行形。終わっても始まってもいない事ばかりに囲まれて、個人的には振り返る気分には到底なれない
???????山本太郎さんのブログから
新年を迎えたからと言って、何かが急に変わる訳じゃない。
刻一刻と迫る被曝による影響や、大企業の利益を守る為の「人間の切り捨て」に対し、722分の1の国会議員として、間抜けな程ノンビリと進む国会内で焦りながらも、皆さんとの横の繋がりをより強く持ち、圧倒的多数派にプレッシャーを掛けて行くだけだ。
でも急がなきゃいけない状況の中で、すぐに物事は動かない、と言う 永田町の当たり前を、身を持って経験できたことは貴重だった。
ハッキリした事は、国会内では金にならないことは殆ど見向きもされないという事。
命に関わることでも「直ちに影響ない」という事なら、平気で無かった事にされてしまう。
卑しさの塊のような集まりが、国権の最高機関なんて笑えない。
その中で空回りしすぎた自分がいたことも事実。
2014年は一歩いっぽ、踏みしめながら、大切に生きるぞ。
2013年に受け取った1番大きなMessageは、
皆の力が集まれば、どんな事でも出来るって事。
だって山本太郎が国会議員になったんだもの。
皆が本気になれば、選挙でもひっくり返す事が出来る、と証明できた。
この一年で10年過ぎた位の経験を積ませて貰った。
濃い濃い一年だった。
ネガティブキャンペーンを張られても、不思議と大きく落ち込む事はなかった。
無所属でたった1議席しかない僕を潰そうと躍起になる勢力があるなんて、素敵じゃないか。
そんなに恐がらなくてもいいのにね。
恐れられているのは山本太郎でなく、山本太郎を国会議員にまで押し上げた市民の力なんだけどね。
芸能人をやっていた時に、言われの無い誹謗中傷の嵐を受けたならば、立ち上がるのに随分時間が必要だっただろう。
でも、今は違う。
足を引っ張られれば引っ張られる程に燃えてくる。
どうして?
自分にはやるべき事があるから。
皆と約束した事があるから。
それを達成するまでは、潰れられないんだよ。
参議院選のときのような集中した力が出せれば、どんな事でも変えられる。
今はその絶対数が少ないだけ。
現状を認識出来ていない人たちに知って貰おう。
一歩踏み出せていない人の背中を押そう。
数を増やして皆でプレッシャーをかけよう。
大企業や経済団体の御用聞きに成り下がった政治家や、反対勢力という名の既得権益に生きる議員を本気にさせるのは、皆さんの声だ、力だ。
秋の国会が「秘密保護法国会」になり大紛糾したのは、皆さんが動いたから。
大きな声が上がらなかったら、メディアもスルーしていただろう。
結局、法案は強行採決されたけど、監視し、声をあげ圧力をかけ続けよう。
先々、議席が入れ替われば廃止できる。
でなきゃ、国や、企業の奴隷にされるような未来はすぐにやって来る。
多国籍企業の究極の金儲けは戦争。
戦争にならなくても、緊張状態を作り出せば、商売になるもの。
だからこそ耳触りのいい言葉を駆使しながら、戦争出来る国に変えられるよう、着々と準備は整えられている。
このままでは、あなたが、あなたの大切な人が戦場に引きずり出されるのも、それ程先の話ではないだろう。
この国を大企業に売り渡す規制緩和を次々に進め、既得権益を守るために原発事故の影響も隠蔽する者たちがこの国をコントロールしている。
でも、強行採決やるような勢力が余裕だなんて思わない。
ビビりながらやってるよ。
この国に生きる者たちの幸せや権利を叩き売っている事実は消せないから。
人は騙せても、自分自身は騙せない。
愛国者の振りをしながら売国に精を出す、悪魔に魂売った様な政治家でさえも、国中から批判の声が上がればスタンスを変えるしかない。
変えなきゃ、政治家続けられないのだから。
一番の権力者は、企業でも政治家でもなく、あなただ。
それを確かにする為にもあなたから、沢山の人たちを賛同者に変えるアクションが必要。
あなたには力がある。
この世界を変えるのはあなた。
2014年は、大切な一年になる。
泥舟と化したこの国が沈む前に、何とか岸に着ける為に、あなたの力が必要です。
今年こそ、よろしくお願いいたします。
山本太郎