表面をカリッと焼きあげ、中はふんわりとした
「チジミ」を美味しく焼くコツってものはあるのか? ご存知の通り、あまり厚く焼くと美味しくなり難いし、最初は薄めに焼き上げることを目標にする。決して欲張った末に生地や具を多めに混ぜ込まないようにご注意・・・・とは言ってもクレープのように薄く焼くのも旨味に幅がないときた。
では、どうすれば本場のチジミのように焼けるのか? ここは材料からも検討してみることにしよう。「
小麦粉50%」に対して、「
上新粉(白玉粉でも可)50%」なければ「片栗粉」を代用して混ぜあわせ、多めのごま油を用いて焼く。この決め事を厳守すれば、表面はカリッとして、中はモッチリしたチヂミになるだろう。厚さは、お好み焼きのヘラで押し付けて、薄っぺらにしても構わないが、更にごま油をぬってひっくり返すことをお忘れなく。
■カリッとモチッと「チジミちゃん」の作り方
・ホットプレートは極めて高温に設定し加熱をしておく。
・焼き方はごま油たっぷりひいて、生地を流し込んだら一度蓋をして中まで火を通す。
・チヂミを一度持ち上げて更にごま油を敷いて、ひっくり返す。
・3~5分焼いたら、刷毛などで表面にごま油を塗ってまたひっくり返す。
・カリッとなるまで焼いて出来上がり。
タレは、ネギやゴマを加えたピリ辛酢醤油などをつけて食べるとノーマルだが、ワシは関西流なのでハケで右半分は
唐辛子ダレ(豆板醤+ポン酢・ニンニク・胡麻などを混ぜたもの)で味付けて、左半分はこのあと出汁醤油味っぽく最後にマヨネーズに頼りましょ的なものにする。これがビールの肴として理想のものに近付く二色チジミ。
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今回は「CANON IXY」での撮影です。
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