町内の役職さんから、会合の場所にお寺の一部屋を借りたいと申し出があった場合、町内の役職さんは
出前を注文して経費で食べていたようだ。急な欠席者が出て「これひとつ余ってますんで」と、誰かが持ってきてくれるのをひたすら待ったもので、いまから思えば強欲な子供の頃が恥ずかしい。
欠席者が出る瞬間を待って、余りものが出なかった場合は残念このうえなかった。一番ラッキーなのが鰻丼で、この場合は近所の老舗川魚料理店から届けられる。二番目が
めし屋の天ぷら丼だったが、当時は車海老の海老天など食べられなかったから喜びもひとしおだった。さらに日本酒の燗冷もワシの獲物となる。
しかし今では、海老は格安のバナメイ海老で、イカも不漁で薄っぺらいものしか手にはいらない。お野菜からは、インゲン・ゴボウ・カボチャなどを、天丼に使う
天ぷらを一人前のみ揚げるのが面倒だった。三つ葉もふんだんに使った方がワシの好みにあっている。
炊きたてのアツアツご飯に、車海老の香りがする油と丼つゆとが沁み込んで、天ぷら丼ご飯の美味しいこと。この魅力が醍醐味だと感じていた。上からかける
丼つゆにはかるく餡かけてトロミをつけて、天ぷらに絡みやすいようにしておくことが後々活きてくる。
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酔っ払いが「iPhone 12」と「CANONカメラ」で撮影。
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