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ロヒンギャ

2018-01-10 18:53:52 | Weblog
夕方テレビでミヤンマーから隣国バングラディシュに逃れてきたロヒンギャ難民問題を放映していた。
日本にも群馬県館林に同民族の集団がいて、彼らも祖国の同胞を心配しているようだ。

スーチー氏が直面している壁であり、一番の原因は1960年後半から不法移民調査を理由にした政府や軍、警察による執拗ないやがらせから始まったとある。ロヒンギャと名乗ること自体政府によって否定され、地元のラカイン州では多数の仏教徒ラカイ人による中傷やいやがらせが始まった。
ミヤンマー国がロヒンギャを差別する理由、
1)彼らが保守的なイスラム教を信仰する集団 
2)彼らが高い出生率を維持して国を乗っ取るのではないかとの恐怖心
3)人種差別の意識 肌の色が一般のミヤンマー土着民より黒く、顔の彫が深く、ミヤンマーの国家が語るビルマ語をうまく話せずロヒンギャ語を母語にしている等の嫌悪感が彼らに対する差別を助長させているとのことだ。


現地からの映像ではバングラディシュへ逃れてきても、すぐ入国できずに、野原の草むらで寝ている親子が映し出されていたが、気の毒だなと思う。

世界には此処だけでなく、色々な国で民族問題での軋轢が続出している。過去を見ればユダヤ人だって散々な目にあっていた。今はアメリカの保護のもとかなり優遇されているようだが。その点日本はこう言った問題に直面していないことに感謝したい。
こう言う問題が早く解決して、平和な世界を満喫できる日が来ることを願うばかりだ。

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