ニュースで言っています。新型コロナウイルスに感染した人からウイルスを分離することに成功した。これにより治療薬やワクチン開発に役立つと期待されると。一日でも早く開発されることを期待します。
中國では大騒ぎみたいですね。昔のコレラやペストの発生時のようです(Shakespeareのロミオとジュリエットにも出てきますね)
インド人の友人が以前話してくれた話です。彼は狂犬病になった友人を看病したことがあったそうです。その友人は勿論亡くなったのですが、それはそれは苦しみ悶えて死んだと。それからまた破傷風の友人も看病した時も、光を怖がり苦しみ死んだと言います。インドには野良犬が沢山います。それが可哀そうで嫌で最近は行っていませんが。兎に角すごく沢山います。やせ細ってがりがりの犬を見ると可哀そうになりますが、遠くからパンなど投げてあげます。狂犬病が怖いから決して触れられません。牛はのっそり歩いていて車が止まって通りすぎるのを待ちます。ヒンズー教の国ですから。ベジタリアンが沢山います。
もうずっと以前、インドの西北にあるナがランドと言う場所に行ったことがあります。中国やブータンと隣り合った場所です。ここには日本人と全く同じ顔をした人たちが住んでいて、何となく違和感を感じました。なぜって顔は全く同じなのに、言葉が全く通じないからです。そして歴史を知っている方ならご存じですが、第二次世界大戦の時日本が戦ったインパール作戦と言うのがありますが、そのインパールがすぐ近くにあり、そこへも行きました。その戦いで亡くなったインド人やイギリス人のお墓と日本人のお墓もあり、そこもお参りしました。きれいに掃除がしてあったのが思い出されます。そのインド人の友人はアッサム州のゴーハティと言う所の出身です。インドはですから南端のコモリン岬まで行きました。インドは殆ど周ったと思います。兎に角汚くて、夜行列車に乗った時、3段ベッドの一番下に寝ましたが、朝少し明るく夜が明け始めた時、何となく壁(昼間は折りたたんで二段目のベッドのになる裏側にあたります)を見たら、小さな穴が開いていてそこから何だか白い虫が出入りしています。よくよく見たら、あの戦争中疎開していた時、田舎の小学校の前の席に座っていた女の子の頭についていた虱を思い出しました。そうです!虱だったのです!思わず叫んでしまいました。なんとも忘れられない思い出です。このインド人と最初にインドで友達になった高校時代の友人の紹介であちこち回ったのです。でもこの親友も数年か前に亡くなって、今はもう思い出になってしまいました。寂しいですね。