NHKで今夜放映していました。シリアからレバノンに逃れてきた難民たちの実録です。一人のまだ幼い少女が一家を支えて、懸命に働いている姿を追っています。ごみ拾いでお金を稼いだり、農家のキャベツの収穫を手伝ってやっと母や妹弟のミルクやパン代を稼いでいるのです。兄はシリアにいた時は真面目な優しい兄だったのに、レバノンに亡命してからは、ぐれてしまい、妹の稼いだお金で酒やたばこを買って、家に帰ればこの少女や妹弟に暴力を振るい、病気で寝て居る母にまで殴りかかろうとするのを、必死で母を庇うこの少女。父親もいるらしいのですが、職を探しているとだけで、一度も場面には出て来ませんでした。この家族はまだましな建物の部屋を借りて住んでいましたが、殆どが難民テントで暮らし、その数120万から150万人と言われているようです。コロナが追い打ちをかけ、職を失う人たちが続出。益々その生活は厳しいものになっているようです。コロナで何処へも行けないでいる我々など幸せです。go to travel何て言ってお金を出してくれる国。ありがたいとつくづく感じました。
チャロとアニー仲良くなめ合ったり、取っ組みあったりして遊んでいます。良かったです。兄弟ってわかっているのかしら？