一瞬一瞬を大切に!

毎日を大切に楽しく過ごしたい

ベスちゃん

2013-11-03 17:07:17 | Weblog

人間ってこの世で失敗したりまじった事で誰にも話せない事ってありますよね?

私にも3つあります。誰にも言え無いし、このまま心に閉まってあの世へ旅立たなければと思っています。何だか悲しいけれどもこれが人間の宿命でしょう。

明日は去年の11月4日に18歳で亡くなった野良猫ベスちゃんの命日です。

17年近く外猫として小屋と食事の世話をしてあげていましたが、一度も獣医さんのお世話になることも無くクスリも飲まずにあの世に旅立ちました。生前一度も触らせなませんでしたから。

最後の一週間は何も食べずじっと静かに小屋の中に座っていました。時々ひょろひょろと出て日向でじっとしたりはしていました。立派な最後でした。今こうして書いていても涙が出てきます。苦しかったと思います。でも静かに耐えて耐えてあの世に旅立ちました。最期の晩、サンルームの中に小屋ごと入れてやり、夜中に時々起きて様子を見てあげました。12時頃「ベスちゃん!」と声をかけた時、か細い声でにゃんと言ったのが最期でした。それから何度か見ましたが息はよわいながらしているようでした。朝5時に見たら亡くなっていました。体をのけぞらせていましたから苦しかったのでしょう。誰にも見取られること無く一人立派に最期を迎えたのでした。

初めて抱いてあげたベスの亡骸は軽い軽いそれはそれは軽い亡骸でした。「初めて抱っこさせてくれたのね、ベス! 長い事ご苦労さん!頑張ったね!」

今はお寺さんで他の動物たちと一緒に眠っています。

べスちゃんに比べたら人間は弱いですね。苦しくなると自殺したりして逃避しますもの。

動物は最期まで苦しくても生きる。人間って本当に弱い動物です。

最後の頃のベス

元気な頃のベス、ピッピといつも一緒にお散歩しました