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幻の全原爆フィルム日本人の手へ! 悲劇の瞬間と37年目の対面

2013-03-10 16:19:05 | Weblog

1982年製作、熊谷博子監督の記録映画を見に行ってきました。

この記録映画は1980年代に市民のカンパにより、占領軍に持ち去られた記録を市民のカンパで10フィートずつ買い戻す市民運動「10フィート運動」により買い取ったものだ。

広島、長崎の原爆投下直後の人々の様子や、無残にもあちらこちらに横たわる亡骸、病院で治療を受ける人々、そしてその後どうなったか、などを記録したものです。

原爆の投下の瞬間の温度は30万度だったそうです。衣服を着ていない部分が焼けただれ、ケロイドになっていました。このケロイドは後に腫瘍になり、取っても取っても又腫瘍になってしまうそうです。

母の胎内で被爆した原爆小頭症の人、朝鮮人被爆者などその軌跡なども追っていました。以前見た写真もありましたが、初めて見る写真も多く、非常に重いフィルムで疲れ果てて帰って来ました。

原発再稼動が話題になっていますが、多くの人々がこのフィルムを見て原爆の恐ろしさを再認識すべきです。