前を見て

体は不自由でも元気に、家族と助け合いながら過ごす日々

11月22日

2012-11-22 23:54:28 | 日常生活
今日22日は「いい夫婦の日」です。

数日前の夫との会話

入院中ずっとお腹の調子が悪かった時があり、日曜日に胃腸薬でも貰えないかと思い看護師さんに伝えると当直の医師が来て
お腹のあちこちを押さえて「ここが痛いですか」と聞かれ、痛い時は「痛い」と言ってました。
医師が部屋から出て、担当医も呼ばれて「今ご主人に連絡をとってますから」と言われるだけで・・
日曜日で、夫は草刈りの最中だったそうで連絡が取れず・・
私が携帯で夫にかけて「先生が来て欲しいって」草刈りから帰って家に入った時で。
私は個室に移されたそうですが覚えてません。
整形外科から他の科に変わって。

夫 あの時、お前の意識がなく医者から「前例がないので治療法も分からないが、出来る限りのことをします」
  血圧計も動かない程悪かった

私 ○○先生のおかげでこうして生きてるんだね

夫 おまえの型の血清がなく「△△から着くのを待ってます、間に合わない時は諦めて下さい」

私 覚えてないけけど

夫 死にそうだっけど「私大丈夫だね」とうわ言を言ってたよ
  手術をする時「腎臓は諦めて下さい」と言われたんだ

お腹を切る手術は成功しICUに・・
夫は早朝の面会時間と夕方の面会時間には必ず来て

私 毎日来なくてもいいよ

夫 来たくて来てるのだから・・

私のベットの奥には沢山の計器が有ったそうです
ただ寝てるだけの私は計器を見ることもなく

夫 ICUに入っている間も「命の保証は出来ません」と言われていたんだよ

私 ふぅぅん

夫 おまえには病棟に戻れる程良くなったと言ってたがICUは2週間しか居られず、
  病棟に戻った時も「命の保証は出来ません」と言われてた。

病棟の個室の半分は計器で占領されてました
私はただ寝てるだけで。
  
夫 個室で毎晩高熱が出てた

私 IVHを入れ替えたら熱が下がったね、私は寝ていて○○先生に「昼間ねてると夜寝られませんよ」と叱られたよ
  朝先生が来て「後でまた来ますね」って言ったのに半日以上来なくて「先生、忙しかったのですか」と聞いたら「状態の良く  ない患者を診ていたら遅くなった」と「私に比べてどれ位良くないの」と「同じ位の患者さんです」と

この言葉で私の状態が良くないと分かったのです。
夫は個室のベットで寝てる横で仕事をしてたのを覚えてます。

夫 寝てばかり居たら肺が潰れて、痛がるおまえのベットをあげてたな
  毎日肺のレントゲンを撮って毎日のように診に来てくれた良い先生だったな

私 痛くても先生がするから我慢していたよ
  (退院して)廊下で○○先生らしい人を見てから受診したら内科の先生が「私以外の誰かが(パソコンの)画面を見ている」
  って言われたけど○○先生だったんだろうね

夫 ○○先生が居なかったらおまえは今居ないんだよ

まだ、肉腫の摘出手術前でした。

生きてると様々な事がありますが、10万人に1人か2人しか、罹らない肉腫を発病し
前例のない症状になっても、今も生きてる私です。

夫と一緒に年を重ねられたら・・