4月第1土曜日 この日は日本のジオキャッシャーにとって特別の日なのです。毎年上野公園のある座標にジオキャッシャーが集いお花見をする日で数人から始まったこの行事は100人を超える規模となり日本国内は元より在日外国人や旅行者、わざわざこの日程に合わせ花見に来られる外国人キャッシャーもいます。
今回から毎年幹事をボランティアして頂いたkussyさんから花見実行委員が引き継ぎました。過去最悪の東日本大地震の混乱の最中、、実行委員ではこのような時勢の中の花見開催に議論を重ね世論は自粛ムードですがこんな時こそジオキャッシャーが集まり被災地へのエールと支援を送るべきとの意見がまとまりました。
しかし東京都の要請で余震が未だ続く中 上野公園は広域災害避難場所に指定され管理事務所側から入場の制限はしないものの敷物を敷いての花見の自粛要請が、、、。中止か代替地開催か、、結局reviewerに公式イベントキャッシュ HANAMI2011の大幅な座標修正を認めてもらい飛鳥山公園で開催することに、、、、、。
前夜 場所を確保しましたが深夜宴会の酔っ払いグループに夜襲(笑)を受け一部被害が、、、、(会社の先輩は自転車で旅行の際、公園に張ったテントに就寝中悪がきどもに花火を投げ入れられテントを全焼足に焼けどを負った話を思い出しました。幸い私はテントには居らず朝まで知らなかった、、)
ともかく場所は確保できたので良かった
今年の花見はいろんな困難を乗り越えての開催でした。
開催冒頭 被害に会われ不幸にしてなお亡くなりになった方々と今尚、苦しまれている方々に哀悼の意と復興への願いを込め全員で黙祷を捧げました。
今回 花見参加予定だった新潟のジオキャッシャー二人は急遽参加を取りやめ仙台のジオキャッシャーへ支援物資を運びました。また冒頭画像grandspeaks社公認の日本救援特別バージョンのシグナル君をデザインして頂いたkokoroさんの協力、また公式ガイドラインでは募金、政治、宗教目的でのイベントキャッシュを禁止している為公式開催時間外でチャリティーと支援活動に多くのジオキャッシャーに協力頂きました。
思い出に残る花見イベントであったことは勿論、意義深いイベントでした。準備に協力頂いた実行委員の皆さんと友愛に満ちたジオキャッシャーの皆さんに感謝します。
また来年 桜の下で会いましょう。
番外編
愛知から深夜便で駆けつけ早朝から都内のキャッシュをイナゴのようにむさぼったらしい愛知のe様。耳元で緊急地震情報音を鳴らしても起きなかった。。。。遠方から参加し沢山楽しんで頂いてありがとう!
番外編 雑感
やはりジオキャッシャーなる人種はどこか変である。地震で電車が止まり多くの帰宅難民が出て帰宅する方法に困ってる中、何故か皆カバンにGPSとライト、モバイル機器がが入っている!最短帰宅ルートの検索であと何kmとやってるしフェースブックでの情報支援、避難中ルート上のキャッシュを探したりメンテナンスしてる。原発事故以来放射線測定器を持ってる様子はやはり一般マグルではありませんでした。変な人です!