暁の広場

最近凝っているジオキャッシングの話題や真空管アンプ、料理、独り言のページ

アルコールバーナー ゴトク製作

2011-10-27 16:30:25 | Weblog

 アルコールバーナーは一日2缶出るビールの缶の格好の処分法となりました。。

この超軽量バーナーだけではお湯を沸かす事もできないのでカップを載せるゴトクを製作する事にしました。

ガスバーナーにも言えることですがこの手は風には弱い。。。せっかくの熱量が風に流され有効な熱源をそらしてしまいます。これはウインドスクリーンを使ってみれば沸騰までの時間差が明らかです。

 せっかくの超小型バーナーなので小型の風防兼ゴトクを考えることに。。。。

切り出した残りのアルミ缶材料を利用しようと思いましたがこの方法は上手くいきませんでした。蛇腹に折畳み使用時展開する方法で風防とゴトクを兼ね強度も安定性も十分でしたが。。。

空き缶のアルミは薄く数回折りたたむと割れるように切断してしまいます。型紙まで作って寸法合せしましたが徒労に終わりました。

 火の付いたバーナーがひっくり返ったり熱いお湯がひっくり返ったりでは大変。。十分安定なものを考えるとやはりオーソドックスな十字形ゴトクに行き着きました。

携行時分解できるようにかつ軽量。。。。アルミは熱には弱い素材ですが2mm厚あればお湯を沸かす時間程度は大丈夫。。(と思う)チタンで作りたいところですが。。。

制作は意外に難しい。。。。精度が必要なのです。二つの部品を直角かつ水平に組み合わせるためには。。。。

バーナーヘッド突起形状に合せ凹に削りピッタリ安定してずれないよう。。。。

切断、中央部の切り込みに時間がかかり高速カッターの切断幅が合えば作業はとても早くなりますが騒音が出るのでそうそう使えません。。近所で工事があれば便乗できるのですが。。。。ゴトクの穴にチェーンを通し紛失防止と消化蓋を付ける予定


チムニー式アルコールバーナーの製作

2011-10-22 16:22:20 | Weblog

照明器具や燃焼装置には目がありませんもう何台投資した事か。。。以前より気になっていたアルコールバーナーを作ってみました。

トランギアや欧米の軍用など製品も沢山出ていますがビールの空き缶を利用する超ウルトラライトバーナーを試してみることに。。。

簡単な燃焼原理ですが意外や奥が深く副燃料室圧力型、チムニー型、サイド燃焼型、ナドナド調べると沢山出てきます。それぞれ一長一短の特性があるようで興味深い。今回はあまり見かけないチムニー型を作ってみました。

空き缶から切り出す部品は3個、したがってビール2本、ジュース一本飲むことになります。(仕方ない。。。バーナー作る為だ。。。。。)

         

寸法は燃焼させるアルコールの量に依存します。何故か他の製作例では30ccの小型が多い。。恐らく最初の出典にならったせいとカップ1杯沸騰させる事ができる燃焼時間だからでしょう。

お湯を沸かす他に煖房にも使いたいので今回は約100ccのアルコールが入る寸法で決定しました。

ビール缶底から60mm位置に線を引きカッターで切る。バーナー口を32mmΦホルソーで穴を開ける

       

       

ビール缶底側面に空気穴を開ける (型紙をあて8等分位置)1-2mmドリルで下穴を開けてから6mmドリルで穴を広げる。30mm位置に線を引きカッターで切る。

       

       

 底面空気穴を開けたあとは上部を幅1cm位絞りを入れる。この理由は同直径の上部バーナー口部品と結合させる為です。たまたまあったワイヤーベンダーが活躍しました。

 さてこの製作で一番大事なのはインナーチムニーの寸法なのです。チムニーといってもアルコールが入る容器なのですがこの形状と寸法が合わないとチムニーとしての役割を果たしません。 原理はインナーチムニーのアルコールが点火によって気化燃焼、底部の穴から空気を取り入れインナーチムニー上部の穴から酸素を供給し上部バーナー口から炎として連続燃焼します。この際上部部品とインナーチムニーの間に隙間があっては具合が悪いのです。

 ビール缶の底(バーナー口上面)を見ると突起リング状の円周に50mmジュース缶がピッタリ収まります。          

 その為にジュース缶の切断はこの相互位置関係を考慮し60mmにしました。アルミ製のジュース缶は最近見なくなりスチールばかりです。。。軽量化と加工性はアルミが良いのですが仕方ありません。切断も追試される事を考え金切りノコを用いバンドソーや高速カッターを使いませんでした。

         

 切断後の穴あけは難しいので先に穴あけ。。。切断位置から10mmに線を引き円周の8箇所に1-2mmで下穴を開け6mmで穴あけします。

 これですべての部品が揃いました。すべての切断面は紙やすりなどでバリを取っておきます。切残面はとても鋭利で怪我しやすいので注意必要。

     

         

組立時はインナーチムニーの上面がバーナー口の円状溝にピッタリ嵌るよう注意深く入れます。ここに隙間があると空燃比が狂い元気な炎がでません。

          

 ファイヤー!! 予想以上の火力

 アルコール容量は最大100cc以下無理して全量入れる必要ありません。

 空気穴の数や直径 バーナー口直径により燃焼状態が変わります。。いじってみるのも面白いかもしれません。

         

【副室加圧型を追加】

ついでなので副室加圧型も製作しました。製作の工程とつくりやすさはこちらが簡単。

作り方

缶底から30mmで切断する部品を2個つくる

バーナー部トップ周囲に1mmの穴とトップに10-30mmの穴を開ける

内筒を作る 余ったアルミを高さ37mmにカットしバーナー部と底部のリング状溝に嵌るよう円筒形にする。寸法が決まったらホッチキスで止める。

オリフィス(燃料経路)をつくる 円筒にした部品の底にV字型に3mm程度の切り込み2-3箇所作る。

底部は燃料を貯める容器になるのでオリフィスが下になるように、またバーナー部リング状溝にピッタリ嵌るよう上下筒を組む。

バーナートップ穴から燃料を入れ点火。。。アルコールが温まり気化が激しくなると本格燃焼する。

          


ジオキャッシング 日和田山ハイク

2011-10-17 11:52:55 | ジオキャッシング

2011年10月11日 埼玉県日高市にある日和田山へ行ってきました。

日和田山は巾着田の北側に位置する305.1mの低山。この山のルート上にキャッシュが隠されています。

都内からは西部池袋線で飯能、秩父線に乗り換え高麗駅まで接続が良ければ1時間ちょっとのエリアです。すでにもう何回もこのエリアは訪問していますが巾着田の曼珠沙華の花がもう終わりそうなのでこれを見に行く目的もありました。

高麗周辺は歴史的に大陸と繋がる興味深い地、駅前にも韓国様式の柱がありました。

スクールバスを使ったカフェレストラン”ムササビ亭”(だと思う)美味しいと評判なので期待したが週末のみ営業だ。

北側にはこれから登る日和田山が見えます

           

 新設のキャッシュを見つけながら登山開始、登山道はとても良く整備され歩き易い、見晴らし台や神社付近では崖の上りを強いられますが長い距離ではありませんでした。

登山道入口、エントランスガイドキャッシュがあるので迷うことはありません。

通過ポイントの鳥居 キャッシュはとても良い状態

男坂、女坂分岐点の水場 男坂は手足を使う上りになるため軟弱者の私は迷わず女坂へ

山中のシリーズ中最難関と思われたキャッシュその名も Rock Wall ロッククライマーには有名ポイント しかし偶然直ぐ見つけてしまった。GPSのポイントからは30m程離れているが狭い谷間の地形でGPSが誤差が大きい。

南側に巾着田、視程がよければ新宿の高層ビル群も見えます。

山頂付近のキャッシュポイント 山中にはアモ缶が似合う。。。。。。

山中の5箇所のキャッシュポイントを周り巾着田へ向かいました

コースは往復と搜索、休憩等で2時間30分子供でも登ってる山ですが下りの岩場は滑りやすく足への負担も大きいのでトレッキングシューズが正解だった。

 既に花の見頃は過ぎて有料期間は終了、人もまばらでした。

花の命の儚さよ 限りある命の様を見るのもまた一興


MajestyにHID搭載

2011-10-10 16:18:21 | Weblog

 車やバイクのライトは昔のタングステンバルブからキセノンランプに替わりずいぶんと明るくなりました。しかし昨今のHID( High Intensity Discharge lamp)は、金属原子高圧蒸気中のアーク放電による光源)は別格の明るさです。原理的には蛍光灯の仲間なのでフィラメントは無く電極間の放電です。

 オークションで破格の¥880で入手出来たのを機に取り付けてみました。

水もののオークションとは言え安い。

バーナーは高温になるため付着した物質がライトカバーに蒸着するのを防止するため取り付け前に点火。6000Kの青白色光は確かに明るい!

こちらはオリジナルで付いていたハロゲンランプH4RS-R

色温度は明らかに違います。期待した消費電流は大した差はありませんでしたがHIDは点火後5-10分しないと最高効率と輝度に達しないのでそのせいかも知れない。

ビッグスクーターはカウルの取り外しが大変。

取り付けは割と簡単で+12、アース、ハイビーム、ロービームの接続だけ。。バイクの配線図マニュアルがあればテスターも不要。

バラストはフロントカウル内にタイラップで吊るす様に固定。ビス止めより振動対策には有利なこの方法をとりました。

無事点灯! シングルバーナーながらHi Lowが切り替わる。。。1本のバーナーに2つの電極が入ってるのかも知れない。。ビームの収束は大変綺麗に切り替わりますが専用のレンズカットでは無いためメインビーム以外にも光の放射がありました。

バイクのライトはは日中でも点灯し存在を他車に知らせる大事な役目なので少し眩しい位が丁度良い。。車検光軸検査がある車種ではこの改造は難しいかも知れない。

 確かに明るい。。メチャ明るい!

 ついでにボロボロだったクランクケースフィルターを自作して交換

スクーターはベルトでプーリーを駆動しているのと遠心クラッチの冷却の為ファンで強制的にエアを送っています。フィルターは砂やホコリ異物がこれらに付着するとヤスリをかけた様な状態となる為必要なのです。

 現行車種では濾紙型で車用のエアフィルターを同型に切り出し取り付けしました。

 


GCJP無線部初心者講習会

2011-10-05 13:13:15 | ジオキャッシング

10月2日 ジオキャッシングジャパン・GCJP無線部では代々木体育館会議室で初心者向け講習会を開催しました。

普段ジオキャッシャーの集まりではキャッシュ探して土下座してるか酒を飲んで宴会以外余り見た事がない光景でしたが2時間しっかり勉強。。。

富士登山準備や静岡での無線運用の便利さからかにわかに無線熱が起き、水曜に思い立って土曜日に4アマ受験し合格してしまう方や6月から勉強始めて9月に1アマ合格してしまう人などちょっと普通じゃない人が多いです。。。

講習会では運用のマナーや用語、機能などを中心にHFやCWの世界もちょっぴり覗いてもらいました。

その後代々木公園や渋谷等へグループで散りロールコールとフィールド通信練習。

やはり最後は宴会があった。。。開局祝賀会だけど