暁の広場

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五能線トレースと3市訪問

2011-08-22 07:56:57 | ジオキャッシング

2011年8月18日 帰省先だった五所川原市から日本海沿いに走る五能線と平行に国道101号線を車でトレースしました。五能線とは五所川原ー能代間を走る為その名のとおり。雨模様、大雨注意報の中約100kmを約3時間で走破。

  

 実はこのルートを走るのを何年か前から考えていましたが中々実現できず天気は悪かったものの来年は行ける保証も無いので思い立ちました。日本海を見ながら秋田市のキャッシュを楽しみ仙台で牡蠣を食べ福島に立ち寄るという欲張りな計画です。

私は鉄道ファンいわゆるテツではないのですが五能線の単線は趣があります。観光列車リゾート白神も途中で補足しました。

日本キャニオン 十二湖駅にて

十二湖”青池”は不老不死温泉とならび沿線観光の目玉です。狭い道幅で大型バスとのすれ違い連続、この天気では青池本来の色を見ることはできないと思い途中の池までにしました。

世界遺産白神山系は雲に覆われ見ることができません。

キャッシュ搜索の都合で地上高100mのセリオンに登りました。秋田市は弘前の様な街と勝手に思い込んでいましたが近代都市の様相、、、角館の方が似ているかもしれない。

トランクにBromptonを積んでいったので市内のキャッシュハンティングは自転車で行いましたが雨にふられ殆ど画像がありません。天気が良ければ一泊の予定だったけど天気悪そうだった。。。。

夕刻17時過ぎ秋田道に乗り仙台に向かいました、雨足はさらに強く走りにくい。。。おまけに事故通行止めに合い湯田IC~西北上IC間を峠越えの一般道を走る羽目に。。。

狭い道、真っ暗、雨が降って路肩が見えにくいのに加え大型車両とのすれ違い。。。長年運転してきたけど怖いと思ったのは久し振りでした。。

 8月19日 前夜SAで車中泊 今日も天気は良くありません。仙台は2年振りの訪問です今回も余り時間はありませんが市内を回れるところだけ。。。。

 仙台市内の震災の傷跡はいたる所に、、、

機関車キャッシュリベンジ、、、前回はハチに追いかけられ断念したところです。今回は見つけました、、、

 西公園 撮影中呼んでもいないのに猫が擦り寄って餌をねだりますが、、、何も持ってなかった ごめんよ!

今年も来れました。。KAKIYA  厚岸産の生牡蠣とオリーブオイル漬けを賞味、美味い!

仙台のキャッシュは増えたけど難しいのも増えた12箇所回って6DNF。。。近年にない悪成績でガックリ。。。。また来る

13時過ぎ再び東北道に乗り最終経由地の福島市へ

市内のキャッシュはとても近接していて徒歩でもOKです。ハンティング中地震に会いましたが走行中で揺れ自体は感じませんでした。電柱の揺れをみて驚いたけど。。。。。

福島市内の訪問は放射線量測定の目的もありました。市役所隣の大仏城ではガイガーカウンターはガリガリ鳴りっぱなし、空間線量は1μSV/h以下、雨樋下等の放射性物質集まり易いところでは3-4μSV/hを超えますが一時の高線量ではないようです。大雨などで洗い流されたかもしれません。第一原発からは北東に60km事故後放射性物質は風に乗りこの方向に多く運ばれたようです。

市内南東側にある弁天山は斜面が原発方向でどこも空間線量2μSV/h超、山頂付近の水が貯まる場所では10μSV/hを超える場所もあります。山の斜面には住居があり普通に生活してる人がいます。確かに空間線量測定値は緊急時避難準備区域の規制値は下回っているけど、、斜面の畑では野菜など作っているし自家消費ならば線量測定もないのでは、、?

仮にそこに住んでるとして屋内にいるとき多少線量が下がるとしても計算上8時間屋外にいるとすれば2x8hx365日=5.84mSv/年 一年住むだけでは無い事にこの事態の重大性があります。5.84mSv/年x10年では積算線量58.4mSvにもなってしまいます。子供には心配な値です。。。。

 この先数十年いや何代にも渡り影響があるかも知れないこの重大事故の行方にに無関心ではいられません。一体どうやってこれを収束し住民の健康を確保していくのか。。。。。。

 


Brompton C整備中

2011-08-09 10:14:45 | 自転車

 

愛車Bromptonは4年目に入り本格的整備をする事にしました。C整備とは航空機の定期整備カテゴリーで最も徹底して行われる整備で今回は徹底的に。。。。

不具合はフロントブレーキケーブルの固着、リアハブのベアリングクリアランス不良です。今回は分解のついでにほとんどの箇所を整備と部品交換を行います。

整備項目

 前ブレーキケーブルASSY交換 後ブレーキワイヤー交換 前後ハブベアリングO/H

 前後タイヤKOJACKに交換 ハンドルバーウレタンカバー交換 チェーン交換

 シートポストロックバー交換(ロック付き) フロント泥除け交換 ブレーキシュー交換

 などなど

 特にブレーキ関係は直接事故につながるので優先して行いました。フロントブレーキは名古屋遠征で雨中走行した為か固着してしまいました。オリジナルはスチールワイヤーだった。。Bromptonのフロントケーブルはアウター側が2分割の変わった物でイギリスから輸入中でしたが間に合わずIKDでASSY調達しました。新しいものはワイヤーがテフロンコートされています。その後後輪側を見るとワイヤーはテフロンコートされている。。何故前後で違うのか?

後輪側ブレーキワイヤーはアウターを再使用しワイヤーのみ交換。引き抜いたワイヤーもところどころコーティングが落ち白く腐食していました。入手した後輪用部品は純正でなくワイヤーヘッドの大きさが少し小さいですが使用できます。

 

次は一番重整備となる前後ハブ関係 

後輪を左右にゆするとカタカタ動くトラブルで前回の後輪整備の際適正締め付けできなかった事が原因です。特に後輪は内装ギアBOXの中なので作業は細心の注意が必要で分解組立手順や締め付けトルクに注意。 ハブの分解には薄型のハブレンチが必要です。

    

 原因は右側(ドリブン側)と分かっているのでこちらから。。フラッシュ光源で少し汚れて見えますが前回白色のシリコングリースを使った為。。。。

    

 ベアリングを押さえる玉押しに少しかじりが見られますがまだ許容範囲なので再使用。ベアリング関係のトラブルは放置すると急速に部品の摩耗が始まります。ドリブン側は内装ギア機構が複雑なので今回はグリスアップと玉押しクリアランス調整のみで洗浄は左側のみ行いました。両方一度に取り外しはシャフトのセンターを狂わす元になるので片側を順番に行います。

 フロントハブ

     

 ハブベアリング洗浄O/H 洗浄は茶こしの中にベアリングボールを入れ車用洗浄スプレーをかけました。灯油は処理にこまるので。。。ベアリングの締め付け調整は微妙で髪の毛1本単位の加減で変わると言われています。シールドベアリングで交換してしまう方式の中この年式は玉押し式でした。Bromptonは世界中に輸出されているので部品の入手性は高く万一入手できない場合に備えベアリング関係などは国際規格の互換品を指定しています。

 ボトムブラケットは特に不具合が見当たらないので今回はそのままに。。次回整備では交換箇所です。

 ハンドルチューブは今回グレーをイギリスに発注中でしたが予備部品がまだあった為同色に交換

 残りの作業は部品到着を待って行います。自転車部品は車やオートバイに比べると驚く程安く海外からの輸入も容易で特にブレーキ関係は1-2年ごとに交換してしまうのが良いです。部品はチタンやカーボンなどにこだわらなければ趣味の範囲で楽しくいじれます。

購入時折畳み自転車にしては高めですがこうやって部品交換や整備で長い期間楽しむ事が出来、孫の代まで引き継げるならとても安いものになります。おじいちゃんのBromptonを孫の自転車に。。。壮大な夢ですが是非実現させたい、、生きてないかも知れないが。