暁の広場

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LED照明化計画

2016-06-11 19:57:35 | エレクトロニクス


LEDは蛍光灯やハロゲンに比べて本当に消費電力が少ない。家中の照明をLED化する前に自室で試してみる事にしました。

LEDと言っても沢山種類があり 明るさ、駆動電圧、色温度と様々です。 市販品は結構高額で消費電力を抑えても初期投資を回収するのには数年かかります。
今回は実験の要素が大きいので自作としてみました。




AmazonでLEDモジュールを調達、秋葉原価格よりも遥かに安い。。。
10Wモジュールとドライバーユニットでも¥300もしません。

10Wモジュールではドライバー基板で100Vからの給電ができ便利なのですが大型のヒートシンクか空冷ファンが無ければ恐ろしく発熱します。
明るさは照明範囲が狭くデフューザーの工夫が必要です。 1Wモジュールと3Wモジュールも試してみました。




スポットライトと間接照明を兼用してみる事に。。。ビールやジュース缶を利用しました。今回判った事はLEDモジュールは定格いっぱいだと発熱の対処が必要です。1Wモジュールでは定格より軽く動作させ200mA位に抑えると発熱が抑えられ電源の負荷も消費電力も抑えらます。明るさは定格と余り違いませんむしろLEDの欠点でもある照明範囲の狭さを数で補う方が良さそうです。



ドライバー基板はW数に応じた物が出回っていますが電流制限抵抗で置き換えても問題ありません。 むしろ私の使い方では抵抗の方が使い勝手が良さそうでした。と言うのはドライバーモジュールでは供給電圧を下げると明るさは変わらず消費電流が増えます。

定格より下回った安定動作電圧を探るのには適していませんでした。電流制限抵抗値の計算の仕方は
供給電圧ーLEDのvf合計➗流す電流値

オームの法則によりLEDを直列すると供給電圧は上がり消費電流は1個あたりと変わらず並列にすると(制限抵抗は各個に必要) 並列したLEDの個数分電流が増えます。

供給電源は使わないACアダプターが活用出来ます。使わなくなった携帯のUSB充電器は信頼性も高く電流もそこそこ取る事が出来ます。この場合の電圧は5Vです。

必要なだけLEDを配し手元を照らすライトが有れば尚結構。 外国の部屋やホテルの部屋は間接照明で明るすぎません。日本の家は明るすぎるのではないでしょうか?

色温度特性
様々な特性のLEDが市販されています。6000Kなど色温度が高いほど白っぽく明るく感じますが絵や写真の雰囲気では3500K程度が合う気がします。この辺りは表現と好みの問題でしょうか。。。

部屋中LEDを配しても合計25Wにも満たない。。。今までは蛍光灯100Wでした。

10Wモジュールは防犯センサーライトに活用し少しずつ家中の照明をLED化していく予定です。