2009年ジオキャッシング事初めに出掛けました。昨年も2日は筑波に出向きましたが今回は筑波から笠間市付近までの山岳ルート上のキャッシュ攻略です。日の出と共に出撃、、、と言っても冬場の日の出は遅いのですが、、、。
常磐道千代田石岡ICで降り Hitachi fudoki no oka Park by ichciに向かいました。ここから時計回りに10箇所訪問の予定でしたが、、、。気温は3.5℃終日風もなく穏やかなジオキャッシング日和でした。
池が氷結していますが体感的には全く寒くありません。到着後すぐみつけました、ヒントの石をどけて見るとichciスタイルのコンテナーがありました。見慣れたスタイルですぐ解りましたが初めて目にする方はこの段階でもキャッシュだときが付かないでしょう。時を経てますます自然に溶け込んでいます。
ここから山越えをして筑波山方面に向かいました。距離は結構あります。
Kosazuke-Jizo by chanshiraを初め周辺の数箇所を予定していましたが筑波山初詣の渋滞で時間を浪費してしまいます。止む無く周辺のキャッシュをキャンセルして次に向かいました。chanshiraさん帰国したらまたこの辺にキャッシュが増えるだろうから又来ます。途中で方向転換、、、、、。
Mikage Ikoinomori by tenchindonに向かます。渋滞ルートを避けた為筑波山を大きく西に迂回し17kmを走りました。
しかしアプローチルートは未舗装のダートで相当荒れています。わだちがとても深くホイールベースが長く車高が低い私の車では登れそうもありません。徒歩でのアプローチも考えましたが直線で500mあります。往復1時間程掛かりそうなので止む無くパスして次のSaikouin Temple by tenchindonへと、、、、、。
深山の寺社を想像していた私には衝撃、、、、、。上の方にお寺はあるのでしょうが、、、。
座標も正確、ヒントもありすぐ見つかりました。この後もアンモボックスばかり見ましたが抜群の防水性能です。この大きさは中々都心に隠せない!
この後今日のメインの山岳ルートキャッシュに突入、、、、。道幅が心配で調べてはきたのですがやはり狭い!!全線舗装ではありますが軽自動車が対向車線に来ただけでミラーをたたみやっとすれ違い。何度と無く100mほどバックして待避所ですれ違いをしました。バイクの通行もあり快適にドライブ等とはとても行きません。急坂、急下り、ヘアピンコーナーの連続です。マウンテンバイクも見かけましたが辛そうでした。オフロードバイクが最適でしょう。
最初のマウンテンキャッシュはMushroom mountain by tenchindonです。ルート入り口から1kmちょっと、、、僅かな距離と侮れない、、、
標高を上げていくと素晴らしい景色が広がります、、、、、。すこし左には白い冠の富士山もくっきりとみえます。
数分藪漕ぎをして見つけました。この後ベンチで昼食、、、。寒くも無く素晴らしい景色を見ながら昼食を、、、、。この爽快感は中々味わえません。これだけの為に来ても良かった、、、、。
次はShrine for Foot by tenchindonです。ハンググライダーのtake offポイントから少し奥の入り口から進行しました。登り、登り、、、、、。さらに登り、、、、。さぞ足腰が鍛えられ足に良いだろう、、、。
神社手前には沢山の靴と装具が、、、、。ちょっと異様な風景です。さらに登ります、、、。石の階段が延々と、、、、ゼーゼー!!階段幅が狭く下りは大変危険な様です。ガイドロープを持って来れば良かった、、、。踏み外して転んだら無事では済みません。用意できるのであれば次に来る方にはお勧めします。
写真で撮ると急角度が伝わりませんが、、、、。ものすごく急なのです。落ちたらただでは済みません!
山頂には小さな社がありました。しかし石段といいこれ程の石材をどうやって上げたのでしょうか?
ここでも座標は正確で直ぐ見つかりました。何しろ空を遮る物が無いのですから、、、、。私だったらキャッシュネームは”天国へ続く階段”か”心臓破りの階段”でしょう。まるで天空に上って行くような階段なのです。
Wind power Tsukuba(Mt.Maruyama) by tenchindonに向かいました。相変わらず狭くて急なアップダウンが続きます。ギアポジションは2ndレンジホールド。登りではローレンジまでキックダウンが入ります。インプレッサクラスでかっ飛んで見たい衝動に駆られます。大きな風車は遠くから視認できました。
エコ発電と叫ばれていますが日本の風力発電はお寒い限りで今だ実験領域を出ません。電力会社や行政のしがらみでがんじがらめ、、、。民間の風力発電の売電は総数を制限してくじ引きだとか、、、、。ドイツでは個人の風力発電設備に銀行が全額を融資するそうです。日本の電力会社は高品質を求めすぎです。家電機器は進歩して電圧依存や周波数依存はそれ程要求していないのに、、、、。むしろ海外の規格に合わせて作っているだろうに、、、、。
でかい!間近で見ると本当にでかい!ブレード先端にトリムタブが見えます。進化したのですね、、、、。キャッシュはGPSで見るとさらに奥の等高線の丸いところつまりピークにあります。道らしい道がありません!獣道らしきところを辿り頂上に向かいますがすごいブッシュです。棘のある木に度々待ったをかけられます!顔に枝が当たるのは普通、、、、、眼鏡があって良かった。冬でこんななら夏場は一体どうなるんだろうと考えながら進行、、、、、。蜘蛛も虫もいない冬で良かった、、、、。ピークと思しき場所にたどり着くとでっかいアンモカンが無造作に置かれていました。
潔い位 どかっと鎮座しています。ログにはジオキャッシャー以外の書き込みがありました。アマチュア無線家らしい。これを機にジオキャッシングを始められますよう、、、。
さらに進みMt. Tsubakuro by tenchindonへと、、、、。tenchindonさんはピーク好きと判明しました。それもreal peakです。先が思いやられそうだ。。。
さて、、、、ルート進入口は凍結しています。付近には数台車が止めてあり徒歩で登っているようです、、、、。湧き水が流れ凍結しているよう。20m位ですが急な登り口で普通には登れません。アイスバーンではパワーは掛けないのが鉄則、選択は二つ。。。。手前舗装路で加速しアイスバーン上は慣性で登る、、、、。しかし急な登りで相当な助走が必要です。片側は何とかタイヤ幅程度の未凍結部分がありデフロック付き(LSD)なので試して見ようかとも思いましたが奥多摩で過去にこのケースで命を危うくした事がありますのでプランBの歩く事に、、、、、、。趣味で出かけて怪我をしたり車を壊したり、、、そんな事はつまらないですョ。明日も休み、あさっても休みそんな急いでどうしますか?
直線でも440m高低差があり大きく巻き道しているので1km以上の登りです。実際往復一時間程掛かりました。トホホ、、、。
ここでは座標から35mほど離れた場所で見つけました。アプローチ方向が違ったら見つけられなかったかもしれません。real peakはさらに上にありNHKの中継設備がありました。このような場所でGPSの誤差があるとは、、、、、マイクロウェーブの干渉かも知れません、、、、。見つけられて良かった!
ここからは殆ど下りのルートです、急激に標高を下げていきます。一度県道と交差しここで道幅の広い道を迂回してNarrow gate by tenchindonに向かいました。
”狭き門”何と哲学的な響きでしょうか?当然狭き門をくぐってみました!ここではGPSを使わず場所を特定できました。美味しいヒントがあったのです。コンテナーは大変珍しいフランス軍のサージカルコンテナでした。実物を目にするのは初めてです。
今日最後の予定であるMt.Wagakuni by tenchindonはここから直線距離980mすでに時間は4時 予想外に時間が掛かってしまいました。とりあえず登山口まで行ってみることに、、、、、。ここはログから西側からアプローチした方が良さそうだったので進入ルートを探してみると、、、、。
ここから直線距離440mです。あと一時間もせず日没を迎えるのでちょっと思案、、、。往復小一時間掛かるとすると、、、、、、。近所の山に登っていくわけでは無くこれから100km近い帰路と高速の渋滞を考え登頂を諦めました、、、。また来れます。当初予定数は廻れませんでしたがとても充実した一日でした。2009年幸先の良いスタートを切って今年もがんばるぞ!!
謹賀新年
今年もgeocacherの皆さんにとって最良の年でありますよう
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