暁の広場

最近凝っているジオキャッシングの話題や真空管アンプ、料理、独り言のページ

白駒池-高見石登山?

2012-07-30 10:10:07 | ジオキャッシング

2012年7月27日信州方面に出かけました。 諏訪湖半の天龍に鰻を食べに行くのが今回の目的の一つ。。

当日はくしくも土用丑の日。。途中電話で予約を入れると予約不可でうな重のお弁当のワンメニューの日だとか。。。この落胆は筆舌に尽くし難い

不幸中の幸いかな。。店内で食べる事ができうな重も作り置きではなかった。。地元TV2社の取材が行われる中、肝吸いも無いお弁当でしたが蒸さない鰻は美味しかったです。

 麦草峠越えの前に諏訪湖周辺の取り残しキャッシュに訪問しました。眺望抜群諏訪湖一望のナイススポット Go down the slide! 座標は極めて正確で直ぐ見つかりました。

そしてもう一箇所 Goddess and Poets 設置された3年前に訪問したときは長時間の捜索にもかかわらずDNFだった因縁のキャッシュです。その後場所を変えて再設置されたようですが訪問者の苦労したログが沢山。。。仕事中のオーナーを電話で捕まえヒントを貰ったけどまるでヒントになっとらん。。。。

 

 GPSもiPhoneも座標は安定して付近を示していますがスポイラーの石が中々見つかりません。もう諦めかけた時最後の石のチェックで見つけました。スポイラー画像の印象とは大分異なりこれが難易度を上げています。素直に座標付近を捜索したほうが早道だった。。。積年の恨みを果たしました^^

 メルヘン街道麦草峠越えで拙作キャッシュのメンテナンス Märchenstraße 2127m 設置後3年風雨や積雪にも耐えLOSTしなかったキャッシュでしたが隠してある物体そのものが倒壊! このキャッシュは看板の架け替え時、施工業者は親切にもコンテナを元の場所においてくれたキャッシュでした。アーカイブには惜しいので直ぐ側の物体に再設置し継続。。。

 

 メルヘン街道シリーズは他にもう一箇所ロストで再設置、いずれは本家ドイツのメルヘン街道と姉妹キャッシュ関係で拡充したいものです。

翌28日 昨日通過した道を戻りメルヘン街道(国道299)から高見石・白駒池方面に登山、登山と言うにはおこがましいルートですが私の登山の理解は両手両足を使う登りなので90%ハイキング10%登山が正しい表現かもしれません。

 ジオキャッシングで宝探しの為に低山に登った事は沢山ありますがジオキャッシング以外の動機で山登りは記憶にさえないくらい昔以来です。なまりきった足腰には応える登り下り。樹林帯の登山道は日陰になり涼しく気温も24℃と爽やかな風が大汗っかきの私にはとてもありがたかったです。

 老体に鞭打つこと30分程で山小屋に到着、ガイドブックの標準レコードを僅かに下回った事に何故か達成感を味わったり未だ捨てたモンじゃないと妙な納得をしたり。。。

 さらに頂上帯へは巨岩のパイルを登らなければいけません。崩れ折り重なったような巨岩は大きな隙間だらけ両手両足で確保をしながらの登りとなりました。へっぴり腰登山姿はさぞ他の登山者には滑稽に写ったことでしょう。

 

子供でも登れる場所ですが岩は滑りやすく転倒すると角度の急な岩ばかりで大きな怪我に繋がります十分な注意が必要。

この登山にはもう一つ目的がありました。同日南アルプス北岳方面に行ってるジオキャッシャー達と無線での交信実験です。残念ながら登頂時間帯が異なり山陰稜線移動中の北岳組みとは交信できませんでした。

 

 直線で約40km山腹をかすめ見通しにはあるので時間帯が合えば交信は十分可能だったでしょう。他の周波数では八ヶ岳、北アルプス移動や熊谷モービル局が聞こえました。
 金太郎の腹掛けの様なチェストハーネスは無線機用でハンディー機2台またはGPSと無線機、予備バッテリーやペン・メモ小物が収納固定できるもので斜め固定の無線機アンテナは体から離れるように設計され頻繁な無線機操作には大変便利。

 

 下山ルートは歩きにくい岩ばかりの道。。白駒池湖畔で休憩しました。ここもとても涼しくて風が爽快!昼寝したらさぞ気持ちいいだろうww

 日頃運動不足の私には決して楽な登山ではありませんでしたがほんのちょっぴり山登りする人の山へ行く理由が分ったような気がします。


200W HFリニアアンプ(2)

2012-07-22 21:44:25 | エレクトロニクス

アマチュア無線の固定局申請もやっと100Wの免許が届きました。

 日本の電波法はとても複雑怪奇で自分の好きな地で自由に運用するには移動局(50W以下)50Wを越える申請では移動局の免許は許可されません。50W以上の出力で無線を楽しむためには移動しない固定局の免許を申請します。同じ人間、同じコールサインでありながら使い分けるという事になります。当然使用する機器は異なりまた出費となるわけです。

 たとえばアメリカ等では開局申請などというお役所にお伺いを立てる必要はありません。試験に合格後自動的にコールサインは割り当てられ資格別に条件はつきますが1.5kW以下どんな機器を使おうが自宅であれ車であれキャンプ場であれ自由に運用ができる包括免許制です。

 免許人のこの自由裁量は日本のお役所構造にはそぐわないようなのです。同じようにアメリカにはヨット等の小型船舶免許もありません。基本自己責任で他人に損害を与えたり法律違反をすれば罰金や損害賠償裁判があり監視機構も整っていて秩序を守る規範となっています。

文化の差と言ってしまえばそれまでなのですが広域リピーター等は子供には聞かせられない低俗な妨害がはばかりとても今の状況で包括免許など許されないでしょう。

お役所や政治がという底流には文化や国民性まで関わっているのかとさえ思えます。

大きく脱線しました。。。。。

かねてよりいじっていたHFリニアアンプ改修は本体の作業を一通り終えあとはLow Pass Filter群を残すのみとなりました。中でも時間がかかったのはバイアス回路でした。

 オリジナルでは非安定化で分圧抵抗1本の回路でした。電源電圧の変動が直接動作点の変動につながり電信ではともかくSSBでの直線性には疑問があったので大きくいじる事になりました。

 最初はLM317Tで安定化した電圧の供給をしましたがトランジスタは発熱するとバイアス電流が増加しコレクター電流が増加、この繰り返しでサーマルランナウェイ(熱暴走)を起しやすいので熱帰還型の制御付きバイアス回路が必要です。

 最近のFETアンプではこの現象は起しにくいと言われているので電圧の安定化だけで済ませているものも沢山あります。

 ところがこの熱帰還バイアスが中々上手くいきませんでした。データシートにあるダイオードを使ったものからトランジスタをセンサーに使ったAVR、電流制限回路とさまざまなものを試す事になり状態は規定値電流に達しない帰還が掛らないなど様々でよい勉強になりました。

 最終的には掲載の回路で随分と遠回りをしたものです。センサーのダイオードに直列に入る分圧抵抗値がカギのようでした。バイアス電流はデーターシートの100mAの10%増し一個あたり110mA合計で220mAです。パワートランジスタは放熱もしっかりやっているので簡単には熱暴走には至らないはず。。。

主な改修箇所は

1)入力アッテネーター オリジナルは二つのスイッチで入力電力を減衰させていますがSWRもあまり良くなかったので切り離し3dBのアッテネーターを製作。

2)外部スタンバイ オリジナルはモードを問わずキャリアコントロールと時定数でSSBやCWでのスピーディーな運用は出来ないので掲載回路で外部スタンバイを増設しキャリアーコントロールを切り離し。

3)バイアス回路 熱帰還型に変更

4)冷却系 付いていたファンは形と騒音が大きいだけで風量が少なかったため換装

5)電源ライン見直し 電源ラインは20Aほど流れる為太いケーブルに換装しラインインピーダンス対策で数種コンデンサーを追加

 調整中は発振など起すと瞬時にパワートランジスターを壊すので調整項目で電源のリミッターを設定しておきます。つまり発振など起しても破壊に至る大電流を流さないことです。

大方調整が済んでから規定電圧にしエキサイタートランシーバー出力を最小から少しずつ上げて行き最大出力付近に調整して入力対出力特性、リニアアンプたる所以である直線性のチェックをします。出力の測定にはLPFやBPFが必要でこれが無いと高調波成分も合成されて基本波の真の出力値となりません。

入出力特性とバンドごとLPF製作については次回掲載予定です

フィルターユニットが完成したらやっと200W免許変更申請が出来ます。これは今年の目標で2月に受験を思い立ってから5ヶ月。。。長かったような短かったような。。。。

 


東京スカイツリー

2012-07-18 19:16:21 | Weblog

2012年7月16日東京スカイツリーに行ってきました。

7月12日から当日整理券も始まりましたがWEB予約で入場券を申し込みました。3連休最終日で混雑もピーク。15:30の予約で15:00からチケット交換の列に並びましたが当時間帯はあまり人数が多くなくて10分前でも問題ありません。。。web申し込みでは自動発券機にクレジットカードを入れるだけでOK。

エレベーターは超高速で展望デッキまで50秒程。入場数をコントロールしている為展望デッキは混んではいますが比較的ゆっくりと外の景色を眺める事ができました。晴れているのですが霞んでいて遠くまではクリアに見えません。かすかに富士山のシルエットが見えました。

 

展望デッキからはさらに¥1000の追加料金を払い上の展望回廊に登る事ができます。当日は20分待ちでした。一般客が登れる最高到達地点はココで451.2m

当日は風が強く展望デッキから展望回廊へのエレベーターは徐行運転、当日整理券の発券も中止。心なしか揺れてるような気がしますが制震システムはとても優れたものの様なので気のせいだったかもしれません。

アマチュア無線機を持ち込み交信を試みました。高いだけでは駄目で構造物内はシールドされてるようなものです。ガラスとアンテナの距離や角度を変えてやっと川崎のGCJP無線部メンバーと交信できました。その後北側に移動し栃木局と交信。他のお客の迷惑にならなければ特別規制はないようです。とは言っても外部アンテナや大声、音声垂れ流しは論外です。

関東では筑波山等広域リピーターがありますが是非、災害時用に設置して欲しいところです。まあトラック違法無線局などの餌食になる事は目に見えていて難しいのだろうけど。。。

当日も違法無線局に悩まされました。。ご丁寧にデジタルコードスケルチ入りの運用で確信犯もいいところ。。。果たして電波利用税は監視業務に適正に使われているのか?毎年予算を残し累積残金額は笑えない額になっている。。。。

 スカイツリー直下のモールはかつての土地を知る者には隔世の感がありました。正直下町に似合わない違和感さえ。。。。

ともあれ新名所の集客効果はすさまじく一日数万人だとか。。下町活性化には間違いなく貢献しています。東京に住む人ほど東京の名所には訪れないと言いますが一度は行って見て損はないところです。


沖から滑走路を見よう!羽田空港写真撮影クルーズモニターツアー

2012-07-13 08:40:53 | ジオキャッシング

2012年7月12日 あるジオキャッシャーの会社の企画で羽田空港沖を豪華クルーザーで巡り海上側から離発着航空機の写真撮影や遊覧ツアーで一般販売される前にモニターツアーという形でジオキャッシャーだけの貸切で。。。クルーザーにはジオキャッシング旗を掲揚し颯爽と豪華クルーザー”リザーブワン”は出航するはずだったのですが。。。。

しかし前夜からの低気圧接近による強風は収まらず朝の東京ATIS(気象通報)受信ではLanding run way 22 23 Departure runway 16R 16L,wind 220 21kt,,,,21ノットの風が吹いている。朝中止の連絡が。。。。。海上風速15m以上は安全運航規則で欠航らしい。強風下での小型船は速度を上げないと風に流されるし離接岸で乗降に危険が伴うのでしょうがない。。。

Xバンドレーダーでは次々に強い雨雲が来襲。。。

天気は良くなくても国際線ターミナルにでも行ってみようと思っていたところすでに空港周辺を徘徊するジオキャッシャーもいるらしいので国際線ターミナルでランチとビールを楽しむ会に急遽変更、これが航空用語でいうダイバートです^^ 

 主催者はせっかく集まったジオキャッシャー達に空港設備等の見学を急遽用意してくれました。一般見学コースといものは無く運行や保安設備付近の立ち入りもありません臨時の会社訪問のようなものなので詳細を控えます。

       

羽田空港インフォメーションセンター 航空機の離発着情報からゲート、ランプ案内など幅広い業務の情報中枢。呼び出しや保安、メディアへのインフォメーション、災害時等の情報放送もここから行われます。この場所はターミナル通路からガラス越しに見る事ができます。

A滑走路(16R)が良く見渡せる場所に案内して頂きました。

天気が悪く高速シャッターが切れない。。手振れの酷い写真だがB-777 主翼上面には大量のベーパーが。。。翼下面の空気の流速が早く結果翼上面気圧は低くなり揚力を得ています。

かつては屋上展望台の片隅に置かれパイロットなら一度はお参りに来ると言われている羽田航空神社。今ではターミナルビルの一室に鎮座する。。。残念ながら御神体の鏡は盗難に会い現在は監視カメラと周辺の警備員に守られている。例の赤い大鳥居と共にこちらの神社も話題の多い所です。ハイテク航空機や運行システムを扱う航空会社であっても定期的お参りは欠かさないそうです。

H sugaさん撮影

ジオキャッシャーはこれが本業。。。。。片手懸垂。。。

撮影は昨年のオープン直後で撮影制限はありませんでしたが現在は撮影禁止

国際線ターミナ最上階のプラネタリウムカフェ 

穴場デートスポットでしられカップルや家族連れにもお奨めの場所だが何故かジオキャッシャーには向かないようです。。何故って私を含め殆どの人が寝落ちしていたww

空港は航空機の利用だけが目的の場所ではありません。食事やショッピング、エンターテイメント、観光、航空機ウォッチングとそれだけですでに存在価値がある魅力的な場所なのです。