2012年12月08日 ジオキャッシング忘年会の大ジャンケン大会で自転車を当てました。パチンコや競馬はおろか普段宝くじさえ買わないまったく博才の無い私ですが、、何と言う幸運!
GIANT Escape R Alliance H氏提供の商品でハンドルがドロップに変更してある高級シティーバイク。。とても良いコンディッションです。
カーボンコンポジットフレームはとても綺麗。。
長い間放置ということだったので走行は全く問題有りませんでしたが一通り掃除を兼ねてチェックしました。ギアトレーンは快調で問題なし後輪を外してハブのチェックを。。。
走行では全く感じませんでしたが手でシャフトを回すとゴリゴリ感があります。玉押し式ボールベアリングでは良くある現象。右玉押し(ハブコーン)をO/Hのつもりで開けてみると軽度の虫食い(かじり)の他に深い傷が。。。走行で出来た傷というよりは鋳造の際のスのようにも見えます。
GAIANTではリアハブ関係の個別部品は扱いが無くホイールごとの交換、自転車屋さんではリアハブ交換でホイール組み直しのようです。この点Shimanoはえらい!ワッシャー1点に至るまで各モデルごと補修部品があります。
Bromptonの整備でもリア側の玉押しに軽度の虫食いがありました。この方式の自転車を乗る以上避けて通れない現象でしょうか? 定期整備個所です。。。
ハブのクリーニングとグリスアップでも特に走行に支障がある程ではないので放置しようとも考えましたがたまたま手頃な部品を発見しました。
リアは10Mの中空シャフト、玉押しのRが少し異なってもリアエンドサイズつまりオーバーロックナットサイズに調整すれば使えるのでは。。。
@¥30の物と高精度@¥300を発見。。駄目元で多めに発注 こんなにいっぱいどうするんだ!10個でも¥300だからね。。。
左オリジナル、真ん中¥300 右¥30 内径、外径は同じですがベアリング当たり面のRが異なります。高さはそれぞれ11.81mm、11.43mm、11.40mm繰り返しになりますがRが異なるので参考にしかなりません。ベアリング接触位置までのねじ込み量の差はありましたがどちらも使えました。
ベアリング球はこの影響か新品サイズから0.01mmの磨耗があったので交換。当たり調整をして(微細な作業で髪の毛1本単位の隙間調整)仮組みとオーバーロックナット幅測定。。オリジナルでは131mm 1mm程隙間が出来てしまいます。このまま取り付けるとセンターが狂うので1mm厚のシムをいれて調整。。
ブレーキシュークリアランスも左右均等。。回転はとてもスムーズになりました。。。
ついでにフロント側もO/H
こちらは特に問題なくO/Hクリーニングとグリスアップ、玉押し調整でOK。
チューブとタイヤを交換。。一通り整備を終了。。。
車体重量8kg台。。軽い! Brompton11.5kg Bruno10.5kg.....格段にめちゃ軽い!!
走りも軽快。。シフターもこれ使ったら他の使いたくない位便利。。暖かくなったら遠出したいと思うこの頃。。。
新しいおもちゃ貰った子供のように楽しませて貰いました。。。。賞品提供してくれたHさんありがとう!!
さてこの運は何時までか。。。。? 勢い余って数十年ぶりに宝くじ買った^^
参考 玉押し部品購入先