暁の広場

最近凝っているジオキャッシングの話題や真空管アンプ、料理、独り言のページ

素人の自転車整備

2012-12-21 17:16:20 | 自転車

2012年12月08日 ジオキャッシング忘年会の大ジャンケン大会で自転車を当てました。パチンコや競馬はおろか普段宝くじさえ買わないまったく博才の無い私ですが、、何と言う幸運!

GIANT Escape R Alliance H氏提供の商品でハンドルがドロップに変更してある高級シティーバイク。。とても良いコンディッションです。

カーボンコンポジットフレームはとても綺麗。。

 長い間放置ということだったので走行は全く問題有りませんでしたが一通り掃除を兼ねてチェックしました。ギアトレーンは快調で問題なし後輪を外してハブのチェックを。。。

走行では全く感じませんでしたが手でシャフトを回すとゴリゴリ感があります。玉押し式ボールベアリングでは良くある現象。右玉押し(ハブコーン)をO/Hのつもりで開けてみると軽度の虫食い(かじり)の他に深い傷が。。。走行で出来た傷というよりは鋳造の際のスのようにも見えます。

 GAIANTではリアハブ関係の個別部品は扱いが無くホイールごとの交換、自転車屋さんではリアハブ交換でホイール組み直しのようです。この点Shimanoはえらい!ワッシャー1点に至るまで各モデルごと補修部品があります。

 Bromptonの整備でもリア側の玉押しに軽度の虫食いがありました。この方式の自転車を乗る以上避けて通れない現象でしょうか? 定期整備個所です。。。

 ハブのクリーニングとグリスアップでも特に走行に支障がある程ではないので放置しようとも考えましたがたまたま手頃な部品を発見しました。

 リアは10Mの中空シャフト、玉押しのRが少し異なってもリアエンドサイズつまりオーバーロックナットサイズに調整すれば使えるのでは。。。

 @¥30の物と高精度@¥300を発見。。駄目元で多めに発注 こんなにいっぱいどうするんだ!10個でも¥300だからね。。。

左オリジナル、真ん中¥300 右¥30 内径、外径は同じですがベアリング当たり面のRが異なります。高さはそれぞれ11.81mm、11.43mm、11.40mm繰り返しになりますがRが異なるので参考にしかなりません。ベアリング接触位置までのねじ込み量の差はありましたがどちらも使えました。

 ベアリング球はこの影響か新品サイズから0.01mmの磨耗があったので交換。当たり調整をして(微細な作業で髪の毛1本単位の隙間調整)仮組みとオーバーロックナット幅測定。。オリジナルでは131mm 1mm程隙間が出来てしまいます。このまま取り付けるとセンターが狂うので1mm厚のシムをいれて調整。。

 ブレーキシュークリアランスも左右均等。。回転はとてもスムーズになりました。。。

ついでにフロント側もO/H 

 こちらは特に問題なくO/Hクリーニングとグリスアップ、玉押し調整でOK。

 チューブとタイヤを交換。。一通り整備を終了。。。

 車体重量8kg台。。軽い! Brompton11.5kg Bruno10.5kg.....格段にめちゃ軽い!!

 走りも軽快。。シフターもこれ使ったら他の使いたくない位便利。。暖かくなったら遠出したいと思うこの頃。。。

 新しいおもちゃ貰った子供のように楽しませて貰いました。。。。賞品提供してくれたHさんありがとう!!

 さてこの運は何時までか。。。。? 勢い余って数十年ぶりに宝くじ買った^^ 

  

参考 玉押し部品購入先

〒402-0011山梨県都留市井倉480NNLLレーシングサイクルTEL,FAX0554-45-4370

 


2012 12 12 Event Cache

2012-12-15 14:23:41 | ジオキャッシング

2012年12月12日 12時12分12秒? に集まってactionを。。

公式ジオキャッシング・イベントキャッシュに行ってきました。このぞろ目dayは月が12月までしかないので今回が最後。。次があるとしたら世紀が変わる3001年1月1日1時1分1秒まで生きなければなりません。

 折りしも当日は北朝鮮ミサイル発射騒ぎで大騒動。。。朝から情報を追いかけて危うくイベントに遅れそうになりました。

         

 新橋SL広場では3局ほどの取材チームが広場で取材をしていました。なにやら年齢も風体も一貫性のない怪しい集団がSL前に集まる光景を取材クルーが遠巻きに見守る中(カメラは回っていた)ジオキャシャー達は12時12分を合図に一斉にイチニ イチニ ジャーンプ。。。。

 action終了後イベントキャッシュオーナーのYo●●●a●aさんの元にリポーターのマイクが。。。

翌朝のTV ZIPの中で放映されたようです。。

 同様のイベントキャッシュは大阪、名古屋、吉祥寺でも開催され同日世界では62、224人が参加。。。ジオキャッシャーはどんだけ暇なんだろう。。。。? (私に言われたくない。。。そうですね)

吉祥寺イベントは20:00集合なのでそれまで周辺のキャッシュを捜索。。。朝から晩までイベントを楽しんだ一日でした。。

 


航空自衛隊入間基地見学

2012-12-10 19:21:58 | Weblog

2012年11月某日 航空自衛隊入間基地の見学に行ってきました。航空際やイベントを除くと基地内の見学には事前申請が必要で10人以上単位、つまり個人で見たいと言っても許可はおりません。それも平日限定だ。。 平日に10人集めるのは至難の業。。今回はたまたま幸運な機会に恵まれました。

 入間基地は首都圏に最も近い航空基地ですが地元との協定により戦闘機の運用はされていません。航空総隊隊司令部はじめ多くの中枢部隊が駐在し国内では最も大きい航空基地です。

 午前中は清●空将の講演を聞きました。災害時の航空自衛隊の役割や防空システム等について。。。 当たり障りの無い話だったのですが最後の質疑応答では同席の方から質問が。。”松島基地では地震後の津波で多くのF-2が水没したが何故津波が来る前に離陸させなかったのか?”と。。。

 まるで航空機は自動車の様にキーを回せばエンジンが掛って飛び立てると考えたらしい。。。確かにアラート待機のスクランブルでは数分で上がっていくがそれはアラート待機の状態を保っている機体や乗員だから出来る事。地震から津波襲来までの30数分地上クルーを離陸作業に付かせていたら一体何人の自衛官が犠牲になったのか。。。首尾よくエンジンがスタート出来たとして滑走路の点検も出来ない。数機のF-2を離陸させる事が出来たとしても失う損害が多すぎたはず。

 航空機や機材は修理や新しい調達が可能ですがパイロットや熟練整備士の育成には莫大な経費と数年の時間が掛ります。 回答は”後日の批判はありますが適切に判断し適切に処理しました。当時の状況からして間違った判断ではありませんでした。”だった・・・・

 正直この質問には辟易。。。

基地敷地はそれでも米軍入間ジョンソン基地時代に比べると一部返還されましたが広大で滑走路部分より施設建物敷地部分が大きい。基地内を分断するように西武池袋線が通り稲荷山台駅ホーム端は基地内と接しています。

講演が終わったあとは曹食堂で自衛官と一緒に昼食。大きな会社や大学の食堂を思わせる雰囲気ですが大勢の人数が食事してる割には静かで無駄口や大笑いが無かったのが印象的でした。時間ぴったりに一斉に人が居なくなる。。。民間会社には無い規律を感じた一瞬でした。

 当日のメニューは鳥の唐揚とサラダ、水餃子スープ、サラダ小鉢、キムチ小鉢、お茶、ビタミン強化ご飯(お代わり自由)デザートに柿が1個。味はとっても美味しい。。。基本的に幹部自衛官でもメニューは同じで部屋が違うだけ。。テーブルにクロスがあったり窓にカーテンがあったり食器が異なるだけです。パイロット食は航空加給食と呼ばれ高カロリーの別メニューか同じメニューに1~2品多いもの。高官には有料で別メニューもあるらしいが。。。

食事後はエプロンエリアで航空機の見学です。どの機体が見学できるかは運次第で予め知る事ができません。T-4はじっくり見学したかったのですが当日は飛行予定機体が多くT-4エプロンエリアまで近づけませんでした。

機体内部を公開見学したのはU-4ガルフストリーム、C-1.ハンガーには電子情報収集機YS-11EBが入って居た為カメラを向けるのも禁止でした。ダートエンジンから強力なエンジンに換装されたYS-11はプロップも変更され機体上下に追加されたレドームもあり馴染みのYS-11とは思えないプロフィールでした。 電子戦機は確かに秘匿情報は多いのですが外観の撮影まで禁止。。。新しいアンテナレドームでも付いたか?

多目的ビジネスジェット U-4 ガルフストリーム  実はビジネスジェットのキャビンには初めて入りました。コックピットはとても狭く大型ジェット旅客機のそれからすると軽自動車運転席に計器やスイッチ類がびっしり。グラスコックピットでF-15DJでさえアナログ計器なのに何かとても高級に見えました。。。小型の機体で狭いとはいえさすがVIPやハリウッドスター専用機。。いつか持ってみたいね。調達価格は20億を越えるww

国産戦術輸送機C-1 もう30年近い老体でC-2の開発が遅れ更新が進まない。当時の政治判断とは言え短すぎる後続距離はフルロードで硫黄島往復さえできません。1000m滑走路での運用が出来東日本大地震でも物資輸送に活躍しました。

 当日は管制塔もダメ、レーダーもダメ 司令官に良く頼んでありますの言葉とは異なり航空ファンには物足りない見学でした。

 米軍との共用基地ではさらにおかしな事態が。。。自衛隊一般見学で入ると米軍機は一切写すな。。ところが米軍のエスコートで入ると撮影禁止標識以外のものは自由で親切に説明してくれる。空対空ミサイルシーカー部でさえ写真OK。。。。(駄目な場所には連れていかんよと。。。)

まあ 晩秋の一日を楽しんだ事だし。。良かったとしましょう