しばらく前にレストア用に入手した軍用 HF帯無線機URC-187が到着時に操作つまみが一個欠落しており欠品部品の送付をお願いしたところ。。。。(決してクレームではなく丁寧にお願いしました、、笑)
なんとジャンクではありますがもう一台まるまる部品取りに使ってくれと送られてきました!つまみ一個が本体一台に化けてしまったのです。つまみ一個簡単に入手できそうですがこれがさにあらず!国内で販売されているものは6mmφが多いのですがインチ規格のシャフトには入らず削るのは大変な作業となります。
前面フレームが破損しています。前回入手の無線機を見てきっとこういう破損が多いだろうと思っていましたが。。。お世辞にもhevy dutyとは言えず、、やはりこういう破損がある固体が多いようです。米軍の無線機では考えられない作り。。。
おかげでもう一台無料で入手する恩恵に預かりました!
さて動作を調べてみると、、、、やはり故障しています。受信部は何とか動作していますが送信出力が殆ど出ていません。ジャンクとして解体するにはもったいない。。。各所をチェックすると大きな焼損等はありません。前の無線機もマイクゲインの調整不良でしたがこれもやはり同じ箇所でした。調整用ボリュームの再調整で元気に定格の20Wまで出るように。。。。。電気的性能はこちらの方が良いかも知れません。
ベランダからワイヤーアンテナを張り出し受信してみると、、、快調!!!
不良箇所はプラスチックフレームの破損だけなので修復してみる事にしました。
銅版と塩化ビニールシートで型枠を作りエポキシ系パテで修復していきますが裏側が複雑に凹凸があり大変な作業をする羽目に。。。。。一度ではできず各部ごとに硬化してから次の作業となりました。
エポキシパテが硬化後やすり掛けして塗装。。。。。。
半分だけ塗装、、その内全部。。。。マスキングが大変なのです。。。。。。。
電信(CW)の機能もチェックしましたがkey downするだけで送信にかわるセミブレークイン機構が付いています。これ快適だろう。。。。。
電信もやってみたい。来月にでも受験してこようかな、、、、、。。。。操作資格も拡大されたようだし。。。。