暁の広場

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秋月電子のシートヒーターは。。。

2015-02-09 15:48:05 | エレクトロニクス

定期秋月電子訪問でちょっと変わった掘り出し物を見つけました。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07669/

シートヒーター 面状発熱体 12V3W 発熱体が2枚とシガープラグセットで¥700 発熱体のみが¥300とリーズナブルです。実験心がくすぐられました。。。

 車のシートに敷いてお尻や背中を暖める物のようです。車のシートヒーターはとても優れもので寒い季節に愛用していました。 電熱ジャケットへの応用はどうかと試してみることにしました。

 先ずは消費電流と温度特性を測定

 

青線は12V印加 消費電流は約300mAで発熱体が温まるまで400mA程度流れます。

赤線は15V印加 消費電流は約400mAで発熱体が温まるまで500mA程度流れます。

肝心の温度特性は12Vでは37℃位で頭打ち 15Vでは45℃程度となりました。携帯カイロやホッカイロ等ではもっと発熱温度が高く衣服のポケットに入れておいても十分暖かいのですがちょっとコレでは。。。

 実際に試してみました

 アウトドアメッシュベストの内側ポケットに発熱体を入れて通電。。。。一向に暖かくなる気配がありません。やはりこの温度では衣服に密着が必要で少しでも空間があると暖かくありません。そもそもシートヒーターとして開発されたもので衣服を密着するような使い方をしてみました。セーターをめくってシャツの上にベルトに挟むように固定し背中とお腹に各一枚。。。

 数分でポカポカ^^ これはいいです

 衣服の下に付けて上に防寒 これならバイクから電源を取ってつかえそうです。(乗り降りのたびコネクターを外さなければなりませんが) ではバッグや衣服のポケットに収納する携帯バッテリーはどうでしょう。。

 一個あたりの消費電流は0.3A 2個で0.6Aを連続して流さなければなりません。仮にサイズAAのエネループ 2000mAhを10本持ちあるいたとして計算上は3時間ちょっとです。ちょっと微妙な運転時間。。 3時間位と言えばそこそこ実用的と言えなくもないしそうでないともいえる。

 極寒の時期 外でこの暖かさが得られるならエネループの10本や20本、リチウムイオンバッテリーを持ってもいいぞ^^。。この適温はそんな気にもさせてくれます。 使い捨てのカイロ2枚を使う比較なぞこの際忘れておきましょう^^

 携帯バッテリーはさておき 冬のキャンプや車では重宝しそうです。

どこかに携帯用の鉛シールドバッテリー電源があったはず。。。。試してみました

 

12V 6.5Ahシールドバッテリー内臓 災害時用に用意した物ですがやっと活躍の機会が訪れました。

 

快適快適 まことに快適^^ しかしながら体からコード2本を延ばしバッテリーに接続している様は点滴ラインを何本も接続している瀕死の重病人か体内バッテリーが故障し非常外部電源に接続しているサイボーグかロボットの様です。 

 高容量リチウム電池をベストに仕込めばこの目的は容易に達成される。。。。(電気人間か^^)

 ヒーターの電源を得るために人力手回し発電機を回す。。まだ暖かくない 懸命に回す 運動で体が温かくなってヒーターはどうでもよくなるzz って事だけは避けたい

 

 備考 カタログ値ではマックス温度60℃と書いてありましたが購入したすべての固体で再現は不可能でした。

 


はじめてのバイクユーザー車検

2015-02-06 14:09:03 | DUCATI Monsterの整備

車検の必用なバイクには必ず訪れる2年ごとの車検。四輪車も同じですがバイクを維持する上で大きな経費となっています。

 従来ディーラーや修理工場、販売店の独占的車検制度が改正されてユーザー自らが車検を受ける道が開けて久しくなります。今回これに挑戦してみました。

 法定点検や車検制度は安全に走行できるよう定められた制度ですがディーラーや販売店でこれらを受けたとしても故障や安全を保証するものではありません。ほったらかしにすると整備不良車や違法改造車が増え危険だからこの制度があるのだと言えます。外国では車検制度そのもがない国も多く車両の整備や不具合は自己責任という事になります。

 ユーザー車検も自己責任で管理、責任をもって下さいということでしょう。普段から整備も点検も疎かにし偶然ユーザー車検に合格して安くあがったなどは本末転倒で自らを危険に晒してるようなものです。

 車体整備は6・12ヶ月点検を基本に整備を行い記録簿に記載しておきます。これは最低限どころか普段いかにバイクのメンテナンスに関わって状態を把握しているか問われるところ。検査で見られるか見られないかでは無く快適に安全にを主眼に点検整備が当然はいうに及ばずです。

 車検数日前に再点検でFブレーキ脱着 チェーン張り調整 エア圧調整を追加しました。

 さて実際の車検を受けるにはバイクの整備は当然ながらお役所書類の突破が待っています。ネットにも沢山情報があがっているので詳しくは割愛しますが¥20で継続検査関係書類を購入します。記入例はありますが鉛筆で記入(OCR読み取り用)箇所とボールペン記入箇所、予め住所コードを調べていくと簡単です。

 継続車検では記入量は少ないので言われているような難しさはありませんでした。実は雰囲気を見る為と書類入手、車検証の住所変更のために数日前に練馬車検場を訪問しました。住所変更書類記載も似たようなものです。

 車体整備でどうしても自分で確認できない事項にライト光軸調整と排ガス測定があります。排ガスは余程調子悪いキャブでなければそうそうはねられる事はないようですが光軸測定は大変シビアで検査落ちの一番の原因となっているそうです。今回は当日受験前にテスター屋さんで光軸調整をしてからいきました。バルブ交換したテスター屋さんは3人がかりでもDUCATIのライトフェース固定機構が理解できず苦しんでいました^^ しばらく見ててゴメンなさい

 

 書類は記載済みなので重量税ほか手数料証紙を購入し受付へ。。。車検は事前に予約が必要で受付時間が決まっています。2時間前に準備完了、持て余す時間を潰すのに車検ラインの見学をお願いし見せてもらいました。

 とても親切に順番に説明していただきました。写真撮影は禁止です。。。てしばらく撮影してから言われました。。。。

 

 

 

  ユーザー車検の流れは大体

  予約→書類購入→記入→自賠責保険、重量税、手数料支払い→車検受付窓口→車検ライン→車検証発行

 検査項目は検査官の裁量で異なる事もあります 

概観検査 ウインカー灯火類 車体、エンジン番号確認、目視検査(改造等) (マフラーの音量検査は純正部品を確認して行いませんでした) ハンドルやミラー等の変更を疑われると車体寸法測定があります。ハンドルロックのチェックをされました事前情報に無かったので慌てることに。。。。

排ガス検査 自分でブローブをマフラーに突っ込んで車種選択スイッチを押す→画面に○が出たら合格で書類を読み取り機印字機に入れる

スピードメーター検査 ローラーに車輪を載せ自車の速度計が40km/hに達したら床のフットスイッチを離す→前後ブレーキ制動力検査 指示に従ってブレーキを掛ける

光軸検査 自動で測定器が出て来て光軸を測定 ○ OKが出たら合格 書類を読み取り機印字機に入れる

検査官印 これらがすべて合格で検査官から印をもらい最後に合格印をもらいにブースに行く

各検査はニュートラルで行いますが緊張して力が入りすぎ中々ニュートラルが出ないという事がありましたが検査官は”慌てずにゆっくりやって下さい”と声を掛けて頂き助かりました。

書類一式を受付と同じ窓口へ提出して新しい車検証の発行を待ちます。検査から車検証の発行まで15分くらいという超スピード車検でした。

   

 ユーザー車検の敷居が高いのは車体整備は当然ながら書類の書き方やどのような検査があってそれをどのように受け次に何をするかが分からない事にあります。事前に調べたり見学させてもらったりして雰囲気を把握すれば素人でもユーザー車検は怖くありません(笑)練馬車検場(通称)では職員、係官は親切で記載を間違えて突っ返されたり怒鳴られたりする事はありませんでした。

 ただし白紙書類を窓口に持っていって”どうやって書くんでしょうか?”と聞いた人には”記載例を見て解からなかったら代書屋さんに頼んで下さい”と言われてました。親切な窓口担当者でも全部書いてくれるわけではありません記載は申請者で審査が仕事です。

 窓口が空いてる時をねらう。。

 どんな業種の対応であっても混雑過密な時は普段親切な人でもぶっきらぼうな対応になります。月・金や年度末 窓口開始直後を避けて暇そうな時を狙うと双方とも気持ちに余裕が出来るものです。

  掛かった経費

 自賠責 13,640 重量税 3,800 審査料 1,300 印紙 400 計¥19,140

 光軸調整代 2,500     総合計¥21,640