母親だったとは。
昨日の日本の芸能界話に続いて今日はアメリカ編。(ちょっと違います)
27日にキャリー・フィッシャーが亡くなって「いや、スターウォーズはまだ続くのにレイア姫がいなくなってしまったのか」などとしみじみ思いながら、ウィキペディアでついこの前の作品にレイア将軍として出ていたことをチェックしてこれまた「うわ~」などと思いながらウィキのキャリー・フィッシャーのページも見たら「母親は女優のデビー・レイノルズ」って書いてますやん。
「ええええええ?今まで知らんかった」と思いつつ、いや「あの(「雨に唄えば」の)デビー・レイノルズだよね」と確認のためにデビー・レイノルズのページを見たら、確かにそのデビー・レイノルズだったんですけど、何と28日に亡くなったんだそうで。
キャリーの翌日。脳梗塞だそうです。そんなことあるんですね。
キャリーの死に耐えられなかったのではないかという話で。
デビー・レイノルズさんは、ツイッターでは25日(日本時間26日)に最後のツイートしてますが、やはり娘のこと書いてましたね。
「雨に唄えば」は何度も観てますが、90年代に「イン&アウト」という映画という映画にも出てましたね。
かわいらしいおばあちゃんの役で(主人公の母親役)。
結構面白い映画で、主人公の教師(ケビン・クライン)が、婚約者と教え子がアカデミー主演男優賞を取るところをテレビで見ていたら、その教え子が受賞スピーチでゲイであることをカミングアウトして、さらに実は恩師(主人公)もゲイだとかいいだして、大混乱に。
田舎の町なのでそりゃあもう大騒ぎと。
お笑い映画なんですが、フィラデルフィアでトム・ハンクスがアカデミー賞取った時に恩師に感謝したスピーチがもとになっているようです。
(本当に彼がゲイかは置いておいて)アウティングがポイントになっているんですが、当時はやっぱりそれなりに大きいんですね。
今時のアメリカでゲイだなんて、俳優などでは「別に」の世界だと思いますが、まあ、それでもアウティングはね。
現代の日本では、一橋大生がアウティングされて自殺してますね。
成宮寛貴は、フライデーのあれで、ゲイであることをアウティングされたことが芸能界にいるには致命的であるように言っていましたね。(薬の件は知りません)
芸能界は、ゲイなどにはむしろ先進的な世界で、70年代からゲイの人たちがテレビに出ていましたが、今になってもやはりそういうなにかキワモノとしての枠でしかないんですかね。
もちろんアウティングが根本的におかしいのであって、本人がカミングアウトするかどうか決めるべきなんですが、なかには「別にゲイであることは恥ずかしいことではないのだから気にしなくていいのでは」と言う人もいますね。
そうある「べき」ですが、しかし、実際には普通に受け入れる(というか一切気にしない)社会になっていない以上、それは無理な話ですよね。
「~べき」の話が「~である」になってしまってますね。
一橋大生に対する大学側の対応がものすごくゲスだったと記憶していますし、イケメン俳優のゲイ枠はないのだろうと。
最近やたら見てるアメリカのドラマだと「ホワイトカラー」というドラマの主役がリアルでゲイでしたね。
なんというか絵にかいたようなイケメンなんですけどね。
でも、この人もはじめはゲイと言う噂があったものの、それについてはスル―していたのですかね。カミングアウトしたのが12年。
ホワイトカラーの視聴者が減って打ち切りになったのが14年だからあまり影響はなかったようですが。
イケメンだから女性ファンが多い、ゆえにゲイとはカミングアウトしにくいということなのかな。
アメリカでこれだと中世みたいな日本の芸能界では当分無理ですかね。
いささかゴシップネタになりますが(といってもはるか昔の)、
キャリー・フィッシャーの父親のエディ・フィッシャーは、なんかいろいろすごいんですが(私生活が)、ワイドショーの時間になってもしょうがないので。


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