おいらがこんな話をするなんて。。。
実は、このサイトを見てとても驚いたんですが
新設住宅着工戸数
分譲住宅のうちマンションの着工数ってとんでもなく下がってるんですね。
新規住宅着工戸数自体は、この4ヶ月ほど、前年同月比のマイナス30%余りで大体推移してますけど、分譲のマンションだけが突出して減ってきているのです。
で、これから分譲マンションだけの数字を見てみます。
ついでに、同じ月に首都圏と近畿圏のマンション発売戸数を横に(カッコ内)。
時間的なずれはありますが、ちょっと面白いかも。
2009年
7月 3961 (4477)
6月 4592 (4064)
5月 6130 (4939)
4月 7118 (4525)
3月 9184 (4748)
2月 10736 (4057)
1月 10741 (3172)
2008年
12月 11169 (8709)
11月 11937 (5009)
10月 12920 (6404)
9月 16920 (4474)
8月 16171 (3202)
7月 14105 (5340)
6月 14430 (6558)
5月 15459 (6180)
4月 20889 (4113)
3月 17587 (6990)
2月 16680 (5686)
1月 14343 (3812)
年度別
2008年 182572 (61966)
2007年 168918 (86704)
2006年 238614 (101751)
2005年 229352 (116754)
2007年6月20日に新しい建築基準法が施行されて(姉歯問題のあとのやつ)、そこまでに駆け込みで新規着工が出来て、そのあとは当然一旦ぐっと減ったわけですが、一応、同じような時期にサブプライムローン問題が噴出してきたわけです。
それでも、サブプラ問題はあまりその時点では影響してなさそうですね。
一旦減った新規着工自体は翌年春までに徐々に回復してます。
しかし、その後深刻化したと。
持ち家の着工は今年に入ってから、毎月少しずつ増えてますが(これは季節的な影響があるので、実質的に増えてるとはいいがたいけれども)、分譲マンションについては、あまりにも明らかに減ってます。
2005年と2006年は月平均2万近い数字だったわけですね。
物凄い減り方ですよね。
メディアが普通に流すのは、全体の着工戸数で、マンションの場合は首都圏と近畿圏の発売戸数と契約率ですが、これからどうなるの?
9月半ばに発表されるであろう8月の数字は、首都圏の場合、去年がひどすぎたので上昇する可能性がありますが、今作ってるマンションが少ない以上、これからまた減るでしょう。
しかもがっつり減るでしょうね。
んで、分譲マンションが主力の不動産は結構あるよね。イニシアやエスコンはそうだよね、多分。
大京とか、フージャース、ゴールドクレスト。まだ他にもあるよね。サンシティもこれが主力だよね。
アーバンライフはマンデベ?
今ほとんど作っていないということは、手持ちの物件で当面を乗り切るということかな。
それしかないんでしょうけどね。
作戦としてはわかるけど、遅いよね。
7月は前年度の72%ダウンでっせ。
しかし、こういうものの情報の出し方って、凄いなあと思いますね。
春の時点では、3月から回復してきているとか言ってたんですよ。
3月は最悪だったのに。
その後もなんとか回復しつつあるように見せる表現が続いてましたが、自民党政権がもう駄目だね状態になってきた時から明らかに言い方が変わりましたね。
好材料に出来る数字は無視してました。
選挙が終わったので、おそらくまた誤魔化しがはじまりますよ。
ていうか、さっそく次の首都圏マンション発売数の発表の仕方が気になりますが。
ところで、昨夜は結局上げてますね。
もうあれでしょ。関係ないんだよね。
過去に雇用統計が悪かったから爆下げしたってあったっけ?
ないような気がする。
要するに上げるきっかけが欲しいだけでしょ。
ダメリカ人はこういうことだけ上手いよね。


トラコミュ 株ってどうなの!?
| Trackback ( 0 )
|
 |
|
|
|
|