【みんな生きている】番外編

新潟県南魚沼市の雪国まいたけは２月１０日、大阪市の大手住宅メーカー・大和ハウス工業と資本・業務提携をすると発表しました。
雪国まいたけが進める環境に配慮した農業事業や海外事業での協力が狙いです。
大和ハウス工業は３月５日付で雪国まいたけの発行済株式総数の４．６％を約８億で取得して第３位の株主になります。
提携は雪国まいたけが進める「循環型農業団地構想」の推進等が柱です。
この構想では、キノコ栽培工場から排出される二酸化炭素を隣接する野菜栽培工場で野菜作りに活用し、野菜から排出される酸素をキノコ作りに利用します。さらにカット野菜生産にともなって出る廃棄物を養豚等の飼料として使います。



※ナイスエコ。
o(^-^)o

【みんな生きている】番外編

マグロやウニといった海の幸からりんごを使ったスイーツまで、青森と函館の美味しいものを集めた物産展が新潟市の新潟三越で開かれています。
青森県大間の港から直送されたとろけるようなマグロの握りは絶品です。
また、函館の人気スイーツ・ベルギーチョコレートケーキはベルギー産のチョコレートを使った濃厚なムースとしっとりしたスポンジが絶妙なバランスです。
会場の新潟三越には青森と函館から合わせて５０の人気店が集結し、美味しいものが勢揃いしました。
弘前産のりんごをたっぷりと使って香り豊かに焼き上げたアップルパイや、全国の駅弁の中でも１、２の人気を誇るいかめし等も販売されています。
「青森函館の物産と観光展」は２月１４日まで開かれています。



※うおぉーっ！
食いてぇーっ！！
o(^-^)o

【みんな生きている】金剛山・開城問題編

《北朝鮮、パク・ワンジャさん射殺事件の共同調査を拒否》

２月８日に行われた金剛山観光再開に向けた韓国と北朝鮮の実務協議で、北朝鮮は２００８年７月に朝鮮人民軍兵士によって韓国人観光客パク・ワンジャさんが射殺された事件について、韓国側が提案した南北共同の真相究明作業を拒否した。
拒否しただけでなく、北朝鮮はパクさんの死について「正体不明の者が（立入禁止区域に）進入したため、軍規に沿って射撃したものだ」と主張していることが２月９日わかった。
韓国政府筋によると、北朝鮮は

「パク氏は軍事統制区域に入って来ただけでなく、事件が発生した午前４時５０分頃は日の出前で辺りはまだ暗く、観光客が海岸に出入りすることが禁止されていた時間帯（午前０時～６時）だった。そのためこれは本人の過失だ」

と主張しているという。
これについて韓国側は

「銃声が聞こえた時間は日の出後の午前５時１５分頃で、観光客が統制区域に誤って入らないように見張りを立てなかったのは北朝鮮側の過失だ」

として真相究明に向けた共同調査を要求している。
しかし北朝鮮側は

「観光客が死亡したことは遺憾なことだが、共同調査には応じられない」

という態度を示したという。
さらに韓国側は現代峨山（ヒュンダイアサン）社員のユ・ソンジンさんが昨年１３６日にわたり開城に抑留された事件について、再発を防止するための「出入り・滞留南北合意書」を国際的な基準に合わせて改正することを提案した。
しかし北朝鮮側は

「最高首脳部（金総書記）が観光客の安全を特別に保証すると話しているのに、これ以上どのように安全を守れというのか」

という反応を見せたという。
朝鮮中央通信は昨年８月、金正日（キム・ジョンイル）総書記と現代グループの玄貞恩（ヒョン・ジョンウン）会長が協議を行なった直後、「金総書記が特別な措置を下したことにより、観光に必要なあらゆる内容と安全は徹底して保証されるだろう」と報じていた。
韓国安全保障部処（省庁）当局者は

「北朝鮮は金剛山・開城観光の再開を非常に急いでいるようだ」

と語った。
北朝鮮は韓国に対して３月１日から開城観光を、４月１日から金剛山観光を再開するよう求めている。
北朝鮮はこれまで１０年間にわたり行われて来た金剛山観光を通じ、５億ドル（約４５０億円）の現金を手にしていた。



※真相究明作業を拒否するのは、射殺がやましいからだろう。
ユ・ソンジンさん不当抑留事件については過去の【みんな生きている】（ａｕ版・ライブドア版）をご覧下さい。

【みんな生きている】経済・食糧編

《北朝鮮の経済の混乱と食糧難》

北朝鮮の金英逸（キム・ヨンイル）首相が「貨幣改革後の物価高騰や人民生活の混乱について謝罪した」と北朝鮮の人道支援に取り組む韓国の市民団体・良き友達が２月９日、機関紙で伝えた。
機関紙は「数日前に金英逸首相が平壌市人民委員会主要幹部会議で『貨幣交換実施から新年まで国営商店の商品価格が誤って定められたため、人民の生活に混乱と不安を与えた』として謝罪した」と報じた。
最近金首相は貨幣改革失敗の責任を問う形で朴南基（パク・ナムギ）朝鮮労働党計画財政部長を更迭していた。
また、機関紙によると「北朝鮮貿易省は食糧難が深刻な中、各貿易会社に対し『何が何でも食糧を輸入せよ』と指示した」という。１月２７日、北朝鮮内閣と貿易省の職員が食糧事情について会議を開き、「２月から食糧を確保出来ない貿易会社が１社も出ないようにせよ」という強力な指示を下したとのことだ。
機関紙はさらに「現在、南浦港に入って来る食糧は全て新兵訓練所、鉄道省の機関車、体育団、保安当局等が受け取っている。まだ一般住民に対する配給計画はない」と報じた。
この他、「先月中旬に捕まった両替商（闇ドル商）が最近釈放され、一部では外貨取引が再開された」というニュースも伝えた。



※「一般住民に対する配給計画はない」？
北朝鮮はろくなことをしない。