青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

「うれしいスケール」~基礎プログラムより~

2013年11月18日 | 就労訓練

自分について知る(=自己理解を深める)というテーマの基礎プログラムの一環。

 

今日は、「うれしい」という感情を表す表現をいろいろ準備しました。

 

全部 「うれしい」 という言葉で表してもいいのですけれどね。

 

もっともっと、多くの表現ができたら…

自分の中でも、心豊かになっていくのではないかなぁと思っております。

 

上を「とってもうれしい」

下を「少しうれしい」

…という温度計に見立てて、「うれしい感情の強さを表現」してみました。

皆にそれぞれ紙を置いてもらい、

その後にいくつか取り上げて具体的なエピソードを披露してもらいました。

 

今日とりあげたのは、

(1)満ち足りている

(2)希望にあふれた

(3)うっとりした

(4)夢中で

(5)のりのり

(6)やる気のある

…です。

 

「『満ち足りている』は、とても充足しているかもしれないがもうそれ以上はない状態だから、『希望にあふれた』の方がうれしい度合いは上。もっと向上心を持てると思う。」

ほっほ~…

と思わず考えさせられる「言葉のとらえ方」をたくさん教えてもらえました。

 

好きなものをお腹いっぱい食べた時の「満ち足りている」感覚は、聞いているだけでもうれしくなります。

 

また面白いことに、「やる気のある」というのはそれほど「うれしい」という表現にはならないこと。

「うれしいという気持ちがなくても、『やらねばならない』という職務上の義務感からやる気は出せる。」ということ。

仕事での辛い経験を思い出していらっしゃったのでしょうか…。

 

責任を全うするということを考えれば良いことかもしれませんが…感情としてはやや寂しさを感じる感覚かもしれません。(この感覚、ひとりじゃないところが面白い。「そうそう。」と共感できるところがあったみたいです。)

 

エピソードの中には、思わず「へぇ」ボタンを連打したくなるような「意外」な話も。

 

「共感できること」

「人によって違う感覚・違うとらえ方」

様々でした。

これらは、自分自身の思い込みの点検にもなります。

 

みなさん、参考になった意見や感覚はぜひ自分もチャレンジしてみてくださいね。

「うれしい」「リラックス」のチャンネルは、多ければ多いほど良いですので…。

いずみまさこ

 

※「うれしい」と「リラックス」の感情や感覚を知った上で、不安の対処にとりくんでいきたいと思います。

「不快なチャンネル」から「快チャンネル」にパチッと切り替えできることを目指して…。

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