SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

2014/11/9 月例会

2014年11月09日 19時30分17秒 | 棋譜
今日は、呉支部の月例会でした。

雨ということもあってか、今回もAクラスの参加者は8人と少なかった。
でも、8人だとトーナメントが組みやすく、次戦まで長く待機する人がいないのは、唯一良いところではある。

初戦は、幽玄で5段に落ちてる、不調のmaruBさんと。
2子は嫌みたいなので(笑)、いつものように僕の白番で逆コミ6目半での手合い。

月例会は、ルール上は段級位制にはなっているけど、顔見知り同士だと相談して手合いを決めていることが多い。

碁のほうは、ネット碁の不調がそのまま出てる感じで、黒の大石を手厚く潰し、盤面30目以上の大差で勝ちました。


準決勝は、初戦の組み合わせから見て、A立さんになるだろうと思っていた。

A立さんと打つ気満々で楽しみにしていたんだけど、トーナメントを見ると......負けている。
信じられん。ポカでもしたのだろうか。

本人に聞いてみると、どうやらその通りだったようだ。
A立さん「手ェ抜いてしもうたんよ。碁は滅茶苦茶よ(相手が)。」
sssuuu「僕はA立さんと当たるとばかり><」

というわけで、準決勝。

相手は、僕が呉アマ本因坊で優勝したときに、I黒さんとO谷さんを連破した僕を、大きな声で番狂わせ呼ばわりした人だから、あまり打ちたくない相手。
根に持ちすぎですか?(笑)
自虐には慣れているのですが、いざ人から舐められるのは耐えられない性格のようです。

碁の内容は省略しましょう。
決勝進出です。


決勝は、広島のS田さんです。
I城先生との3子局、I黒さんとの定先を共に接戦で制しており、勢いがあります。

それに比べて僕は、苦戦したシーンすらなく、決勝まで来た感覚がありません(笑)。

今回は、クジが少し偏ったかな。





僕の互先黒番。

最近は、黒番が当たると1~5の積極布石を試している。
ただ、白番でやると、あまり良い成果が出ないことが多いので、昨日のM月君との碁のような配石で打っている。

左上は、タイトル戦でも、自身のネット碁でも出た白10、12を打たれた。
今回は、配石的に難しいことを考える必要もなく、黒17から白24の変化でいけると思いました。

ただし、普通なら次は黒Aのゲタあたりなのでしょうが、上辺を割られると良くないと思ったので、右上を一間で構えました。

白26には驚きました。
まさか、いきなり打ち込むとは。

ただ、白34まで明らかに白は幸せになっていない。
I城先生の解説では、白26は右上に6の石からヒラくくらいみたいだ。

右上から35と詰めて、調子で黒37と構えるのが、僕の今試している布石の工夫の1つなのですが、I城先生には不評でした><

先生の感覚だと、黒37は「一息つくところではない」ようだ。
相場の進行だと思った白38を見ても、「右辺の白が楽になった」ようです。

僕は、上辺と右辺をカラミの碁形にしちゃえという感覚で、それはいいようですが、石の進む方向にI城先生とは大きな違いがあるようです><

例えば、黒37で38にボウシして、自然と上辺に黒石を持っていく感じにしたいのだという。
なるほど。た、たしかに.....。

黒がやり損ってはいますが、白42が入りすぎ。
黒45に自然と石が行く展開は、白がとてもマズイようです。
まあ、それはI城先生じゃなくても、僕でもわかります^^

黒51、白52の交換は、くどかったかな?
上辺白をターゲットにすることにおいて、Bのコスミノゾキが気になって、損とは知りつつ交換しました。
I城先生も首を傾げていましたが、Bが気になると言ったら、そこまで言及されませんでした。

まあしかし、予定通り黒53に回って黒成功の序盤戦でしょう。





上辺で幸せになるはずだったのですが、ヘボすぎて、この有様です(笑)。

しかし、それでも黒が攻勢の碁でした。
ところが、左辺でもチャンスを逃し続けて、黒1と打ったのはマズすぎる。
白2で、白の眼を取るのは容易ではない。

黒1では、2とノゾけばツグところらしい。
今にして考えれば当たり前なのだが、手抜きされたときのA付近が気になり、1に手が行ってしまった><

しかも、その後左辺に付き合いすぎてしまい、中央や左下も味が悪くなる展開になってしまって、自分の碁を制御出来ませんでした。

Bあたりで1子制しておけば、△の3子の連絡を催促できるし、左下の一団も眼がしっかりできる。
上辺でも左辺でも失敗したが、冷静に戻れば、まだ勝負が出来る碁だった。

左辺で勝負手のコウを仕掛けざる得なくなりましたが、元々が無理だったため、形勢は更に離れて、盤面で足りない碁になってしまった。

瀬越杯のリベンジをされてしまった。
う~む......悪い碁だった。情けない><


局後の検討の後は、昨日打ったM月君との碁も見ていただきました。

sssuuu「この時点では、もう黒(M月君)の勝ちはないんでしょうね。」
みたいなことを偉そうに言ったら、I城先生が黒でヨセると、どんどん黒地が増え、白がどんどん利かされ、実戦は白4目半勝ちの碁なのに黒のほうが全然良くなった(笑)。

今日は、改めて自分の弱さを痛感させられました><
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2 コメント

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Unknown (M月)
2014-11-09 23:43:00
もしよかったら、今度I城先生の検討&ヨセを教えて下さい!
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Unknown (sssuuu)
2014-11-10 19:58:21
序盤(1譜目)は、白ばかり指摘が出ました(笑)。
当然だと思った16で、白が本当に戦えるのかどうか。
白28は、やはり失敗で、29ツケとか、そういうので打ちたかったとか。
白46は、やはりノビのほうが良かった。
あと、白52は力こぶをつけている場合じゃないようです。ここで左下三々に入るくらいじゃないとダメなようです。
黒への指摘は、43で、どうせ守るなら7の右へ何故マガらないのかと言っていたくらいでしょうか。

第2譜は、なんといっても黒39が不評でした。
どうやっても打てそうなのに(例えば、47の右下)、一番白にチャンスが出来る展開みたいです。
29でAとアテるのが良いのかという質問には、難しいところらしいです。


最終譜で、中央白に触らずに、48の右にケイマするとかなりのものらしいです。
下辺からのコスミツケは打ちにくいし、18の左上にコスむのも、後で7の左にノビが来ると、シメツケやらなんやらで、右下黒への脅しもなくなるようです。

右上白からヨセて、左下ハネても足りなくなっていたのにはビックリしました。
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