SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

苦難の道

2019年08月04日 21時17分56秒 | 棋譜
今日は、因島の本因坊秀策囲碁まつりに参加しました。

この大会は、アマ本(広島県大会)と日程が重なることが多い上に、久しぶりに出れると思っていた去年は、西日本豪雨で中止。

かれこれ、4年ぶりの出場になります。

6段以上戦に参加しました。
6段以上戦で4戦全勝すると、翌年からプロアマ戦のアマ予選会への参加資格を得ます。

4年前は、3連勝後の4局目の優勢の碁を、時間に追われて、大逆転半目負けをした苦い思い出があります。

そろそろ枠抜けをしたいのですが.......。

さて、26人の参加でした。

最近は、実績者は6段以上戦を枠抜けせずに、プロアマの予選会に出れる傾向があるので、
以前出場していたときよりは、難易度が下がってるかなと思います。
今回のメンバーだと、東京のT置さんくらいでしょうか、実績的に見て、僕が苦しいのは。

1回戦は、福山のK原さん。
2回戦は、尾道のS水さん。

1回戦は、判断ミスを咎めて快勝。
2回戦は、時計が危なかったですが、序盤から優勢を維持して2連勝。

しかし、持ち時間35分は相変わらずキツイな。
以前参加していたときは、40分だったんだけどな。

35分の大会がまた増えたわけだ。
条件は五分だとは言うけれど、もう少し考えて打ちたいよ。

で、3回戦は、最も当たりたくなかった、東京のT置さんと。

宝酒造杯の名人戦で、全国優勝されたことがある強豪です。



補足:白40(39の上)

白番でした。

シマリを打って、敢えて三隅与える布石。
色んな布石にチャレンジしております。
意外にも、評価値は下がらないんだよね。

白18では、17の上からワリツギ打つべきじゃないかなと言われました。

僕も普段なら打つタイプなのですが、形を決めるのを嫌うI城先生の影響もあってか、今回は打ちませんでした。

白28は、54で守るべきなのかな。

左辺は、38から打ったけど、実戦図になるくらいなら、48から単に生きる図のほうが上回るだろうか。

まあでも、天頂の評価値は白45%あたりですので、人間的には、まあまあの範囲の碁だと思います。

ただし、上辺で失着が出ました。

黒71に対して、72のブツカリはいけない。

黒73を打たれて、心が折れました。
「あ~あ、まーた大事な対局でやっちまった。」という心境。

白72では、73の一路右に一間トビでしょう。

黒が72のブツカリを打たなかったことに対して、邪念が出たというか、魔が差しましたね。

動揺もあり、どんどん形勢がおかしくなり、最後は中押し負け。


また来年頑張るよ。
苦難の道が続きますね。




最後は、秀策杯の決勝を見ました。

自分の対局も大事ですが、大会のメインは、やはりこれでしょう。

激しい碁だったのに地合いは細かくなるという、トップ棋士同士の魅せる対局でした。
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