布石の流れ

昨日は、寝る前に知り合い同士の碁を観戦。

実力伯仲の大熱戦で、僕もすっかり見入ってしまいました。

その碁の勝負どころは、中盤・終盤の読み勝負だったんだけど、気になる布石の局面があった。





この局面で、白番。

僕の第一感ですが、着手を考えるポイントが2箇所ある。

左下ケイマと、右辺二間ビラキ。





実戦は、白右辺二間ビラキでした。

ただ、個人的には黒2で黒の雰囲気が良いように思う。

何より、右下でお互いカチコチになる変化になっておいて、更に一手かけるのに違和感を感じた。

でも、ヒラキたい気持ちもよくわかる。





僕が白なら、左下ケイマに打ちます。

黒が2に受けてくれるのなら、今度こそ右辺へ。

でも、白3では左上シマリとか、上辺の星あたりの大場に打つものかもしれませんね。





白1に対し、意地でも黒2に詰める手もあるかもしれない。

白3、黒4を交換して(黒4はハネるかもしれませんが)、小心者の僕だと白5に打っちゃうかも。

でも、黒6に回られると、白良くないように見える。





だから、詰めを恐れず、こういう布石が良いのかな？

右辺白は完璧じゃないけど、すぐに攻めがあるような形じゃないと思う。



何はともあれ、面白い碁を見ることができて、気分良く熟睡することが出来ました＾＾