SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

泣きたくなる読み抜け

2019年06月30日 20時01分20秒 | 棋譜
今日は、アマ本の県大会でした。

初戦は、県代表常連のY方さんを回避出来れば、誰でもいいやくらいに思ってたら、
フラグ回収で、Y方さんと当たってしまいました^^




僕の黒番。

白2と打たれると、上辺をハサミたくなってくる。

白10には、実戦の11か、9の下にツグか、悩みました。

黒は、どこかのタイミングで22のノゾキを打ちたかったとのこと。
僕もそう思いました。

ただ、帰宅後に天頂で検討すると、ノゾキはあまり良い評価ではありませんでしたね。

黒17は、12の左にカケツグほうが良かったか。
良かったというか、マシだったか。

白30までは、やや白ペースながらも、互角に近いでしょう。
天頂の評価値は、黒45%くらいでしたので。

黒31から仕掛けましたが、天頂は40の下のツケコシを示しました。
なるほど。一応、シチョウは良いのか。全然考えなかった。

白32、34、36の筋は、当然、理解した上での黒31です。

ここで、敗着が出ました。

黒39です。

黒41に、42と逃げられてしまい、信じられない読み抜けをしてることに気づきました。

逃げた石を追っても、アタリになるので取れないのです。

もう、泣きそうな心境でした。

黒39では、40からアテなければなりません。




黒11に対する白12は、余裕を感じますね。

黒13は、気合なところはあるけど、26と制したほうが、まだマシだったか。

黒21は、打つか迷いました。
でも、実戦のように打っても、別の手を打っても、碁が苦しいことには変わりはありませんね。

白は32で、33のカカエでも十分だったでしょう。

黒33は、勝負手。
いや、どちらかというと、投げ場を求めてるというべきかもしれない。

その後は、潰れそうな黒石をコウ残りながら脱出。
地も頑張って粘りましたが、さすがに無理が過ぎるようで、コウツギで大石が分断。

2つの大石の潰れが見合いで、黒中押し負けになりました。


やはり、全国常連クラスは強いです。
1図の、黒39なんて手を打つと、ほぼ100%負けるでしょう。
もっとも、あんな手打てば、同クラス相手でも9割くらい負けるでしょうが。

残念な読み抜けですが、仕方がありません。
アタリを見逃したとかのポカはともかく、「読み抜け」は完全なる実力でしょう。

同じミスしないように、気をつけるよ。


Y方さんは、準決勝でF岡さんにも勝ち、決勝のN浜さんとの碁も優勢に見えました。

しかし、N浜さん、若手顔負けの粘りのある碁で、逆転勝ち。
見事でした。感心しました。

今回の県大会の8名は、20代が1人、30代が3人、50代が1人、60代が1人、70代前半が1人、後半が1人。

まさか、最年長のN浜さんが県代表とは。

でも、歳を重ねても勝てる姿を見ると、勇気が湧いてきますね。

それと同時に、自分のだらしなさも感じちゃいますが。

来週34歳になります。

若いといえば若いし、ロートルと言えばロートル。
僕も、微妙な年代になってきましたね。
コメント (2)
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