SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

4敗

2019年05月12日 12時17分04秒 | 棋譜
宝酒造杯の岡山大会へ出場してきました。

過去に6段戦で優勝したのも岡山大会で、その時以来、約8年ぶりくらいの出場になります。

今回は名人戦に出場。

結果は、昨年末の広島大会の3勝2敗(✕〇✕〇〇)を下回る、1勝4敗(✕〇✕✕✕)の惨敗となってしまいました。

ただ、これだけ負けてるのに、県代表クラスとの対局が4局もありました。
参加者の平均レベルがかなり高かったように思います。

大体、1勝2敗や1勝3敗のときは、比較的勝ちやすい人と当たりやすいものなんですが......

名人戦とはいえ、野狐7段が1勝4敗だなんて、途中棄権の人を除けば、中々レアなケースのように思います。




最初の対局は、大阪のO野さん。
大阪代表など、数々の実績がある強豪です。

ちなみに、会場到着順に、対戦カードが決められました。

だから、早めに到着する県外の人が会場の前方、遅く到着する余裕のある県内の人が会場の後方に集中してるような感じに見えました。

O野さんと当たること自体は、光栄ですし、嫌なわけじゃないのですが、
大会の度に、会場入りが早い(いつも1番)僕は、同じ人とばかり当たる可能性が高くなるんですよね。

このままだと、年末の広島大会も、また三原のF岡さんと初戦で当たるかもしれないですよ(笑)。

さて、碁のほうは、僕の白番でした。

最近わざと打ってる、僕らしくない布石に対し、黒はガンガン地合いで先行してきました。

とはいえ、黒は右下からの動き出しに問題があり、白が少し打ちやすい展開(天頂の評価値60付近)になりました。

難しくしてしまったのは、白2ヒラキ。
当然とばかりに打った手なんですが、逆に苦戦の原因になりました。

白が薄くなり、地合いで勝てなくなり、最後は盤面12目、白5目半負けとなりました。

優勝候補相手に、まずまずの碁を打てたかなとは思いましたが、結局は弱いから負けます。


続く2回戦は、K本さんという方。多分、兵庫の方かなと思います。

黒番。相手の厚みが活きない打ち方に成功し、黒15目半勝ちでした。

3勝以上を目指す戦いの始まりかなと思ったのですが.....。



補足:黒9(22)

3回戦は、高知のT内くん。元土佐本因坊のようで、当然県代表クラスです。

僕の白番。

僕の実力不足だったとはいえ、白10からの打ち方がヘボだった。

黒15は、何かの教科書で見たことがある応手。
自滅に近い形で、一本取られましたな><

白32ケイマも、自滅に近いような一手。
黒15の誤算に対する動揺が見られます(笑)。

同じケイマでも、32の右上のほうのケイマを打ち、黒が31から続けて2路右に飛ぶなら、白は右上星から1路上か2路上に守る。

という打ち方のほうが、スマートだったでしょう。

右下白の孤立が不満だけど、まだ不利なりに打てる気はする。

碁は、苦しい展開が続き、時間切れ寸前にミスして白中押し負け。

実力です。仕方ありません。




4回戦は、鳥取県代表常連のK脇さんと。

ん?ちょっと待て!
1勝2敗の立場で戦う相手じゃないぞ!(笑)

僕の白番。

白16では、30や35だったかな。それが第一感でもあったしな。
白16でも1局だろうけど、雰囲気の出てる黒17を打たれてしまい、魔が差した感はあった。

黒39は想定してたが、白40では黙って71ツギだったかな。

黒43で、46なら、僕は怖かった。
ただ、黒の立場としても、怖くなるのかな。

白60までで、僕は不満なしと見ました。
天頂先生も、少し白乗りのようです。

白66は、気合いに近い感じだけど、右上守るほうが良かっただろうか。

白は78から92まで、のんびり打ち進めて、まずまずの勝負かなと思ってましたが、楽観が過ぎましたね。

実際は、下辺と右辺へ、厳しく寄り付く打ち方をしなければいけなかったのですが、

パンチを打たねばならない碁形で、ジャブばかり打っていました。

まぐさ場のようなところに大きな黒地がついて、時間もないし、投了。白中押し負け。




5回戦は、岡山県代表の1人、Hさん。

ちょっと待て!この対局も、1勝3敗の立場で戦う相手じゃないぞ!(笑)。

僕の黒番でした。

中央の打ち方こそ難しそうですが、パンチさえ喰らわなければ、少し自信がありました。

ところがどっこい、黒1は大悪手。

白2を見て、「なんで逃げるんだろう?2目にしてシボるのかな?」とか思って、黒3を打ったら、白4に打たれ、頭が真っ白になりました。

5局目で疲れているのと、3勝賞すらもない対局で、緊張の糸が切れたのかもしれません。

はっきり言って、戦意喪失レベルなんですが、頑張って打ち進めました。

その後、いけそうな碁形もあったのですが、中盤の勝負所なのに時間がほぼなく、投了しました。


1勝4敗。

令和元年の最初の大会になったのですが、昨年からの悪い流れを断ち切るどころか、悪化の一途を辿ることなってしまいました。

ただ、他県の強豪たちと打てたことは、とても良い経験になりました。

気を取り直して、6月のアマ本で成績が残せるように頑張ります!

まずは、体調不良まではいかないけど、少しだけ風邪気味なので、完治させたいところだ。
コメント (4)
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