昨日の地区予選の棋譜というか、ハイライトです。
1回戦は、安浦のO谷さんとです。
この大会では、県代表が数回あり、幽玄も今は8段になってる実力者です。
今回は、僕とO谷さんの潰しあいと、I黒さん、M上さん、K畑さんの潰しあいが早々とあり、呉の元々の有力選手が代表決定戦までに、5人中最低でも3人が勝手に消える、なんとも勿体ない組み合わせとなりました。
その代わり、広大生同士でも潰しあいがありましたがね。
碁のほうは、白番でした。
難しい勝負だったと思うのですが、観戦者は口を揃えて、白が悪かったと言っていました(笑)。
黒が下辺の大きなヨセを打ったため、白はノゾキ(1の下)から勝負!
黒5のときがチャンス!白6で眼を奪いに行きます。
6の対して守っても、右辺でコウには出来ますから、無条件死というわけじゃないのですが、実戦は中央黒8子を譲ってくれましたので、白の勝ちを確信。
結果は、白3目半勝ち。
あれだけ得して3目半ということは、僕が悪かったようです。
かなり楽観しております。
結果論なのですが、楽観しながら打ちつつも粘ってる、という感じの碁でした。
補足:黒9(4の左)
2回戦は、海田のK松さんです。
赤旗名人戦では、毎年のように県大会へ進んでいる実力者です。
僕の黒番。
序盤早々、碁が動きます。
白が8と、利かしてきました。
別に、黒11と打って特別嫌なわけでもないのですが、黒9(4の左)と反撃しました。
18までは、一本道でしょう。
黒19~23で、白は抵抗を諦め、24~34と方針転換。
黒35は悩みました。
後手でも上辺を続けて打つか。
右上シマるか。
実戦の35か。
僕としては、左上で打ちやすくなったつもりでしたので、黒35を打って、右下の厚みとの連携を絶てば、勝ちやすい碁だと思いました。
右上も、大人しく言うことを聞きます。
しかし、今にして思えば、左上は過大評価だったみたいで、途中打ちにくくしていたようです。
勝負は、ヨセで大きく得して、最後は黒5目半勝ちとなりました。
あれだけヨセて、たったの5目半しか勝っていない。
どうやら、この碁も楽観しながら粘っていたようです><
代表決定戦は、広大生のO野木君。
初対戦です。
僕の黒番。
黒1のとき、白は3へノビれば、調子を与えませんでした。
黒7に対し、白ノビるのは、左下が怖いと思われる。
というわけで白8。
黒は、3の石を直接動いて良いことになるか微妙。
6の右にアテるのは、多分だけど論外。
7の右にノビるのは、左下白への圧力が乏しいので、白に上辺守られそう。
というわけで、黒9。
ここで、白は6の右にノビることも出来たかもしれませんが、10と守りました。
9に石が来れば、11のカケでしょう。
ここで優勢になりましたが、持ち時間が少なくなり、どんどん差が詰まりました。
1局と通すと、物凄いシーソーゲームだったと思います。
終局前は、相手も時間が怪しくなり、紳士なO野木君が、時計を止めてくださったのですが、多分、そのまま止めずに打ち切れば、白が半目くらい残ったようです。
物凄く運の良い、黒半目勝ちです。
この大会では、初の枠抜けです。
本当に紳士な方でした。
多分勝てていた代表決定戦の碁を、半目で落として、露骨に悔しがるわけでもなく、ふてくされることもなく、終始紳士な対応でした。
これは、お世辞じゃなく、本当に尊敬しました。
僕には、一生無理な対応かもしれません。最低でも、悔しがります。
O野木君の負けを無駄にしないためにも、2週間後の福山での県大会、全力で頑張ります!
1回戦は、安浦のO谷さんとです。
この大会では、県代表が数回あり、幽玄も今は8段になってる実力者です。
今回は、僕とO谷さんの潰しあいと、I黒さん、M上さん、K畑さんの潰しあいが早々とあり、呉の元々の有力選手が代表決定戦までに、5人中最低でも3人が勝手に消える、なんとも勿体ない組み合わせとなりました。
その代わり、広大生同士でも潰しあいがありましたがね。
碁のほうは、白番でした。
難しい勝負だったと思うのですが、観戦者は口を揃えて、白が悪かったと言っていました(笑)。
黒が下辺の大きなヨセを打ったため、白はノゾキ(1の下)から勝負!
黒5のときがチャンス!白6で眼を奪いに行きます。
6の対して守っても、右辺でコウには出来ますから、無条件死というわけじゃないのですが、実戦は中央黒8子を譲ってくれましたので、白の勝ちを確信。
結果は、白3目半勝ち。
あれだけ得して3目半ということは、僕が悪かったようです。
かなり楽観しております。
結果論なのですが、楽観しながら打ちつつも粘ってる、という感じの碁でした。
補足:黒9(4の左)
2回戦は、海田のK松さんです。
赤旗名人戦では、毎年のように県大会へ進んでいる実力者です。
僕の黒番。
序盤早々、碁が動きます。
白が8と、利かしてきました。
別に、黒11と打って特別嫌なわけでもないのですが、黒9(4の左)と反撃しました。
18までは、一本道でしょう。
黒19~23で、白は抵抗を諦め、24~34と方針転換。
黒35は悩みました。
後手でも上辺を続けて打つか。
右上シマるか。
実戦の35か。
僕としては、左上で打ちやすくなったつもりでしたので、黒35を打って、右下の厚みとの連携を絶てば、勝ちやすい碁だと思いました。
右上も、大人しく言うことを聞きます。
しかし、今にして思えば、左上は過大評価だったみたいで、途中打ちにくくしていたようです。
勝負は、ヨセで大きく得して、最後は黒5目半勝ちとなりました。
あれだけヨセて、たったの5目半しか勝っていない。
どうやら、この碁も楽観しながら粘っていたようです><
代表決定戦は、広大生のO野木君。
初対戦です。
僕の黒番。
黒1のとき、白は3へノビれば、調子を与えませんでした。
黒7に対し、白ノビるのは、左下が怖いと思われる。
というわけで白8。
黒は、3の石を直接動いて良いことになるか微妙。
6の右にアテるのは、多分だけど論外。
7の右にノビるのは、左下白への圧力が乏しいので、白に上辺守られそう。
というわけで、黒9。
ここで、白は6の右にノビることも出来たかもしれませんが、10と守りました。
9に石が来れば、11のカケでしょう。
ここで優勢になりましたが、持ち時間が少なくなり、どんどん差が詰まりました。
1局と通すと、物凄いシーソーゲームだったと思います。
終局前は、相手も時間が怪しくなり、紳士なO野木君が、時計を止めてくださったのですが、多分、そのまま止めずに打ち切れば、白が半目くらい残ったようです。
物凄く運の良い、黒半目勝ちです。
この大会では、初の枠抜けです。
本当に紳士な方でした。
多分勝てていた代表決定戦の碁を、半目で落として、露骨に悔しがるわけでもなく、ふてくされることもなく、終始紳士な対応でした。
これは、お世辞じゃなく、本当に尊敬しました。
僕には、一生無理な対応かもしれません。最低でも、悔しがります。
O野木君の負けを無駄にしないためにも、2週間後の福山での県大会、全力で頑張ります!