昨日は、山陽本因坊戦2日目でした。
準々決勝は、前期挑戦者のK山さんと、準優勝のF井さんのみを両端にシードし、あとの6人はノーシードということになりました。
今回の8強は、岡山県勢4人、広島県勢2人、岡山出身の大阪府勢2人の戦いです。
今だから書いちゃうけど、なんとなく僕はF井さんと当たりそうな気がしていた。
そして、大阪2人はいきなり当たって苦笑いになって、K山さんはシードだというのにT田君と当たっちゃうんじゃないかなと。
本当にその通りになりました(笑)。
この第六感のセンス、自分の碁にも分けてあげたいですね><
というわけで、準々決勝。
広島時代から、何度も負かされているF井さんと。
僕の黒番。
白42まで、普通でしょうか。
一応、黒も地があり、黒43と打ち込んで戦えるので、不満はありませんでした。
ですが、これから戦おうというときに、黒47で48にハネなかったのが、マズかった。
冷静に考えれば、白Aと切る変化なんてあるわけないのに、何故か深刻に考えてしまっていました。
白50と打たれ、長考に沈みましたが、黒が幸せになる変化が見当たりませんでした。
黒が窮屈なこと以上に、左辺白の勢力と、白46、48、50の間合いが立派すぎて、そっちのほうを悲観していました。
第二譜です。
右下は、その後苦しいながらも我慢して、左辺黒1に回ったところ。
予想はしていましたが、白2ツケが来ました。
ここで黒4と戻るのも悔しいので、黒3からハネ出します。
しかし、ここで黒7と戻るのは根性なしだったかな。
白8で、黒単独で生きられないのは酷過ぎるな。
黒Aと左辺で居直り、左下をなんとかするほうが、形勢・死活はともかく、勝負手らしかったか。
内容としては終わってる碁なので、気分は投了したいが、黒21以降、中央に黒地をつけながら、上辺をビッシリと黒の大地にするなど、大ヨセで頑張りました。
多分、それでも盤面勝負か、気持ちマイナスくらいだったと思う。
負けだろうけど、最後まで並べるかと思ったら、終局間際に白にミスが出て(右上の白が最終的にダメ詰まり)、白3子を取りながら白地も減り、整地へ。
さすがに逆転していて、黒3目半勝ち!
本大会、また死の淵から蘇りました(笑)。
初日の1回戦でも、終わってる碁打っちゃいましたからね。
強運が続きます。
準決勝は、大阪府代表など数々の実績を持つ、O野さんとの1局です。
ネット碁では、7局打ったことがあり2勝5敗。
実績面から見ても当然ですが、苦戦が予想されます。
今回が、リアル初対局。
僕の白番です。
お互いまずまずの布石が続きますが、黒31は左下をシマるべきだったと反省されていました。
白38から戦闘開始です。
準々決勝の碁と同形の打ち込みですが、配石が全然違うので、白40から動きました。
下辺からの競り合いは、感触は白まずまずだと思いました。
O野さんも、ほぼ同じ意見でした。
単に競り合っても、幸せにならないと見て、黒55と打った手が流石だと思った。
多分、黒55と白56が、この碁で一番実力差が出たような気がします。
白56は力みすぎで、黒57で白は成果を上げるのが難しい。
白60と後退するようでは辛い。
中央で頑張るが、黒79、81を打たれると辛いもんだ。
かといって、黒71に対して手抜いて隅を守るのもな.....。
白78も、省きにくい。
必死に抵抗しましたが、苦しい局面が多く、最後はミスも出て白中押し負けとなりました。
僕の強運も、ここが限界でしたか。
3位決定戦は、2年連続で福山のY松さんとの対戦です。
僕の白番です。
白18は、僕は筋のように思ったけど、二線なのもあり、Y松さんは気に入らないようでした。
黒23の後は、すぐに27と抜くべきでしたね。
白38から動くのは、左上白と兄弟喧嘩みたいで、僕自身も気に入らなかったけど、左下単独で白が幸せになる打ち方が見当たらなかったので、三線を這いました。
それはともかくとして、白44で、AやBなどと打つべきでしょうとのご指摘がありました。
納得しました。たしかに、その通りである。
白は左辺のダメ場に石が集中し、打ちにくい碁だ。
非勢を意識したので、白58と、急所っぽいところに打ったのが、更なる苦しい碁にしてしまう。
黒59に白Cツギは、黒Dツケや、単に60とかでも、白戦えないと判断して、白60へトビました。
しかし、黒63と打たれては、地合いのバランスが悪くなり、白苦しい碁。
白66から必死に抵抗しますが、形勢逆転まではいけませんでした。
持ち時間60分あっても、残り時間が怪しくなり、小ヨセでもかなりヨセられて、最後は10目半の大差負けになってしまいました。
結局、2年連続の4位です。
しかし、前回と違い、今回は相当な運での4位なので、喜ばないといけないかな。
3番勝負第1局は、O野さんがT田君を破り、先勝しました。
まだ、来週に第2局、3局もありますので、どうなるかはわかりません。
実力者同士の一戦なので、接戦が予想されます。
準々決勝は、前期挑戦者のK山さんと、準優勝のF井さんのみを両端にシードし、あとの6人はノーシードということになりました。
今回の8強は、岡山県勢4人、広島県勢2人、岡山出身の大阪府勢2人の戦いです。
今だから書いちゃうけど、なんとなく僕はF井さんと当たりそうな気がしていた。
そして、大阪2人はいきなり当たって苦笑いになって、K山さんはシードだというのにT田君と当たっちゃうんじゃないかなと。
本当にその通りになりました(笑)。
この第六感のセンス、自分の碁にも分けてあげたいですね><
というわけで、準々決勝。
広島時代から、何度も負かされているF井さんと。
僕の黒番。
白42まで、普通でしょうか。
一応、黒も地があり、黒43と打ち込んで戦えるので、不満はありませんでした。
ですが、これから戦おうというときに、黒47で48にハネなかったのが、マズかった。
冷静に考えれば、白Aと切る変化なんてあるわけないのに、何故か深刻に考えてしまっていました。
白50と打たれ、長考に沈みましたが、黒が幸せになる変化が見当たりませんでした。
黒が窮屈なこと以上に、左辺白の勢力と、白46、48、50の間合いが立派すぎて、そっちのほうを悲観していました。
第二譜です。
右下は、その後苦しいながらも我慢して、左辺黒1に回ったところ。
予想はしていましたが、白2ツケが来ました。
ここで黒4と戻るのも悔しいので、黒3からハネ出します。
しかし、ここで黒7と戻るのは根性なしだったかな。
白8で、黒単独で生きられないのは酷過ぎるな。
黒Aと左辺で居直り、左下をなんとかするほうが、形勢・死活はともかく、勝負手らしかったか。
内容としては終わってる碁なので、気分は投了したいが、黒21以降、中央に黒地をつけながら、上辺をビッシリと黒の大地にするなど、大ヨセで頑張りました。
多分、それでも盤面勝負か、気持ちマイナスくらいだったと思う。
負けだろうけど、最後まで並べるかと思ったら、終局間際に白にミスが出て(右上の白が最終的にダメ詰まり)、白3子を取りながら白地も減り、整地へ。
さすがに逆転していて、黒3目半勝ち!
本大会、また死の淵から蘇りました(笑)。
初日の1回戦でも、終わってる碁打っちゃいましたからね。
強運が続きます。
準決勝は、大阪府代表など数々の実績を持つ、O野さんとの1局です。
ネット碁では、7局打ったことがあり2勝5敗。
実績面から見ても当然ですが、苦戦が予想されます。
今回が、リアル初対局。
僕の白番です。
お互いまずまずの布石が続きますが、黒31は左下をシマるべきだったと反省されていました。
白38から戦闘開始です。
準々決勝の碁と同形の打ち込みですが、配石が全然違うので、白40から動きました。
下辺からの競り合いは、感触は白まずまずだと思いました。
O野さんも、ほぼ同じ意見でした。
単に競り合っても、幸せにならないと見て、黒55と打った手が流石だと思った。
多分、黒55と白56が、この碁で一番実力差が出たような気がします。
白56は力みすぎで、黒57で白は成果を上げるのが難しい。
白60と後退するようでは辛い。
中央で頑張るが、黒79、81を打たれると辛いもんだ。
かといって、黒71に対して手抜いて隅を守るのもな.....。
白78も、省きにくい。
必死に抵抗しましたが、苦しい局面が多く、最後はミスも出て白中押し負けとなりました。
僕の強運も、ここが限界でしたか。
3位決定戦は、2年連続で福山のY松さんとの対戦です。
僕の白番です。
白18は、僕は筋のように思ったけど、二線なのもあり、Y松さんは気に入らないようでした。
黒23の後は、すぐに27と抜くべきでしたね。
白38から動くのは、左上白と兄弟喧嘩みたいで、僕自身も気に入らなかったけど、左下単独で白が幸せになる打ち方が見当たらなかったので、三線を這いました。
それはともかくとして、白44で、AやBなどと打つべきでしょうとのご指摘がありました。
納得しました。たしかに、その通りである。
白は左辺のダメ場に石が集中し、打ちにくい碁だ。
非勢を意識したので、白58と、急所っぽいところに打ったのが、更なる苦しい碁にしてしまう。
黒59に白Cツギは、黒Dツケや、単に60とかでも、白戦えないと判断して、白60へトビました。
しかし、黒63と打たれては、地合いのバランスが悪くなり、白苦しい碁。
白66から必死に抵抗しますが、形勢逆転まではいけませんでした。
持ち時間60分あっても、残り時間が怪しくなり、小ヨセでもかなりヨセられて、最後は10目半の大差負けになってしまいました。
結局、2年連続の4位です。
しかし、前回と違い、今回は相当な運での4位なので、喜ばないといけないかな。
3番勝負第1局は、O野さんがT田君を破り、先勝しました。
まだ、来週に第2局、3局もありますので、どうなるかはわかりません。
実力者同士の一戦なので、接戦が予想されます。