SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

第5回宮島本因坊戦

2015年01月25日 21時13分37秒 | 棋譜
宮島本因坊戦に2年連続で出場してきました。
去年同様、西条で東広島の3人と待ち合わせ、4人で宮島へ。

今大会は、前回優勝のN崎さん、準優勝の倉敷のF井さん、優勝候補本命のS倉君が揃って不参加で、接戦が予想されました。

僕の1回戦は、廿日市のS賀さんと。
呉地区外でのアマ大会は、S賀さんとY本さんの廿日市勢2人とよく1回戦で当たります。

僕の白番で、黒の大石を取って白優勢にこそなりましたが、黒も外勢があり油断はできない碁形。
しかし、頑張って黒模様を広げようとしてこなかったので、消しながら白地を増やしては、盤面でも白が大差。
白中押し勝ちとなりました。

2回戦は、先日の瀬越杯のリーグ初戦でも当たったK藤さん。
今回も、大石を序盤と中盤でそれぞれ仕留め、黒中押し勝ち。

さて、問題はここから。
ベスト4をかけた準々決勝は、A富さんと。
去年のこの大会の初戦で敗れた相手だ。





僕の黒番でした。

黒25が強情で、重い手だった。
白に27ボウシされたら、とても苦しい碁だっただろう。

しかし、黒の強情な手に釣られてしまったのか、白26を局後悔やんでいた。

とりあえず、黒31には打ち込みたい。
白を楽させると、上辺の黒だけが浮き、47の急所に迫られる展開が見え見えだからだ。

白46に黒47と受けたが、やはり利かされだな。
白50にボウシされる調子を与えてしまった。

黒は開き直って、左下になだれ込む。

黒苦しそうだが、とりあえず、黒67に対する応手を聞いてみた。





黒1に対し、あっさりと白6までになったが、黒7ツケがピッタリとなれば、黒やる気が復活しました!

右下の攻防はちょっと弱気だったか。
27でAの急所とか、29でBと切るとか、色々考えたのですが、地合いでいけるとの判断で固くなってしまった。

「地合いでいける」という判断そのものはともかく、黒31では33の方が大きかった。
いや、勿論白32からのワタリは気づいていたのだが、右下を過大評価というか...とにかく、小さいヨセを選んでしまった><

そもそも、その前に黒15では35ツギだったか。
中央一体の眼形ばかり気になって、固くなりすぎていた。

結局、いつもの負けパターンである、時間切れ寸前で早打ちしまくり、小ヨセでも損を重ね、白に右上△くらいの白地を作られては負けだろう。

言い訳にしかならんが、持ち時間40は短いねえ><
頭が固くて、序盤中盤で考えすぎてしまう。
しかも、考えた末に分岐点で悪い方を選んでしまう(笑)。

盤面ジゴで敗れました。
下辺の酷いヨセと、右上を大きな白地にされての盤面ジゴだから、勝負にはなっていたんだな。
勝負になっていたというか、十分に勝ちが狙えたはずだ。

ちなみに、A富さんがこの後も勝ち上がり優勝しました。

今にして思うと、何故もうちょっと頑張れなかったという後悔があります><





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする