SSSUUUの囲碁日記

広島県呉市のアマ三大棋戦広島県代表を夢見る碁打ちの日記(戯言)です

そうそう言うことを聞いてばかりはおれん

2012年02月22日 22時43分01秒 | 囲碁
最近不調気味なので、地に辛い三々を試してみたが、フィットしない感じなので今日だけにしておく。
皮肉にも三々を打たなかった碁は、全て勝つことが出来たw

三々の碁ではないけど、碁の善し悪しは別にして、面白いと思った碁を載せることにした。





黒番です。
白20からの変化は、黒悪いんだろうな。
変化を実行する前は白28が凝ってると思ったが、変化してみると、明らかに味消し感が強すぎる。
何も触らなければ、32の打ち込みも将来あるかもしれないもんな。

右下が4間ビラキなので、39まで詰めた。
もし、三間だったなら、隅を守ったかもしれない。
すると、白は40と隅を取ってきた。

意図はわかるさ。
定石通りになれば、白先手で右下守ろうという判断だろう?

だが、そうそう言うことを聞いてばかりはおれん。
この台詞、ヒカ碁にあるのだけど、結構気に入ってるんだw

定石なら黒は右上の一子を制するところだが、それでは碁を放棄してるようなものだろう。
53と打ちこみ、乱戦にもっていくしかない。





当然とばかりに、白も2から動き出した。
8までは、僕も想定していた。
とりあえず、黒9と様子を聞いたつもりで打った手に対し...白は10と反撃してきた。
白10では、16か、9の左に打てば隅は活きですが、サガリを利かされるのが嫌だったのだろうか。

結局、隅はマガリ四目型のコウになった。11はともかく、21は悪手だっただろうか?
補足:黒17(20)





複雑なので、経過は省きますが、コウの後のワカレです。
黒がコウを仕掛けて、白の取り番なので、白はコウには勝つ権利がありました。
しかし、右辺を制されて、右下白も孤立というシナリオを嫌ったのか、コウに負ける変化を選んできました。

しかし、個人的には実戦の変化なら黒は少し楽をしたような気がしました。
相変わらず、右下白は忙しいですので。

楽をしたと言っても、この後は更なる大乱闘が続き、なんとか相手の緩着を突き、14目半勝ちでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする