これから

「何が起こったん…？」

テレビを見て、これが同じ日本で起こっていることなのかと、身震いし、絶句したあの日。

東日本大震災が起こってから1週間が過ぎ、被災者数はあの忌まわしい阪神・淡路大震災を上回って、戦後最悪の災害となりました。




ブログを始めた頃に、ネットを通してお友達になった、宮城県在住のyosiさん。

最近はTwitterで頻繁につぶやいていました。

３月11日、

「素敵な卒業式でした」

というつぶやきを最後に、彼女のつぶやきが途絶えました。

「yosiさん、大丈夫かなぁ」

とつぶやいてみたけど、返事はなし。

「無事でいて下さい。
何か一言、つぶやいて下さい。
お願いします。」

とメッセージを送ってみたりもしました。

祈りと絶望がかわりばんこにぐるぐる渦巻いている中、18日にyosiさんのつぶやきを見つけました。

「生きてました。家族も無事です。最悪な状態です。自宅二階部分が残ったので、今、自宅に居ます。」

あぁぁぁぁ、よかったぁぁ!!ほんとに、ほんとに、よかった。バンザイ！バンザイ！


そして1日過ぎ、今朝のつぶやきで私は言葉を失いました。

「携帯が繋がりません。充電も出来ません。周りの情報もわかりません。道路がめちゃめちゃなので、支援もどうなってるのか。避難所も人があふれて行けません。今は、何とか生きてるけど、この先不安です。温かな食べ物、住処、水が欲しいです。」


「救助要請」のハッシュタグを付けてリツイートする以外に、今の私に何ができるのでしょうか。



そう、大変なのは、これから。

せっかく助かった命が、避難所で消えて行ってます。

今の私には、何ができるのでしょうか。





被災地はもちろん、計画停電を実施している関東の方々、頭が下がる思いです。

バイト代の一部を募金にと持ってきた子ども達、自らの内職代と合わせて募金されたお母さん。

「ヤシマ作戦」・「ウエシマ作戦」に続く「ナガシマ作戦」を発動された方。

暗い話題ばかりで「自粛」ムードの漂う中、明るい話題のつぶやきや日記を提供してくれている友人。

そして私は…

毎朝、駅前に立っている中学生の募金箱にお金を入れて改札を通るのが日課になりました。

初日に入れすぎて焦り、「大事なのは、続けること」と、額は少し減りましたが…

でも、まだまだ足りない。

まだまだ何かできるはず。




大事なのは、これから。

今だけ注目するのは、誰でもできる。

大事なのは、ずっと、続けること。

何も力になれないと、悔しくもどかしい思いをしている人も、きっといつかその力を必要とされるときがくると思います。

その「いつか」の為に、腕まくりして待っていましょう。←これを朝鮮語で「ハンサンチュンビ！」と言います（違）



行きつけのキムチ屋のおじさんも不安がっていました。

「白菜を茨城から買ってるからなぁ。どないなるやろか」

「マヨネーズを切らせたら離婚」のマイミクSenkoちゃんちですが、

うちはそのマヨネーズに値するキムチ。

でも、私は買い占めなんぞしませんでしたよ！

なので当分うちは節電アンド節キムチです




被災された方々には心からお見舞い申し上げます。