【2025-2026年10月中盤】
ヨーロピアンリーグ・グループC第3節
レアル・マドリードとのスペイン対決にラウールを欠いて臨む。ラウールの代役には三原和義が先発で入り、ワルサーと2トップを組む。
前オーナー「サッカーにケガはつきものとは言え、ラウールの欠場は大きい。あの若い日本人で、どれだけラウールの穴を埋められるかどうかだな」
カルロス「大丈夫です、彼は大きな試合である程に強くなる」
前オーナー「今季のレアル・マドリードは強いぞ。ここまでリーグで8戦負け無しで7勝して首位と好調だ」
カルロス「それでも我々の方が強い。勝ち点は同じだし問題無い」
そう、今季のレアル・マドリードは好調だ。開幕から7連勝し、前節でCAカラオラに1-1で引き分けている。カラオラCFは得失点差の関係で同じ勝ち点でリーグ2位である。
試合は6分、アンリのクロスから三原のループヘッドはGKホセ・マヌエル・ピントに難無く抑えられる。
前オーナー「やはり三原では荷が重いな」
カルロス「いえ、あれで問題無いですよ。ラウールでも同じ結果だったでしょう」
しかし、13分。レアル・マドリードはヘスス・ナバスがドリブルから押し込む。これはポストに当たるが、ナバスが再び押し込み、レアル・マドリードが先制。
前オーナー「今までのナバスだったら、ポストに当たった時点で諦めていただろうが、今回は粘り強く押し込んだ。やはり、今季のレアル・マドリードは一筋縄ではいかないぞ」
カルロス「まだ時間はあります。サッカーは何が起こるか分かりませんよ」
そんなカルロスの言葉を暗示するかのような出来事が起こる。31分、リトル・ブッダことデ・ラ・ペーニャがレッドカードで一発退場。すると、その2分後にルイーザがエリア付近で倒れてFKのチャンスを得ると右上に決めて1-1の同点に追い付く。
38分、デステファンにパスをカットされ、シュートを打たれる。これをGKビクトール・バルデスが弾く。CKでピンチだったが、ショートコーナーの戻りをロベルト・カルロスがクロスを上げる場所を探している間に戻りが強かったために後ろに逸らしてしまう。
前半は1-1で終了し、勝負は後半へ。