謎のコーチ
プレミアディビジョン第3節
前回の対戦では4-0と圧倒したボルトンは今回、パリューカがGKでスタメン出場する。イタリア代表に選ばれる実力を持った選手である。前半は、パリューカの安定感をバックにボルトンは伸び伸びと攻める場面が多々あって0-0。
ボルトン 0-1 グレートブリテン
(得点) 58分 アンディ・ジョンソン(グレートブリテン)
それでも、58分にアンディ・ジョンソンのスピードの乗ったドリブルからのシュートでゴール。これが決勝点となった。
2016年9月
秘書「ロビンソンさん、お客様です。何でもコーチ業をなさっているとかで」
ロビンソン「また、あの男か・・・帰ってもらってくれ」
来訪者はギスランというスキンヘッドで肌の色は浅黒い長身の男だ。ちゃんとしたスーツの着こなしをしていて、今までにも何度かクラブを訪れては、コーチとして売り込んできている。費用は5億円で当時のグレートブリテンには大金だったことが大きく、断って来た。今となっては資金に余裕があるが、それでもお断りである。クラブの戦術が浸透してきているのに余計な指導で壊したくなかったのだ。大体、半年に1回は来ている。同じようにコーチ業で売り込む男がいて、レゲエをやっていそうなロン毛の男でTシャツという身なりの男で名はネビルというらしい。彼に至ってはコーチ料が10億でギスランの倍だ。今日は来ていないが、そのうち来るだろう。
少し迷惑な話だが、その一方で朗報も。スポンサーのラクシードWが今度は腕時計を開発。2ヶ月連続のグッズ開発は滅多に無い。
プレミアディビジョン第4節
ロビー・キーン、デフォーのベテラン2トップが未だ健在のトットナムだが、この試合はデフォーと新加入の18歳FWスコールズの2トップがスタメンだ。ロビー・キーンはベンチスタートである。
1点リードの28分、直接FKのチャンスに蹴るのはチャールズ。
実況「これが決まったーっ! チャールズ選手のキャノンシュートがゴール右上に決まって、グレートブリテンがリードを2点に広げました」
1点を返されて、後半へ。60分、CKからのポストプレイでモーアがスライディングボレーを決めて3-1と再び2点リード。
ロビー・キーンは67分に途中出場し、左サイドハーフの位置に入る。
グレートブリテン 3-2 トットナム
(得点) 23分 アンディ・ジョンソン(グレートブリテン)
28分 チャールズ(グレートブリテン)
45分 ジョリーン・レスコット(トットナム)
60分 モーア(グレートブリテン)
84分 デフォー(トットナム)
(警告) 14分 ダレン・アンブローズ(グレートブリテン)
デフォーにゴールを決められるも逃げ切って、リーグ開幕4連勝。