2014年6月
資本金も潤ったことにより、ヴァントの悪い予感は当たった。アンゲロというセールスマンが鉛入りスパイクを2億円で売り付けてきたのである。今となっては意味の無いアイテムだ。ラウとレンジングがドイツ代表に招集されるが、今なら問題無い。先月にレンタル先からライジンガーらも帰ってきていた。
ヴァントはオフィスの経理部や営業部がLv3まで上がることを知ると、早速工事に着手した。経理部、営業部はLv3に、広報部もLv3にまで上げてしまった。
1週後半、練習中にヘイコ・ブツチャルがマスコミからインタビューを受けていた。
レポーター「優勝した要因について教えてください」
ヘイコ・ブツチャル「キャプテンのおかげでシーズンを通して、選手一丸となってやってこれたんだろうよ。バウアーには、選手皆が本当にありがたいな、って思ってるんだよ。まったく、大した奴だぜ。あれで本当に21歳なのかねぇ」
レポーター「なるほど、優勝の大きな要因にそんなことがあったんですね。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました」
【資本金】 62億4579万3766円
(契約更改)
DF ベンヤミン・ベルク(22)
1年・6300万円→3年希望・妥当年棒7200万円→3年・7800万円を保留。33%増の8400万円で更改した。
ワールドナショナルカップでドイツは初戦でロシアと対戦し1-0で勝利。2戦目は日本に3-0で圧勝し、3戦目は優勝候補ブラジルとの対戦で0-1で敗れたが、決勝トーナメント進出を確定させた後での結果だったこともあろう。決勝トーナメントでは1回戦でアメリカに4-0と大勝するが、準々決勝でイタリアに1-2で敗れた。
6月も4週に差し掛かった頃、パウル・フライアー選手が能力爆発。ポジション争いを意識してのことだった。これでクラブ3人目である。
【2013-2014成績】
1 GK ラファエル・シェファー(33) 4試合0点
12 GK ユセフ・レンナー(24) 出場なし
22 GK レンジング(28) 30試合0点
2 DF モリツ・フォルツ(29) 32試合0点1AST
3 DF ラウ(31) 22試合0点
4 DF アレクサンダー・クリズペラ(36) 33試合3点2AST
5 DF メッツェルダー(32) 34試合1点1AST
14 DF ロベルト・バスラー(33) 1試合0点
16 DF オヴォモエラ(33) 11試合0点
19 DF トルステン・コンターマン(19) 出場なし
21 DF ベンヤミン・ベルク(22) 2試合0点
29 DF ヘイコ・ブツチャル(32) 32試合1点3AST
45 DF バウアー(21) 34試合5点1AST
6 MF マルティン・ベック(28) 25試合2点4AST
8 MF ヤン・バーデ(29) 11試合1点3AST
10 MF パウル・フライアー(33) 33試合5点5AST
13 MF イェンス・イェレミース(38) 6試合0点
15 MF シュテファン・ライジンガー(22) 出場なし
20 MF マルク・アンドレ・クルスカ(25) 34試合2点
25 MF ダニエル・ブリンクマン(27) 13試合0点1AST
7 FW ポドルスキー(27) 30試合11点4AST
9 FW ラルス・ユングニッケル(31) 28試合5点5AST
11 FW セバスティアン・フライス(28) 33試合8点3AST
17 FW ヘンドリク・ハーネ(27) 出場なし
18 FW ニコ・フローマー(34) 出場なし
300万円男トルステン・シューマンは三十路になっても健在だった。イングランド2部ハルで4試合に出場している。リーズのイングランド1部残留に貢献したマルクス・フリックは36試合1アシストとレギュラーで活躍。ドイツ2部グラッドバッハのカイ・ガイスラーは7試合出場に終わる。シュツットガルトに移籍したロベルト・エンケは未出場。アーレンで8年目の35歳ダニエル・バックハウスは2試合出場。パーダーボーンのマリオ・マーシャルは4試合出場に終わり、不満は無くやっているのだろうか。惜しくもドイツ2部4位で1部昇格はならなかったザールブリュッケンのピョートル・ブランクは25試合出場2得点3アシストとまずまずの活躍。ウンターハヒンクのローラント・ブルマーは9試合1アシスト。オサスナにいるマルコ・ベーエも33歳になったが、スペイン1部で13試合に出場。オランダ2部2位のデンハーグにいるシュテファン・ショーバーは36試合出場1得点2アシストとレギュラーとして活躍し、プレイオフで1部昇格に貢献した。