【カーソン負傷】
「ぐおぉぉぉーっ」
正GKスコット・カーソンが蹲っていた。練習中にケガをしたのだ。
「大丈夫か、カーソン」
「くそっ、まいったぜ」
カーソンの周りに少しずつ選手たちが集まっていく。
「まぁ、大したケガじゃねぇし、来月には復帰できるだろうぜ」
プレミアディビジョン第6節
カーソンを欠き、第2GKクリス・カークランドがスタメンで入る。
14分、スルーパスからトルコ代表エムレ・ベロゾグルに流し込まれ、ニューカッスルに先制を許す。
ニューカッスル 1-0 グレートブリテン
(得点) 14分 エムレ・ベロゾグル(ニューカッスル)
(警告) 12分 ケヴィン・デイビス(グレートブリテン)
ベロゾグルのゴールが決勝点となり、グレートブリテンはリーグ2敗目を喫した。
翌日、新スタジアムが完成する。
ロビンソン「なかなかの規模だ。これなら、更なる収益も見込めるだろう」
ロベルト「そうですね、ロビンソンさん。しかし、満足のいく収益を見込むには、もう一段階規模の高いメガ級のスタジアムと言われています」
ロビンソン「あぁ・・・だが、そこまでいくにはもう少し時間が掛かる。ヨーロピアンリーグで優勝すれば来年にでも着手できるだろう」
ロベルト「えぇ。ですが、カーソンがケガをして次のモナコ戦には出られないのは大きいですね」
ロビンソン「カークランドを信じよう。奴だってウェストブロムで経験を積んでいる。簡単にはやられんさ」
ヨーロピアンリーグ・グループE第2節
カーソンだけでなく、出場停止のバリー・ファーガソンまで欠いていたグレートブリテンは、リー・ヘンドリーをOMFに上げて、ダレン・アンブローズを右サイドハーフで先発。
12分、直接FKでグレートブリテンに先制のチャンスが訪れた。ヘンドリーは右にボールを蹴り、そこにいたモーアが左にパスを出す。これをウッドゲイトが蹴り込んでグレートブリテンが先制。
だが、モナコも4分後にスルーパスからアデバヨールに流し込まれ、すぐに1-1の同点に追い付く。
「さすが、モナコだ。バイエルンに勝ったのは伊達じゃない」
「あぁ、だが前にも行ったように簡単な相手は一つも無いさ」
16分を経過し、1-1の同点に追い付かれたグレートブリテン。主力2人を欠いたモナコとの対戦で勝ち点3を取ることができるか?!