ロベルト・バスラーが珍しく面談に来た。試合に出してくれということらしい。SVベルリン時代で唯一のメンバーに対して、ヴァントはとにかく試合に出すと約束した。プライムカップ2回戦でオッフェンバッハと延長を戦い、選手の疲れも溜まっている。ヘイコ・ブツチャル、アレクサンダー・クリズペラ、パウル・フライアーの3人が軽度の疲労で次の試合を欠場。ここでバスラーを出しても良いのかもしれないが、今度の相手が現在リーグ5位、首位ハンブルクとの勝ち点差が3のブレーメンで大事な上位対決。慎重に考えたい。
結局、バスラーをスタメンで出場させる。初期メンバーでありながら、移籍リスト組が何人か入団してもセンターバックのレギュラーで2部時代にはスタメン出場。現在はセンターバックのポジション適性が薄いオレンジだが、守備力はヘイコ・ブツチャルやベンヤミン・ベルクらと変わらないし、メンタルもクリズペラより高かったりする。GKもレンジングではなくシェファー、右サイドハーフはマルティン・ベック、左サイドバックにベンヤミン・ベルクと主力は半分が入れ替わった。
序盤から攻められるマンシャフトだが、戦力が落ちたのもあるだろう。だが、戦力ヘキサゴンでは全てにおいて、マンシャフトが僅かに上回っていた。28分にPKを与えてバニュックに決められてしまう。61分にラウを投入して流れを変えようとするマンシャフト。78分、左からのクロスをマルティン・ベックがボレーも僅かに左に逸れてしまう。1-0のまま85分も過ぎて厳しくなるマンシャフト。89分、光プレイからベックが右でゴールラインに近い所からクロスを上げると、後半から出場のフライスが角度の無い所からボレーをゴール右に決めて1-1の同点に追い付いた。
ドイツ1部リーグ第17節
ブレーメン 1-1 マンシャフト
(得点) 28分 バニュック(ブレーメン)PK
89分 セバスティアン・フライス(マンシャフト)
リーグ前半戦が終わり、マンシャフトは8勝7分2敗の6位だが、首位ハンブルクとは勝ち点差3で充分に優勝が狙える位置にいる。9位までが首位から勝ち点差6と今季は稀に見る混戦だ。
【基本情報】 来場者数 36100人
【2013年12月末収支報告】
【収入】 グッズ 131万66円
【支出】 選手人件費 2億6925万
スタッフ人件費 1億 408万3333円
施設維持費 6950万
ユース維持費 477万2500円
広告費 3000万
【合計】 -4億7629万5766円
【資本金】 39億4100万5600円
【2013年12月収支報告】
【収入】 入場料 2億4731万6000円
(チケット料) 2億4731万6000円
賞金 1億
(勝利ボーナス) 1億
施設関連利益 1億3180万3900円
(グッズ収入) 131万 66円
(スタジアム関連収入) 1億3049万3833円
【支出】 施設関連費 6950万
(施設維持費) 6950万
人件費 3億7810万5833円
(ユース維持費) 477万2500円
(選手月給) 2億6925万
(監督月給) 2691万6666円
(コーチ月給) 3908万3333円
(ユース監督月給) 1225万
(スカウト月給) 2583万3333円
宣伝広告費 3000万
その他支出 3322万7233円
(試合運営費) 3322万7233円
【合計】 -3171万3166円