一般ゲーマーのサカつく欧州記

欧州6大リーグで頂点を目指す

プロサッカークラブをつくろう! EU 619 スペイン編

2014-11-10 14:11:38 | 日記

 スペインリーグディビジョン3プレイオフ決勝の相手はリーグ4位のポンテベードラであり、これは予想の範囲。フランス編、イタリア編でも一回目の挑戦では、1回戦で勝つものの、決勝で敗れた。今回は優秀な若手実業家カルロスをオーナーに迎え、公約通りに買収されずに一発でプレイオフを通過することは出来るのか?

 1回戦のサラマンカ戦で主将のロシア代表MFブリズローニーを後半から温存出来たのが大きい。

スペインリーグディビジョン3・プレイオフ決勝

 両者互いに譲らず、前半を0-0で終える。

 後半も互角の攻防で、時間が経つごとに先制点の重みが強くなる。

 そして、均衡が69分に破れた。ホセト・ガルシアは一度はGKにシュートを止められるものの、再びシュートを放ち、これを決められてポンテベードラに先制点を許す。これをビッグバンコンツェルンの会長室にある100インチもあろうかというテレビで見ていたエストデーラ氏は両手でガッツポーズをし、両脇に抱えた秘書2人に見せるようにテレビを指差す。

 一方、スタジアムの後ろの方で見ていたカルロスは表情を変えることなくピッチを見ている。

 だが、1点ビハインドの78分、長身FWフェルナンドが倒れ込みながらも執念でヘッドを左に決めて、カラオラCFは同点に追い付く。

 その瞬間、エストデーラは頭に血がのぼっているのか赤面し、悔しさを堪えているようだ。両脇の秘書2人は少し仰け反り、1人が宥めるようにしている。

 1-1で90分を終え、勝負は延長戦へ。それでも、決着が付かず、勝負はPK戦に。

 カラオラCF先行で始まるPK戦は1人目サラマンカとの1試合目でケガをしたホセ・マヌエル・ガルヴァンが蹴る。PK戦に備え、延長後半からケガをおして出場したのだ。左サイドMFで、チーム内では能力の高い選手である。その期待に応え、ガルヴァンのPKは成功。そのプレッシャーか、ポンテベードラの1人目はポストに当てて失敗。

 2番手はFWベルエト・ゴメスでシュートで点を取るタイプのFWだが、プレイオフでは全く良い所が無かった。それでも、能力の高さで2人目を任されたが、外して失敗。最後まで良い所が無かった。それでも、ポンテベードラの2人目も外し、1-0でまだ有利だ。

 3番手はディフェンスリーダーのオリオル・ヌニェスで、ブリズローニーが抜けた時は主将を負かされるベテランだ。その期待に応え、左上に決める。ポンテベードラの3人目も決めて2-1とリードは一つのままだが、有利なのは変わらない。

 4番手はプレイオフ3試合で4得点と最も活躍した長身FWクリスピン・フェルナンドだが、決めたシュートは大半がヘッドでFWなのにシュートが苦手だ。それでも、監督の信頼で4番手を任されたが、やはりシュートが苦手で失敗。ここでポンテベードラの4人目が決めれば勝負は分からなくなるだけに痛い。それでも、ポンテベードラの4人目もフェルナンドに付き合って失敗。これで、5人目のブリズローニーが決めれば2部昇格が決まる。

カラオラCF 1-1 ポンテベードラ

     PK 3-1

(得点) 69分 ホセト・ガルシア(ポンテベードラ)

      78分 クリスピン・フェルナンド(カラオラCF)

(警告) 90分 ラファエル・イバニェス(ポンテベードラ)

 5人目ブリズローニーが右上に決めて、カラオラCFはプレイオフを制し、カルロスの公約通り、一発で2部昇格を果たした。


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