【2014-2015年5月(5)】
スペインリーグディビジョン1・第38節
この試合に勝てばリーグ連覇が決まるカラオラCF。7分にフォルチューヌのシュートで先制し、1点リードしても順調に試合を進める。
だが、後半に入っても追加点が取れず、雲行きが怪しくなる。66分、モモのボレーは僅かに左に逸れ、あわや同点のピンチを免れる。
1点リードのままアディショナルタイムに入った。デポルティボ・ラ・コルーニャはグラウンダーを右からエリアに入れる。これにGKカシジャスが反応し、ボールを抑えれば優勝は、ほぼ間違いなかった。
しかし、カシジャスがボールを抑える前に、ミケル・ペレラが押し込んで同点に追い付かれる。
デポルティボ・ラ・コルーニャ 1-1 カラオラCF
(得点) 7分 マルク・アントワーヌ・フォルチューヌ(カラオラCF)
90分 ミケル・ペレラ(デポルティボ・ラ・コルーニャ)
(警告) 2分 プラシル(カラオラCF)
試合は、このまま1-1で終了した。この後に優勝の瞬間アナウンスが流れることはなかった。そう、レアル・マドリードが最終戦でレアル・ソシエダを4-0の大差で下して優勝したのだ。
カラオラCFは最後の最後で優勝を逃し、レアル・マドリードはモーア、セスク・ファブレガスらを補強し、リーグで最も優勝を狙っていたクラブだった。その執念が、ここに実り、実に5季ぶりのリーグ優勝である。
(38節終了後)
1位 レアル・マドリード 27勝4敗7分け 71得点15失点 +56 勝ち点88
2位 カラオラCF 26勝3敗9分け 63得点26失点 +37 勝ち点87
そして、レアル・マドリードは7季ぶりにヨーロピアンリーグも優勝した。一方のカラオラCFはベスト8で分配金12億を得た。
こうしてシーズンは終了した。カラオラCFはリーグ26失点が少し多いことを懸念し、FCバルセロナのDFナジル(24)選手を移籍金15億+トレード要員2名(カカ、オリヴィエ・ヴェニョー)の条件で獲得。5年契約、年棒1億5700万で契約した。
更にカルロスは20億円を投資し、敷地をLv2に拡大。