2013年6月、アビダル、ニノが自由契約となり、ポール・キャティエが移籍と入れ替わりが激しくなり、更に5選手が移籍。今回は、そのうち2選手を紹介する。
DF ニール(33) 在籍5年 引退
リーグ通算 105試合2点1アシスト
国内カップ 4試合0点
欧州大会 38試合0点
オーストラリア代表DFで右サイドバック、センターバック。2008年7月にイングランド1部のブラックバーンよりフリー移籍。初年度はアンジェロ・クィンテェとのポジション争いが互角で調子の良い方が試合に出る感じで24試合出場1得点。翌2009-2010シーズンは世界レベルに成長したクィンテェの控えに甘んじ、途中出場が多くなるが、FCバルセロナ戦でアディショナルタイムに貴重な同点ゴールを挙げる。翌2010-2011シーズンは更に出場機会を減らし、15試合出場に終わる。2011-2012年は26試合に出場したが、今季は18試合出場と減らす。代表に選ばれて疲れが見える関係もあったが、大事なところで点を取るなど得点力があることも証明している。今季で限界を感じ、引退することになった。
DF アンジェロ・クィンテェ(32) 在籍7年 レバンテに移籍。
1部リーグ通算 195試合1点1アシスト
2部リーグ通算 46試合0点
国内カップ 19試合0点1アシスト
欧州大会 57試合0点
オランダ国籍の右サイドバックで2部昇格時のメンバー。2部でフル出場し、1部昇格時でもフル出場。ニール入団年はポジション争いで24試合の出場に終わったが、翌2009-2010シーズンは38試合フル出場。守備の選手で得点を取るタイプではなく、得点は勿論、アシストも記録しなかったが、エスパニョール戦でエリア外からのボレーでGKを弾いてゴールを挙げ、その年は1得点を記録し、後にも先にも得点は、この1点のみ。翌シーズンも1アシストをマークしたが、やはりアシストも、この1つだけで、守備職人らしさが出た。