【2006-2007年5月後半】
スペインリーグディビジョン2・第44節
レアル・スポルティング・ヒホン 1-3 カラオラCF
(得点) 5分 ファン・ディアス(レアル・スポルティング・ヒホン)
16分 ナビル・バハ(カラオラCF)
66分 アリエン・ホールマン(カラオラCF)
90分 イェルーン・ケティング(カラオラCF)
(警告) 42分 ブリズローニー(カラオラCF)
1点先行されるが、16分にナビル・バハがリーグ20得点目のゴールで同点とする。66分にPKを得たカラオラCFはアリエン・ホールマンが右にグラウンダーで決めて逆転。最後はCKからケティングが二度蹴り込んで3-1。これでリーグ30勝達成。2位バリャドリードがシウダー・デ・ムルシアと1-1で引き分け、差は5に広がった。
スペインリーグディビジョン2・第45節
カラオラCF 1-0 ラシン・フェロール
(得点) 73分 イェルーン・ケティング(カラオラCF)
勝てば優勝が決まる試合で、ケティングが73分にブラニのセンタリングをダイビングヘッドで決め、これが決勝点となる。相手のシュートを0に抑え、昇格1年目でスペインリーグディビジョン2初優勝。このことについて、カルロス氏は「優勝は予定していた結果。遅いくらいだが、二流や三流の選手にしてみれば上出来だろう。だが、これは通過点。来季はスペインリーグディビジョン1優勝を目指します」と相変わらず冷静で強気なコメントを残して締めた。
(契約交渉)
モナコのMFでチェコ代表のプラシル(24)と2年契約、年棒1億1800万円。リヨンのMFでフランス代表のペドレッティ(26)と2年契約、年棒1億5600万円で契約した。2選手は2月から口説いて興味を示さなかったものの、スペインリーグ2部優勝し、1部昇格するということが大きかったようだ。
スペインリーグディビジョン2・第46節
ロルカ 1-2 カラオラCF
(得点) 73分 ナビル・バハ(カラオラCF)
81分 ヘスス・カステジャノス(ロルカ)
90分 イェルーン・ケティング(カラオラCF)
1-1でアディショナルタイム。ケティングのゴールで勝ち越し、最終節を白星で締める。32勝5敗9分け、得点73、失点28、勝ち点105でスペインリーグ2部優勝した。
1位 カラオラCF 32勝5敗9分け 73-29 +44 105
2位 アルバセテ 27勝6敗13分け 73-28 +45 94
3位 バリャドリード 27勝6敗13分け 62-23 +39 94
7位 CAカラオラ 24勝13敗9分け 46-30 +16 81
ナビル・バハは21得点、15アシスト、6.32の成績を残し、タイトル3冠獲得。優勝分配金10億5000万円を得る。
そして、エストデーラ氏がシーズン会見を行っていた。
「今シーズン、我がクラブは優勝はおろか、昇格すら出来ずに非常に残念だ。どこかのクラブが昇格は勿論、優勝したそうだが、ただ、目的のために手段を選ばないその方針には正直なところ私でさえ嫌悪感を覚えるがね…」
相変わらずの減らず口である。