【2026-2027年3月】
クリスティアン・ガボール(54)氏を解任。トーマス・クリステンセン(36・デンマーク)スカウトと3年契約、年棒3億1300万で契約。
年初入団のマキシ・ロドリゲス(26)を早くも移籍リスト掲載。右サイドMFとして期待していたが、早熟なようで(このゲームでは)、リストアップに踏み切った。今後の右サイドMFには、ユースからジョー・コールを昇格させる予定。
フランスリーグディビジョン1・第28節
リヨン 1-3 FCモナコ
(得点) 6分 ブルーノ・ヴィルトール(リヨン)
45分 エスタシオ(FCモナコ)
49分 杉下竜次(FCモナコ)
61分 ジェラード(FCモナコ)PK
(警告) 71分 杉下竜次(FCモナコ)
前半6分にヴィルトールのゴールで先制され、1点ビハインドのまま、得点チャンスは作るが、早い時間帯でゴールを割れない傾向が最近では目立ちつつある。前半終了間際、右から上がってきたジェラードのセンタリングをエスタシオがヘッドで同点とし、今季16点目で、この時点で得点王単独トップ。49分、PKを得るが、ジェラードが右方向のPKを弾かれる。だが、杉下が詰めて流し込んだボールは相手GKがキャッチするも、そこはゴールの中でボールも完全にゴールの中だった。61分にもPKを得て、今度はジェラードが右方向を読まれながらも、きっちりと決めて3-1と2点リード。78分、FKからロベカルがフェイントで中央のコーフェンにパスし、コーフェンが放ったシュートは大きく枠を越える。4点目を狙えた場面は、それなりにあったが、ゴールを割ること無く、3-1で勝ち、リーグ11連勝。
ヨーロピアンリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦
FCモナコ 3-1 SCモナコ
(得点) 9分 エスタシオ(FCモナコ)
38分 コーフェン(FCモナコ)
45分 エスタシオ(FCモナコ)
80分 ヨハン・デュガリー(SCモナコ)
(退場) 36分 ダクール(SCモナコ)
グループHを勝点6で2位通過とギリギリ進出のSCモナコとの対戦。何度1回戦で当たったことか。試合は9分に、ルンバルトのスルーパスからエスタシオが裏を取って突破し、GKと1対1からグラウンダーのシュートで先制。36分、ダクールの退場で、少し気落ちしたSCモナコの隙を見逃さず、38分にエスタシオのシュートのポストの跳ね返りをコーフェンが押し込んで追加点を挙げると、前半終了間際にも、エスタシオが、GKとの1対1からシュートを放ち、これはGKに当たるが、後方にコロコロと転がり、3-0と前半だけで3点リード。だが、後半に入ると追加点が取れず、膠着したまま、時間だけが過ぎて、80分に右でエド・ブリッジがしぶとくボールをキープし、センタリングからデュガリーのジャンピングボレーが右に決まり、1点を返される。
オーナーの話によると「後半のうちに勝負を決めておきたかった、相手も10人だっただけにね。そんな状態の相手に逆に1点取られたのは良くない。この1点で状況はかなり違うものとなった。アウェイでも勝つつもりでやりたい」
フランスリーグディビジョン1・第29節
FCモナコ 2-0 トゥールーズ
(得点) 14分 コーフェン(FCモナコ)
86分 エスタシオ(FCモナコ)
14分、コーフェンが流し込んで先制。攻めるも、ボールの持ちすぎが目立ち、得点に結びつかなかったことが多かった。86分、相手DFからボールを奪ったエスタシオがシュートを放ってゴールし、これで今季17点目と初の得点王に少し前進。試合は2-0で勝ち、これで、今季2回目の12連勝。
代表選出8名。ルンバルト、コーフェン、ヨルグ・プット(ドイツ)、ヴィトール・バイア(ポルトガル)、杉下竜次(日本)、アルベルダ(スペイン)、ホン・ビョンホ(韓国)、メルヒオット(オランダ)が選出。ここでの代表召集はきつい。ヨーロピアンリーグ第2戦までに召集組にはコンディションを調整してもらいたいね。
フランスリーグディビジョン1・第30節
2位SCモナコ(一時期は9位まで低迷していたのに、すぐ浮上)との勝点差は23で、SCモナコの結果次第では、勝てばフランスリーグ3季連続13度目の優勝が決まる。
ボルドー 1-3 FCモナコ
(得点) 27分 エスタシオ(FCモナコ)
58分 エスタシオ(FCモナコ)
75分 ロッペン(FCモナコ)
82分 ユール・クレメール(ボルドー)
(警告) 33分 ホン・ビョンホ(FCモナコ)
54分 ジェラード(FCモナコ)
(負傷) 54分 エルシン・ティモフェエフ(ボルドー)
エスタシオの2ゴールで2点リードの75分、ロッペンが移籍後10試合目で初ゴールを挙げるなど3-1でリーグ13連勝したが、試合終了後、優勝の瞬間の場面が無かったので、SCモナコも勝ったんだな、と思った。
ヨーロピアンリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦
SCモナコ 1-1 FCモナコ
(得点) 6分 ジュリオ・デュモン(SCモナコ)
62分 デル・ピエロ(FCモナコ)
前半6分、ベレーのパスからデュモンがループヘッドを左に決めて先制を許す。14分にCKを3本続けるが、ゴールを割ることが出来ず、前半は1点ビハインドで折り返す。62分、デル・ピエロのゴールで同点に追い付く。だが、ここまで押していたのはSCモナコで、攻める場面が少ない中の同点だった。82分にはベレーが決定的な場面でふかしてくれて、ピンチを免れる。ここで、決められていたら流れが向こうに行ってしまったかもしれず、勝負を左右したポイントと言っていいだろう。
フランスリーグディビジョン1・第31節
FCモナコ 1-0 モナコ
(得点) 26分 杉下竜次(FCモナコ)
26分、杉下が今季17得点目のゴールで先制。後半は序盤から中盤までモナコペースで試合が進み、50分には直接FKのチャンスだったが、これは壁に当たる。杉下のゴールが決勝点となり、フランスリーグ13度目の優勝を決め、リーグ13連勝と、かつて達成したリーグ連勝記録の15連勝まであと2とした。