【2026-2027年11月】
ヨーロピアンリーグ・グループA第4節
ブルージュ 1-1 FCモナコ
(得点) 22分 ウィム・バン(ブルージュ)
51分 コーフェン(FCモナコ)
序盤は押していたけど、攻撃がチグハグで全体的に疲れが出ているのか。オフサイドを取られることも多い。そうしてもたついていると、22分にスミーツのクロスからバンのシュートはカルバーリョに当たり、向きを変えたボールはゴールへ・・・。その後も攻めるが、単調なプレイの連続で、前半を1点ビハインドで折り返す。こういう光景に出くわすと、見えない何かがそうさせているとしか考えられない。何せ相手はグループで最も下に見られているチームだから。それでも、51分に杉下のクロスに裏を取ったコーフェンがアウトサイドで同点とする。しかし、後が続かない。ブルージュのホームの意地なのか、女神の悪戯か。試合は1-1のドローで、微かにブルージュにもチャンスが残された。
フランスリーグディビジョン1・第14節
サンテティエンヌ 0-1 FCモナコ
(得点) 44分 杉下竜次(FCモナコ)
(警告) 59分 テュラム(FCモナコ)
69分 カリム・カイレ(サンテティエンヌ)
前半から何度も攻めるが、決定的なチャンスが作れず、苦し紛れのシュートが多かった。そんな中、44分に左から攻めていた杉下が左角度55度からのシュートが決まり、ようやく先制。前半だけでシュート数は0-7と一方的で0-1では、まだ分からない。だが、お互いに決めてを欠いたまま、後半は動きが無く、前半に取った1点が決勝点となった。
また代表選出か・・・。ここで主力がしばらく欠場するから、いかにその期間を乗り切るかが毎季の課題。ルンバルト、コーフェン、ヨルグ・プット(ドイツ)、ホン・ビョンホ(韓国)、アルベルダ(スペイン)、デル・ピエロ(イタリア)、メルヒオット(オランダ)、杉下竜次(日本)の8人が選ばれる。
フランスリーグディビジョン1・第15節
主力6人が抜ける中でのライバルSCモナコとの対決。気のせいだろうか、SCモナコ戦に限って、そういう巡り合わせになっている気がする。
FCモナコ 1-1 SCモナコ
(得点) 45分 エスタシオ(FCモナコ)
69分 ナタエル・ベレー(SCモナコ)
(警告) 81分 フィリップ・クリスタンバル(SCモナコ)
(退場) 40分 バラック(FCモナコ)
主力を欠いても戦力は全ての面でこちらが上回っていたが、試合は押されていた。それでも、無失点に抑えるが、40分にバラックが一発退場で1人少なくなり、厳しくなる。だが、45分にこぼれ球をエスタシオが押し込んで先制し、1点リードで折り返す。50分、SCモナコはCKを得るが、これはバイアがキャッチで抑える。69分、再びCKを得て、今度はベレーがヘッドで決めて同点とする。終盤に攻めの形を作り、アディショナルタイムに奥村が左でボールをキープし、クロスを上げるも、これは相手GKイェルジー・デュデクが難なく抑えて試合終了。ライバルマッチは1-1のドローで、FCモナコは15戦目で初めてのドロー。
立て続けの代表選出は厳しいね。ルンバルト、コーフェン(ドイツ)、アルベルダ(スペイン)、ホン・ビョンホ(韓国)、杉下竜次(日本)、デル・ピエロ(イタリア)、メルヒオット(オランダ)、リオ・ファーディナンド(イングランド)の8人が選ばれた。
フランスリーグディビジョン1・第16節
レンヌ 0-2 FCモナコ
(得点) 48分 エスタシオ(FCモナコ)
61分 エスタシオ(FCモナコ)
(負傷) 89分 カンター(レンヌ)
ファーディナンドをボランチに置くくらい大半の選手が欠場せざる負えなくなっている。攻撃が噛み合わず、前半は無得点に終わるが、後半、光プレイからエスタシオが先制ゴールを決めて、今季10得点目。61分にも決めて、この試合2ゴールで11得点とし、単独得点トップに。2点取った後の78分、ロベカルのシュートはGKに阻まれ、こぼれ球をエスタシオが押し込むが、相手ディフェンスの粘りで3点目が遠い。試合が終わってみれば、シュート数2-14と圧倒していたにも関わらず、得点は0-2と物足りない。
ヨーロピアンリーグ・グループA第5節
FCモナコ 2-2 プラハSL
(得点) 6分 フィーゴ(FCモナコ)
36分 フィーゴ(FCモナコ)
44分 ネドベド(プラハSL)
68分 パベル・ヴァチョウセク(プラハSL)
(警告) 20分 ジェラード(FCモナコ)
(退場) 86分 リカルド・カルバーリョ(FCモナコ)
バラックがケガから復帰したが、ファーディナンドをボランチで出す方が良さそうで、この試合もボランチはファーディナンド先発。6分、ロベカルのクロスを逆方向にいたフィーゴがアクロバティックなボレーで左に決めて先制。フィーゴは36分にもゴールを決めて、2-0とリードするが、44分にネドベドのシュートが決まり、1点を返されて前半を終える。68分、ヨセブストのパスからヴァチョウセクのゴールで同点に追い付かれる。何とか勝ち越したいFCモナコだが、攻撃の形が作れず、逆に86分、カルバーリョ退場でファーディナンドがセンターバックに下がり、ジェラードが1枚ボランチの位置に。FKのピンチもクリアし、カウンターからフィーゴがクロスを上げるが、これはプラハSLがクリア。2-2のドローで試合は終了した。もう1試合はセルテッィクがアウェイで3-0とブルージュに圧勝。決勝トーナメントは次節に持ち込された。
フランスリーグディビジョン1・第17節
FCモナコ 1-1 ソショー
(得点) 24分 奥村辰彦(FCモナコ)
85分 ラインダース(ソショー)PK
代表召集組の疲労が取れず、苦しい戦いが続くが、24分に右のセンタリングから混戦を奥村が押し込んで先制。追加点のチャンスはあったものの、生かすことが出来ず、前半は僅か1点のリードで折り返す。後半もチャンスを作るのだが、2点目が遠く、85分にPKを与え、ラインダースに決められて、現在19位のソショーに同点に追い付かれる。勝ち越したいFCモナコは、89分、フィーゴの強烈なシュートは相手GKが弾き、CKを得るも、それを大きく弾かれ、ロベカルがキープし、大きくエリア中央へボールを供給するもオフサイド。試合は1-1のドローで終了。