博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

温暖化による寒冷化?

2021年08月26日 | 環境・エネルギー
 昨日、北極圏のグリーンランドの高山地帯に水の雨が降ったという衝撃的なニュースをご紹介しました。陸地の巨大氷河が溶けてしまうと海面上昇による被害の可能性を昨日のブログで書きました。このことだけでも深刻な大問題です。例えば東京23区の中で真っ先に被害を受けそうな海抜0メートル地帯には120万~150万人の都民が住んでいるのです。しかし恐ろしいことは海面上昇だけではないのです。実はこのニュースを聞いて . . . 本文を読む

グリーンランドの雨の衝撃

2021年08月25日 | 環境・エネルギー
 読売新聞の報道によりますと「大部分が北極圏にあるグリーンランドを覆う氷床の最高地点(標高3000メートル超)で、雪ではなく雨を観測史上初めて確認したと、米国立雪氷データセンターが発表した。氷床全体で大雨による氷の大量融解も確認されたといい、地球温暖化の影響が本格化している可能性がある。降雨は14~16日、標高3216メートルの地点にある気象観測施設で観測された。この施設では1989年の設置以降、 . . . 本文を読む

台風一過の雨

2021年08月24日 | 読書記録
 台風12号は九州北方を通過して、温帯低気圧に変わりましたが、湿った空気を九州北部に呼び込んで雨模様が続いています。上記天気図のソースです。⇒ https://news.yahoo.co.jp/articles/1b473a34e85f976b6610fe5de20fa350b67d0074/images/000 . . . 本文を読む

カーニアン多雨事象の原因の解明とその意味

2021年08月23日 | 科学
 昨日ご紹介させていただいた約2億3千万年前の中生代三畳紀に起こった200万年間大雨が続いた「カーニアン多雨事象」の原因の解明が進み、昨年12月に公表されました。九州大学大学院理学研究院の尾上哲治教授、奈良岡浩教授、熊本大学大学院自然科学研究科の冨松由希氏(博士3年、九州大学委託研究生)、海洋研究開発機構の野崎達生グループリーダー代理らの共同研究グループは、神戸大学、千葉工業大学、早稲田大学と共同 . . . 本文を読む

200万年間降り続いた雨

2021年08月22日 | 科学
 本日の福岡は雨でした。8月11日から、途中2~3日を除いて、ずっと雨模様の日が続いています。このため九州から西日本全域で水害が発生しています。 こういう気候が続くと気がめいってきますが、過去の地球の歴史を振り返りますと、なんと200万年の長きにわたって雨が続いた時期があったのだそうです。それは中生代の三畳紀という時代で、今から約2億5190万年前から2億130万年前までのおおよそ5千万年続いた時 . . . 本文を読む