博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

実際に作れるか

2008年11月28日 | 宇宙開発・天文
 以前私のブログで宇宙エレベータは十数年前までは夢物語でしたが、1991年に革新的な新素材のカーボンナノチューブ(CNT)が日本の研究者(飯島澄男名城大学教授、91年当時はNEC研究所所属)によって発見されて以降、真面目に検討されるようになったという話を書きました。実際にはCNTを大量生産する技術は未確立です。また72000キロの長さのCNTケーブルが自然界でどのような挙動をするかも、未知の部分は大きいと思われます。コンピュータシミュレーションでも解明し切れない部分は出てくるでしょう。
 ただ面白いことに現在既に私達は、日本国内でも24万キロの長さの切れ目無く続く光ファイバーケーブルを建設して情報通信に使っているのですね(平成14年版情報通信白書より)。24万キロの距離は月までの距離の63%にもなります。私達はこの超巨大なインフラを使って電話をかけたりネットに繋いだり、メールを送っているわけです。全く意識していませんが既にそういう時代に私達は生きている訳です。実際に宇宙エレベータの建設に着手する日は案外近いかもしれません。 

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