博多住吉通信(旧六本松通信)

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冥王星

2006年01月21日 | 宇宙開発・天文
 宇宙がらみの話題が続きます。いつかこの日が来ることを待ち望んでいた冥王星探査機が打ち上げられました。
 1月20日の毎日新聞の報道によれば、NASAは米東部時間19日午後2時(日本時間20日午前4時)、世界初の無人冥王星探査機「ニューホライズンズ」を米南部フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。2015年7月ごろに冥王星付近に到着、大気や表面などの観測を行ったうえ、小天体が分布する「カイパーベルト」帯の調査も試みる計画だ。とのことです。
 冥王星は太陽系で唯一、未探査の惑星です。ニューホライズンズの冥王星までの飛行は約9年半に及ぶとのことです。
 上記の記事の解説では、同探査機は高さ70センチ、最長部の幅2.7メートル、重さ478キロ。各種カメラや分光計、荷電粒子観測装置などを装備している。冥王星と、衛星のカロンに1万~2万7000キロ程度まで接近して写真撮影などを行う。計画の総費用は約7億ドル(約800億円)。打ち上げはアトラス5型ロケットで行われ、打ち上げ速度は時速約3万6000キロを超え史上最も速かったという(画像はNASA提供)。
 1930年に発見された冥王星は太陽系の最外縁部に位置し、248年周期で公転している。太陽からの平均距離は59億キロと地球-太陽間の距離の約40倍も離れているうえ直径が2300キロ強と月の3分の2ほどしかなく、地球からの観測は難しい。ニューホライズンの観測による新事実の発見が期待されているということです。

makiさん
当地に軟着陸したら楽しいですね!(思い切り危ないって!)


 

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